淋菌(りんきん)とは
淋菌について
分かりやすく解説します
性病治療もお任せ下さい!的確に診断・治療します!
淋菌(りんきん)
の症状、治療法について解説します。
淋菌
症状の傾向は?
- 排尿痛(尿道炎)がある
- 性行為から日を空けずに症状が出る。
- 風俗でフェラチオを受けた際に感染しやすい。
淋菌の原因
淋菌感染症は、淋菌Neisseria gonorrhoeaeという細菌を原因菌とする性感染症です。
淋病とも言います。
淋菌の特徴
- クラミジアと比べ、口のみの性行為であるオーラルセックス(フェラチオ)による感染が多いことが特徴。
- 女性の感染者はほとんどの場合、無症状のことが多い。
- 風俗に勤める女性に多い。
- フェラチオにより咽頭炎(淋菌性咽頭炎)や、アナル(肛門)セックスにより肛門直腸炎を引き起こす。
- 淋菌性咽頭炎は無症状のことが多く、本番行為を行わない風俗店でも蔓延する原因となる。
- 淋菌性咽頭炎の症状は、通常の風邪か、クラミジア性か、淋菌性か、の区別がつかない。
男性の症状の特徴
- 性行為を行ってからおよそ2~10日後に、尿道が熱く感じる排尿痛や、尿道口よりどろっとした黄緑色の排膿など、尿道炎の症状を引き起こします。 この尿道炎症状は、尿道に淋菌が留まっているために引き起こされます。また、尿道炎症状を放置すると、自然に排尿痛や排膿が治まることもありますが、治癒してはいません。その状態でふたたび性行為を行うと、パートナーを感染させる可能性があります。
- 症状を放置すると、淋菌が尿道から上行性に感染が増殖し、前立腺炎や精巣上体炎を引き起こします。この場合、睾丸(キンタマ)が鶏卵大に大きく腫れ、激痛を伴うことがあります。両側の精巣上体炎をおこすと、治癒後に精管の通過障害によって無精子症を発症し、不妊症となるケースがあります。
- さらに淋菌が増殖すると菌が血液中に入り、敗血症、関節炎、皮膚炎、心内膜炎、髄膜炎などの全身感染症を引き起こすことがあります(播種性淋菌感染症)。
- 一般的な症状として、排尿痛や尿道からの排膿を伴いますが、どちらかだけの場合やまったく無症状のケースもあります。この場合気付かない間にパートナーに感染させてしまうことがあります。
- 炎症が亀頭、包皮におよび、かゆみや痛みなど亀頭包皮炎の症状が出るケースもあります。
尿道炎の症状の比較
淋菌性尿道炎 | クラミジア性尿道炎 | 雑菌性尿道炎 | |
---|---|---|---|
潜伏期間 | 2~7日 | 3日~3週 | 1~3週 |
発症 | 急激 | 比較的緩徐 | 比較的緩徐 |
分泌物の性状 | 膿性 | 漿液性ないし粘液性 | 漿液性ないし粘液性 |
分泌物の量 | 中等量~多量 | 少量~中等量 | 少量~中等量 |
排尿痛 | 強い | 軽い | 軽い |
女性の症状の特徴
- 女性が感染した場合の症状は、帯下(オリモノ)の増加、膿様帯下、悪臭などの子宮頚管炎を引き起こします。が、男性に比べ女性は症状が少なく、気付かないこともしばしばあります。約8割の女性が無症状です。
- 淋菌が上行性侵入すると、子宮内膜炎、骨盤内炎症性疾患(卵管炎、卵巣炎、骨盤腹膜炎など)、肝周囲炎などを引き起こします。骨盤内炎症性疾患の後遺症として、不妊症となることがあります。
淋菌の診断方法
男性の診断方法
- 尿検査(細菌培養検査法または淋菌PCR法)
- 女性は症状が出にくいためパートナーも必ず検査すること。
女性の診断方法
- 膣分泌物検査(細菌培養検査法または淋菌PCR法)
※口腔内の淋菌検査は、常在菌が多い為、適切な方法はありません。
※淋菌感染症の20~30%にクラミジアとの混合感染がみられます。そのため、淋菌の検査をされる場合は、クラミジアも合わせて検査されることをおすすめいたします。
淋菌の治療方法
一週間の抗生剤内服、もしくは抗生剤の注射・点滴による治療を行います。
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淋菌に関するよくあるご質問
- 淋病(淋菌感染症)はどのような病気ですか?
- 淋病は、淋菌という細菌を原因菌とする、古典的な性感染症のひとつとなります。
男性は主に尿道炎を起こし、尿道から上行性に侵入すると前立腺炎や精巣上体炎を引き起こします。治癒後も精路通過障害による、不妊症などの後遺症を残すことがあります。
女性は主に子宮頸管炎を起こします。淋菌が上行性に侵入すると、子宮内膜炎・骨盤内感染症(卵管炎、卵巣炎、骨盤腹膜炎など)腹膜炎・肝周囲炎などを引き起こします。骨盤内感染症の後遺症として、不妊症となることがあります。
また、淋菌は咽頭炎(オーラルセックスによる)・肛門直腸炎(アナルセックスによる)成人の結膜炎や新生児の結膜炎(分娩時の産道感染による)を引き起こします。
さらに淋菌が血中に侵入し、敗血症・心内膜炎・髄膜炎・関節炎など全身感染症を引き起こすことがあります。 - 尿をする時に激痛を感じ、黄色いウミ(膿)のようなものが出ます。淋病(淋菌感染症)の可能性がありますか?
