性病についての正しい知識 | メンズ形成外科 青山セレス&船橋中央クリニック

性病・性感染症はとても怖い病気です！

▼性病・性感染症、STDについて正しい知識を持ちましょう！▼

• 性病はとても怖い病気です！
• 性病に感染してしまう行為とは？
• オーラルセックス（口のみの性行為）だけでも性病はうつる！
• 性病に気付かないと…
• パートナー（彼氏・彼女）も同時に治療しないと意味がない（ピンポン感染）
• 性病と包茎の関係とは？
• 性病の予防方法

性病はとても怖い病気です！

性病・性感染症（STD・STI）でもっとも怖い点は、知らないうちに感染している、という点です。 男性の淋菌性尿道炎（りんきんせいにょうどうえん）のように、感染から早くに症状があらわれるものは、まだ「マシ」な性病です。 尖圭コンジローマのように感染当初は病変が小さい、エイズ・肝炎ウィルスのように全く症状が出ない場合は、本人の自覚がないまま病気が進行することが多々あります。その間に他の人と性行為を行い、多くの人に感染させている可能性もあります。 自分の大切なパートナーや家族にまで感染させないように、性病に感染する行為（次項）を行った場合は、早期に性病専門クリニックにご相談なさることをおすすめします。

性病に感染する行為とは？

風俗店でいわゆる「生の挿入」で「本番行為」をしないと、性病は感染しないと思う方が多いですが、コンドームを着けていても感染する性病（注1）もあります。また、キスだけでも感染する性病（注2）もあります。
現在は風俗店だけでなく、一般の女性も性病に感染している場合も多く、クラミジアに関しては全女性の5%が感染していると言われています。過去に20人の女性と性行為を行った場合、そのうち1人はクラミジアに感染していた計算となります。

自分は大丈夫、と甘くみているとしっぺ返しを食うのが、性病です。性病について正しい知識を持ったうえで、性行為を行ってください。
（注1）クラミジア、淋菌は、オーラルセックス（口のみの性行為）で感染します。クラミジア・淋菌が喉に生息している風俗女性は多く、ほとんどの場合無症状のため、本人の自覚がなく周囲に感染していきます。
（注2）B型肝炎ウィルスは非常に感染力が強く、ディープキスでもうつります。

オーラルセックス（口のみの性行為）だけでも性病はうつる！

口のみで行う性行為、オーラルセックス（フェラチオやクンニ）で感染する性病は、多くあります。

• もっとも多いのは、淋菌（りんきん）、クラミジアで、風俗女性の咽頭（のど）にこの２つの病原体が生息していることがあるためです。ともに咽頭に生息しても症状があらわれていない場合が多く、風俗女性自体に感染の自覚がありません。
• また、フェラチオをされ、皮膚の表皮が微細に傷つくのと同時に、常在菌のバランスがくずれたことで、雑菌性尿道炎やカンジダに感染するケースがよくあります。
• さらに、フェラチオを相当激しくされると歯があたりペニスに傷が付き、相手の歯茎（はぐき）から出血があれば、梅毒（ばいどく）、B型肝炎、C型肝炎、HIVに感染する可能性があります。
• 風俗店で行為の前に、消毒液（イソジン）を使ってうがいを行っても、性病への予防効果は全くありませんのでご注意ください（うがいをする意味はありません）。

性病に気付かないと…

性病・性感染症（STD・STI）と気付かずに放置しておくと、以下のことが起こり得ます。

HIVなど、さらに他の性病にかかりやすくなる

クラミジア、尖圭コンジローマ、トリコモナスなどの感染に気付かず放置していると、さらに他の性病にかかりやすくなると言われています。特に淋菌、C型肝炎、HIV（エイズ）にかかる確率が高くなると言われているため、注意が必要です。

不妊症

精巣上体炎となり、両側性に発症した場合は、精子の通り道が詰まってしまい、不妊の原因となります。 女性の場合は、クラミジアや淋菌性膣炎が進行すると卵巣炎となり、不妊の原因となります。

死

梅毒、HIV感染、B型肝炎、C型肝炎は、いずれも進行する病気で、死に至る可能性があります。

陰茎がん、子宮がんを発症するリスク

尖圭コンジローマの原因となるヒトパイローマウィルス（ＨＰＶ）には、陰茎がんや子宮がんを誘発するタイプもあります。がんを発症後、死に至るケースもあります。

子どもの先天奇形など

性病に感染していることに気付かず妊娠、出産をした場合、子どもに性病がうつる、性病が原因で先天奇形で生まれてくるケースも多くあります。

パートナー（彼氏・彼女）も一同時に治療しないと意味がない（ピンポン感染）

感染したご自身だけが性病治療を受けて完治しても、パートナーが治療を受けていない場合、ふたたびパートナーからまた同じ性病をうつされます。お互いにうつし合うことを卓球のラリーにたとえて、「カップル間のピンポン感染」と呼びます。
ピンポン感染を終わらせるために、パートナーにも必ず性病治療を受けてもらうようにしてください。

