形成外科・泌尿器科・性病科
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更新日:2024/07/26
公開日:2024/06/21

激しい性行為の後にペニスがヒリヒリする経験をしたことがある男性は多いでしょう。このような場合、たいていは包皮の赤みが1日以内に治まりますが、時には包皮が横に切れることもあります。包皮が横に切れることは繰り返しやすく、放置すると陰茎癌の要因となることもあります。この記事では、包皮裂傷を繰り返す人の特徴と対策について詳しく解説し、陰茎癌のリスクについても触れます。適切な対策を講じることで、ストレスフリーな性生活ができるようにしましょう。
■包茎
亀頭に近い包皮は内板側包と呼ばれ、この部位は皮膚が薄くて繊細な構造をしているため、皮膚が切れやすい傾向があります。包茎手術を受けていない場合、内板側包皮が完全に残っているため、摩擦や圧力に対して脆弱です。このため、性行為や日常生活の摩擦によって簡単に裂傷が生じることがあります。また、過去に仮性包茎を受けている場合でも、内板側包皮が残っている場合、同様に裂傷が起きやすくなります。
■糖尿病
糖尿病の方は、末梢神経や血液循環に障害があるため、皮膚が脆弱になりやすいです。このため、健康な人なら問題にならない程度の摩擦でも、糖尿病の方は容易に皮膚が傷つきやすくなります。さらに、糖尿病の影響で傷の治癒が遅れることも多く、裂傷が深刻化するリスクが高まります。
■硬化性萎縮性苔癬
硬化性萎縮性苔癬(硬化性苔癬)は、ペニスに発生する原因不明の慢性的な炎症性皮膚疾患です。この疾患は繰り返し炎症を引き起こし、包皮を含む性器の皮膚を硬化させ、薄くさせるため、裂けやすくなります。硬化性萎縮性苔癬は特に包茎手術を受けていない男性に多く見られます。
■HIV/エイズ
HIV/エイズに罹患している方は、免疫力が低下するため、外部からの刺激や感染に対して体が脆弱になります。このため、皮膚ももろくなり、包皮がボロボロに裂けやすくなります。HIV/エイズ患者は、抗レトロウイルス薬を服用することで、免疫機能を高め、外的刺激から包皮を保護することが可能です。
包皮が切れた場合の治癒期間は、傷の程度や深さにも依存しますが、特に病気によるものでない場合、通常は数日から1週間以内に治ります。軽度の切り傷であれば、適切な衛生管理と保湿により早期に回復することが多いです。しかし、1週間以上経っても治癒しない場合や、繰り返し包皮が切れる場合は他の病因や合併症の可能性があるため、専門の医療機関での診察を強くおすすめします。このような場合には、適切な診断と治療が必要です。
包皮が切れる原因が特に病気によるものでない場合、適切な衛生管理とワセリン軟膏の塗布で自然治癒することが多いです。しかし、包皮の切り傷や裂け目が感染症やその他の病気が原因で起こっている場合、なかなか治癒しなかったり、繰り返し裂傷が発生したりすることがあります。その際は、病因に応じた適切な治療が必要です。下記は他の病気や病態を合併した場合の包皮裂傷の対応例です。
■性感染症(STD)
性感染症による包皮の裂傷は、抗生物質や抗ウイルス薬による専門的な治療が必要です。性感染症が治癒すれば、包皮の傷も自然に治ることが多いです。治療のためには、医師による診断と適切な処方が不可欠です。性感染症の予防と早期発見は、包皮裂傷の再発を防ぐためにも重要です。
■亀頭包皮炎
亀頭包皮炎やカンジダ感染が原因で包皮の裂傷が起こる場合、抗真菌クリームや軟膏を用いた治療が効果的です。これにより、感染を抑え、包皮の健康を回復させることができます。しかし、これらの症状が繰り返し発生する場合、包茎手術が有効な解決策となります。
■糖尿病
糖尿病の患者は血糖値の管理が重要です。これにより、二次感染や包皮の裂傷のリスクを減らすことができます。
糖尿病の患者は、包皮の裂傷リスクを減らすために血糖値の管理が極めて重要です。適切な血糖コントロールを行うことで、皮膚の健康を維持し、二次感染や包皮の裂傷を防ぐことができます。
■包茎
包皮裂傷が繰り返される場合、その原因が性感染症、亀頭包皮炎、糖尿病、硬化性苔癬などの明確な要因でないこともあります。このようなケースでは、包茎手術が効果的な治療法となります。

包皮が繰り返し裂けることは、陰茎がんのリスクを高める重要な要因となります。これは、包皮の裂傷が繰り返されることで、慢性的な炎症が続き、陰茎がんのリスクが増加するためです。
■慢性炎症と陰茎がんの関連性
慢性的な炎症は、細胞の異常増殖を引き起こし、がんの発生リスクを高めることが知られています。繰り返す包皮裂傷は、以下のメカニズムで陰茎がんのリスクを増加させます:
細胞の異常増殖: 持続的な炎症は細胞のDNAに損傷を与え、異常増殖を引き起こします。
免疫反応の低下: 慢性炎症により局所的な免疫機能が低下し、がん細胞の排除が困難になります。
持続的な刺激: 炎症が続くことで細胞が恒常的に刺激を受け、がん化のリスクが増加します。
■HPV感染のリスク増加
包皮裂傷はヒトパピローマウイルス(HPV)感染のリスクも高めます。裂傷により皮膚のバリアが破壊され、ウイルスが侵入しやすくなるためです。臨床の現場では、包皮裂傷の部位に尖圭コンジローマが発症することがよく見られます。これはHPV感染によるものであり、特にHPV-16型や18型は陰茎がんの主要な原因となる高リスクタイプです。これらのウイルスに感染すると、前癌病変である陰茎上皮内腫瘍(PeIN)を引き起こす可能性が高まります。
このように、繰り返し包皮が裂けることは陰茎がんのリスクを増加させるため、適切な治療と予防策が重要です。
包皮裂傷が繰り返されるかたや、糖尿病や硬化性苔癬の既往歴がある方には、早期の包茎手術が強く推奨されます。この手術により、裂傷や炎症の再発リスクを軽減し、真性包茎やカントン包茎への進行を防ぐことができます。さらに、陰茎癌や亀頭包皮炎のリスクも低減され、「ペニスの皮が切れる」という悩みから解放されるでしょう。
包皮が切れることは、適切なケアと予防措置を講じることである程度予防することができます。以下の方法を参考にしてください。
■包皮の洗い方
■性行為時
■陰毛の処理
■永久的な予防方法
まとめ
包皮が切れると、患部がひりつき精神的なストレスになります。繰り返す場合はその負担がさらに大きくなります。この記事では日常で行える予防方法を紹介しましたが、それでも繰り返し裂傷が起こる場合、包茎手術を強くおすすめします。包皮裂傷を放置すると、陰茎がんのリスクも高まるため、適切な対応が不可欠です。このブログを通じて、包皮裂傷の対策と治療方法についての理解を深め、適切な対応ができるよう願っています。
筆者:元神 賢太
青山セレスクリニック/船橋中央クリニック院長/医療法人社団セレス理事長。1999年慶応義塾大学医学部卒。外科専門医(日本外科学会認定)。美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。美容外科医師会理事。美容外科医・包茎治療・ペニス治療として20年以上のキャリアがある。リパス、リパスGの命名者であり、日本の第一人者。男性向けの性講座Youtube「元神チャンネル」は好評を博している。
※リパス、リパスGは医療法人社団セレスの商標登録です。
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