女性のオーガズムを医学的に解説！イクってどういう状態？ | メンズ形成外科 青山セレス&船橋中央クリニック

出演者情報

元神医師：包茎や早漏治療などのペニスの悩みを発信している「Dr.元神チャンネル」主宰。

橘：患者の悩みを時間をかけてお聞きする。「寄り添い型」カウンセラー。

伊藤：美容医療女性カウンセラー。

オーガズムを徹底解説

伊藤：オーガズムって何なの？徹底解説。

橘：今回はですね、性行為においてのオーガズムというところのテーマに沿って、お話をしていきたいと思います。いわゆる性行為の中でイクとか、オーガズムっていうのは男性・女性お互いにとって極めて重要なことだと思いますが、伊藤さんに質問なんですけれども、女性からすると、性行為においてイクことっていうのはどれくらい重要でしょうか？

伊藤：私あんまり重要じゃないです。

元神先生：伊藤さんはちなみにオーガズムを感じれる人ですか？真面目に聞きますけど。

伊藤：・・・

元神先生：まぁ大丈夫です。オーガズムを感じれる人と感じれない人っていますからね。男性はオーガズム100％感じます。これ射精＝オーガズムなんです、男性は。それ以上のものはないんですよね。

橘：今冒頭に質問した理由っていうのが、女性によってはオーガズムに達しなくても、スキンシップがあればそれで良いという女性もいるというのをですね、記事とかで見たんですけれども。これは結構女性によってそういう方も多いんですかね？

伊藤：中イキしない子は終わって彼が部屋から出たらそのままオナニーしてるっていう人も結構聞きます。ショックかもしれないんですけど、知っておいてほしいと思いました、男性たちには。満足してないとかじゃないんですけど、多分…出すわけじゃないじゃないですか。完了が分かりにくいじゃないですか、女性って。だから自分がいいように終わりにする人は結構いると思います。

元神先生：結構いる？

伊藤：うん…

橘：でも伊藤さんはそこには別にそんなこだわりはないってことなんですね。

伊藤：ん〜？

橘：ちょっとよく分からない。

元神先生：やっぱりそういう女性は男性のペニスのちゃんと当たってないっていうか、スポットに当たってないっていうか、なんだろうね…

伊藤：スポットとかももしかしたらあるとは思うんですけど、そもそも膣の中でイカない女性は…

元神先生：だから自分でその後外イキするってことね。

伊藤：はい。

橘：これは単純に男性側の前戯とか、そういうのが足りてないっていうことなんですかね？

元神先生：外イキした後に挿入すれば良いよね、そういう人は。

伊藤：うーん…

元神先生：でもオーガズム、やっぱり女性感じない方も結構いますよ、分かりますそれは。

橘：このオーガズムに達しない女性の場合は、今伊藤さんから話あった終わりがなかなかつかめないっていうところなんですけど、これなんかあるんですか？終わりのタイミングっていうのは。

伊藤：あるんじゃないですかね？

橘：達しました、満足ですの指標がないとすると、どこまですればいいのかっていう。

伊藤：でも、結局パートナーが達すればそれで自分も終わりで満足することも多いと思います。

伊藤：でも今日はちょっと違ったなっていう時に、きっと女性は最後自分でオナニーして終わるんだと思います。

橘：なるほど。その時にもよるってことですね？

伊藤：その時とか相手がうんぬんじゃなく、気分の問題と。

女性のオーガズムのメカニズム

橘：先生まず、オーガズムのメカニズムっていうのを教えてもらいたいと思うんですが、これどういった原理で起こるものなんでしょうか？

元神先生：基本的には男性と一緒なんですけども、男性が射精する時にオーガズム感じる感じが、女性がオーガズム達した時は、やっぱり子宮とか膣の筋肉が収縮してるんですよね。そういう状態ですよね。要するに性的興奮を受けて、刺激を受けて、ある一定のところに達すると高ぶって、あとは脳でオキシトシンっていう物質だったり、エンドルフィンっていう物質が分泌されるんですね。