ピンポン感染が多い性病

• トリコモナス感染症
• 淋菌
• クラミジア
• 尖圭コンジローマ

性病と包茎の関係とは？

包茎のペニスである場合、亀頭が常に包皮におおわれているためジメジメした状態にあります。ジメジメした亀頭部は尿・汗で汚れ恥垢（ちこう）がたまりやすく、さまざまな病原菌を繁殖させる温床に適した状態となります。
包茎は極めて不衛生であることから、性病・性感染症（STD・STI）にかかる率も高まります。

国際学会などでは、包茎とHIV（エイズ）の関連性を説く専門医もおります。
また、包茎の方が感染しやすい性病として、尿道炎と尖圭コンジローマがあります。これらの性病は性行為時に陰茎部の余った皮が亀頭部にかぶることで、尿道口に広がりやすくなります。そこから病原菌が入って感染するため、包茎の場合、正常な方に比べて感染しやすくなります。

ユダヤ教・キリスト教で行われている割礼（かつれい：包茎治療）は、水が少ないために入浴でペニスの清潔を保つことが困難だった紀元前の中東で、ペニスを清潔に保ち、性病を予防するために始まったと言われています。 それほど包茎は、性病においてデメリットが多いと言えます。

包茎治療

性病の予防方法

性病・性感染症（STD・STI）を予防するためにもっとも大切なことは、不特定多数の相手との性交渉を避けること、 コンドームを着用することです。
性感染症は、1回の性行為でも感染します。粘膜の接触によって感染することが多いため、性行為中は終始コンドームを着用することが大切です。避妊という観点だけではなく、性感染症の予防として、性行為の際には必ずコンドームを着用しましょう。

また、以下の「注意」に記載した通り、コンドーム着用だけですべての性病は予防できません。不特定多数との性行為は避けましょう。また、不特定多数と性行為と行う人との性行為、も避けるべきです。

注意

• 淋菌・クラミジアなどの尿路感染症は、オーラルセックス（フェラチオ）でも感染します。
• ケジラミはコンドームでは予防できません。
• B型肝炎ウィルスは、非常に感染力が強く、ディープキスでうつります。
• 尖圭コンジローマや性器ヘルペスが、陰のう部（タマ袋）などコンドームで覆えない部分に感染するが可能性はあります。

性病治療の流れ

※保険診療は行っておりません。自由診療の診察・治療・投薬となりますことを、あらかじめご了承下さい。
※完全予約制となります。プライバシーは堅くお守りいたします。
※予約・診察は偽名でもお受けいただけます。お気軽にご相談ください。

性病・性感染症（ＳＴＤ）についての総括（まとめ）

性病・性感染症（STD,STI）は、性器接触以外のオーラルセックス・アナルセックスからも感染し､無症状な場合もあります。
｢このまま放っておけば治るかも?｣と楽観視される方も多くいらっしゃいますが、性感染症は放置すると刻一刻と悪化します｡性行為後に症状が出るなど、心あたりがある方は早期に受診なさることを強くおすすめします｡
また、無症状なケースでも性病検査が可能です。性病検査によって患者様の「もしかして」という不安を、「よかった！」の安心に変えます。当院で開院以来、専門的に性病・性感染症の治療や検査を行っております。一人で悩まず、どうぞご相談ください！

性病治療についての個別詳細ページ Contents

• 性病トップページ
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• 性病検査について
• ジスロマックについて
• 性病を主な原因から調べる
• 性病を主な症状から調べる
• 尿道炎
• 亀頭包皮炎
• 精巣上体炎
• 前立腺炎
• 性器の潰瘍性病変
• 淋菌
• クラミジア
• 雑菌性尿道炎
• 尖圭コンジローマ
• 梅毒
• 性器ヘルペス
• カンジダ
• ケジラミ
• トリコモナス感染症
• HIV・エイズ
• A型肝炎
• B型肝炎
• C型肝炎
• 軟性下疳
• 鼠径リンパ肉芽種症
• 疥癬
• 性器伝染性軟属腫
• 赤痢アメーバ症