メンズ形成外科 | 青山セレス&船橋中央クリニック

包茎手術には様々な方法や呼び名がありますが、今回は皐月クリニックで行なわれている「皐月式マイクロＶカット法」という手術方法の特徴について詳しく解説いたします。

皐月クリニック「皐月式マイクロVカット法」

性感は損なわずに包茎を治したい

包茎手術をお受けになるにあたり患者様が心配なさる項目の中に、「性感が損なわれてセックスが楽しめなくなるのではないか？」という点があります。たしかに、包茎が治ったけれどもセックス時に性感がなくなってしまっては困りますね。「感覚は変わらずに包茎を治す」は治療跡を美しく仕上げるくらい、重要なポイントだと思います。当院をはじめ多くのクリニックが、患者様のご希望があれば性感帯である「小帯（しょうたい）」と呼ばれる裏すじを温存する治療方法を行っております。

皐月式マイクロＶカット法とは？

「皐月式マイクロＶカット法」は、皐月クリニックさんで行われている包茎手術の手術方法です。

実際に皐月式マイクロＶカット法でお受けになったとおっしゃる患者様を数例見たことがありますが、「亀頭直下で皮を除去し縫合する」という亀頭直下埋没法と同じ方法でした。皐月クリニックさんでお受けになった患者様によると、「亀頭直下で治療を行い、なおかつ性感帯である小帯（しょうたい）部分を残す治療法」と説明されたそうです。

なるほど、小帯という性感帯を残すために裏側をＶ字にカットして縫合されています。当院をはじめ多くのクリニックが行う、小帯をできるだけ残すことによって性感を損なわないようにする「小帯形成（他院ではＶ字カット、小帯温存法と呼ぶこともあります）」と亀頭直下埋没法を組み合わせた治療方法と言えるでしょう。

性感帯である小帯部分を残すことの注意点

ただ性感帯である小帯部分を残すにあたり、気を付けなければならない点があります。裏すじの部分をＶ字に皮を除去し縫合した場合、あまりに小帯部分を残しすぎると、

• 裏すじ側の縫合部分が盛り上がり、治療跡が目立つ。
• 裏すじ側の皮膚が多く残り、むくむことでニワトリのあごのようにふくらんで治る。

などの可能性があります。

小帯を残そうとするあまり、裏側の皮膚が余り傷がふくらんだ状態。

小帯を残しつつきれいな治療跡となるように包皮をしっかりと取り除く、とするには精密なデザインが必要です。そのためには担当するドクターがその手術方法の経験がどれだけあるか、を知ることが大切です。響きのよい手術方法のネーミングに惑わされず、自分が依頼するドクターが何年、何症例あるかをしっかりと確認したうえで手術を受けるようになさってください。