元神先生：そこですよね、一番は。結局頭で感じてるので、気持ち良さは。知ってます？エンドルフィンっていう物質は。

伊藤：聞いたことなかったです。

元神先生：覚醒剤的な、麻薬的な物質ですよね。脳で出るんですよね。だから気持ちいいんですよね。ほとんどの方は麻薬とか覚醒剤してないと思いますけど、脳の中で分泌されるのがオーガズム、エンドルフィンだから気持ちいいんですよ。以前の動画で話しましたけど、厳密に細かいメカニズムっていうのは未だに分かってないです、どういう状態なのか。研究が進まないんですよね、研究対象がいないので。性行為をずっと何十人何百人も観察しないと、そういう研究って進まないので、実際無理なので。だけど脳内ではエンドルフィンが出てるっていうのが分かってますね。

橘：こういった細かいメカニズムはあると思うんですけれども、まず率直に冒頭の伊藤さんの意見も踏まえて、性行為において女性のオーガズム、これはオーガズムに達するように頑張るべきなのかどうか。

元神先生：パートナー、お互いでそこを目的に頑張ってもいいとは思いますけど、どうなんですかね？オーガズム自体、女性のオーガズムの役割ってホントに分かってなくて、色んな説があって、男性が射精するのと同じように、ただ単に残ってる。要するにそういうものって、例えば男性の乳首とか、女性は本来授乳って機能があるけど、男性の乳首は全く意味ないじゃないですか。だけど発生の段階で男と女が分化していく、受精卵から分化していく過程で、残っちゃったものなんですよ、男性の乳首。男性の射精っていうのは、必ず動物学的に子孫を残すために必要なもので、そのオーガズムにも必要だけど、女性の中では残っちゃってる。それが女性のいわゆるオーガズム。だから本来の意味はないんじゃないかっていう。

橘：なるほど。

元神先生：男性の射精は、オーガズムは意味があるけど、女性のオーガズムは意味がないから全員が感じるものではないんですよね。なくてもいいものとも言われてる説が1つ。もう1つは女性がイッた時に、オーガズムを感じた時に、オキシトシンっていうホルモンが分泌されて、それが膣とか子宮の壁を収縮させて、精子が登りやすくさせるっていう作用もあるって言われてるので、その動物学的に子孫を残すために、そういうのを感じるっていう説も1つあります。色んな説があるんですけども、やっぱりよくわかってないです、細かいところは。

橘：面白いですね。このオーガズムに対してはそういった役割があるかもしれない。ただ女性によっては体質的にイけないとか、っていう人もいるかもしれないので、そういう場合はお互い努力して目指していくべきっていう感じですかね。

元神先生：そうですね。AV男優に教わるかです。

伊藤：このイクっていうのと、女性のクリトリスは、なんか残ってしまったものなんだっていうのが勉強になりました。意味はないけど、残ってるものってことなんですよね？

元神先生：そうそう。女性のクリトリスは性感帯の役割がありますけど。

まとめ

橘：ちょっと結論付けが難しいので、最後は伊藤さんに結論付けをしてもらおうかなと。性行為において、これが大事かどうか？目指すべきかどうかとか。

伊藤：個人差あるから難しいですね。

元神先生：生物学的に最初に話したことで言うと、どっちでもいいんですよ別に。

伊藤：どっちでもいいんです。

橘：どっちでもいいんですね？

伊藤：どっちでも大丈夫です。

橘：分かりました。なるべく相手が満足できるように心がけると。そんなにオーガズムだけにこだわらずにって感じですかね。

元神先生：こだわらなくてもいいと思いますけどね。

伊藤：すごくこだわって聞く男性もいるじゃないですか？

元神先生：イッた？みたいな。

橘：アレなんか女性からすると嫌なんですか？

伊藤：別にお気になさらずって、大丈夫ですよって思ってます。

橘：そういう人いた？

元神先生：結局女性も演技するからね。

伊藤：そうですそうです。それも含めてです。

元神先生：それも含めてね。