- 可能性は非常に高いと思われます。
このような症状が出た場合は、速やかに病院を受診なさることをおすすめいたします。 - 淋病(淋菌感染症)の症状が出て、何日くらい経過してから検査を行うとよいですか?
- 1~10日の経過期間があれば、検査が可能です。
- 淋病(淋菌感染症)は治療からどれくらいで治りますか?
- 基本は、内服薬を1~2週間服用していただければ治りますが、服用後に再検査をして陰性を確認することをお勧めします。
- 淋病(淋菌感染症)で死に至るケースはありますか?
- 淋菌が血中に侵入すると、全身感染症を引き起こすことがあります。気になる場合は、速やかな受診をおすすめします。
- 男性と女性の淋病(淋菌感染症)の症状で違いありますか?
- 男性の淋菌性尿道炎は、「尿道口より濃い黄色調の膿の排出」「排尿痛」「尿道口の発赤」などの症状が出るため比較的容易に診断できますが、女性の場合は無症候性感染といって症状が乏しいため、自己判断では見落としやすくなります。
- パートナーやセックスの相手が淋病(淋菌感染症)を持っていなくても、淋病(淋菌感染症)に感染する可能性はありますか?
- 淋病は性感染症(STD)と言われていますが、性行為のみで感染するとは限りません。
- 淋病(淋菌感染症)は温泉やプールなどでも感染しますか?
- 温泉やプールの水の中で感染する可能性はかなり低いですが、タオルの共有による感染は十分に考えられます。感染者とのタオルの共有などは、避けるようにしてください。
- 淋病(淋菌感染症)の感染率(所有率)の可能性は、日本人と外国人ではどちらが高いですか?
- 近年、淋菌感染症は欧米先進国では減少傾向にありますが、東南アジアやアフリカなどの発展途上国において依然として蔓延しています。1990年代半ばから、男女ともに増加傾向を示しています。
性病治療の流れ
step
1
カウンセリング
性病の疑いを感じて受診なさる患者様は、「早く治したい」「確実に治るか?」「家族に内緒で治せるか?」などの疑問や不安を感じて来られます。
症状や治療法について、わかりやすく丁寧にお伝えしております。完全個室のカウンセリングルームで対応しておりますので、ほかの方と顔をあわせることはございません。安心してご相談ください。
step
2
男性医師による
問診・診察
発症時期や症状等について、問診を行います。患部の状態を診察し、必要な治療方法・薬・検査についてご説明いたします。
step
3
検査など
診察により下記検査を実施いたします。
・尿検査
・血液検査
・(スワブ)検査(患部を綿棒でこする検査)
step
4
薬による治療
症状にあわせた薬の処方を行います。点滴による治療を行うこともございます。
step
5
性病の完治
※保険診療は行っておりません。自由診療の診察・治療・投薬となりますことを、あらかじめご了承下さい。
※完全予約制となります。プライバシーは堅くお守りいたします。
※予約・診察は偽名でもお受けいただけます。お気軽にご相談ください。
性病・性感染症(STD)についての総括(まとめ)
性病・性感染症(STD,STI)は、性器接触以外のオーラルセックス・アナルセックスからも感染し、無症状な場合もあります。
「このまま放っておけば治るかも?」と楽観視される方も多くいらっしゃいますが、性感染症は放置すると刻一刻と悪化します。性行為後に症状が出るなど、心あたりがある方は早期に受診なさることを強くおすすめします。
また、無症状なケースでも性病検査が可能です。性病検査によって患者様の「もしかして」という不安を、「よかった!」の安心に変えます。当院で開院以来、専門的に性病・性感染症の治療や検査を行っております。一人で悩まず、どうぞご相談ください!
性病治療についての個別詳細ページ Contents
性病治療の料金 (全て税抜表示)
※料金には基本治療費、通常麻酔(局所麻酔)、アフターケア、検診料がすべて含まれています。
性病治療(すべて税込表示) | |
---|---|
初診料 | 5,500円 |
コンジローム除去 | 55,000円~ |
フォアダイス除去 | 33,000円~ |
各種性病検査 血液検査・尿検査 | 1項目 11,000円~ |
内服薬(症状により) | 11,000円 |
点滴(症状により) | 11,000円 |
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カウンセリングからアフターケアまで
一貫して行いますから安心です。理事長:元神 賢太経歴・資格- 平成11年3月 慶應義塾大学医学部卒
- 平成11年4月 慶應義塾大学病院勤務
- 平成15年12月 船橋中央クリニック院長
- 平成25年1月 青山セレスクリニック 治療責任者
-
医師:曽山 浩輔経歴・資格
- 平成5年3月 ラ・サール高等学校卒業
- 平成11年3月 九州大学医学部卒
- 平成11年4月 九州大学医学部附属病院勤務
- 平成13年~ 大手美容外科勤務、院長等歴任
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青山セレスクリニックは経験豊富な専門医が、治療からアフターケアまで一貫して担当いたします。
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「すべての方にご満足いただける医療を提供する」をポリシーに、長年患者様へ対応しております。
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責任者:高林洋一
最終学歴:S43年慶応義塾大学医学部卒業
勤務歴:H28年青山セレスクリニック管理者
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