データで見る日本のセックス事情。世界的に低い頻度と満足度、増え続けるセックスレス夫婦の割合とは？【後半】 | メンズ形成外科 青山セレス&船橋中央クリニック

出演者情報

元神医師：包茎や早漏治療などのペニスの悩みを発信している「Dr.元神チャンネル」主宰。

橘：患者の悩みを時間をかけてお聞きする。「寄り添い型」カウンセラー。

川村：美容医療女性カウンセラー。

 前回の前半パートはこちら

若年層の性行為に対する頻度の変化

橘：若年層の性行為に対する頻度などの変化というところについての話なんですけれども、次の図がですね、セックスの未経験者の割合というところでのグラフなんですけれども、セックスした事がない人が年々割合が増えていますと。ちょっとこれを比較で見てみると、まず男性の方が、2020年で見ると10代から20代の未経験者、大体43%というところから2024年になると51.7%ということで、こういった性行為自体そもそもしたことがない人も全体的に増えている。

元神先生：これは若干コロナが関係している。2020年と2024年では、若干コロナの影響で増えてるのはあります。だけど理由は同じですけどね。全般的な理由はポルノ、オンラインポルノの影響は多いにあると思います。

橘：もう1つ図が別のものがあるんですけれども、この10代〜20代の性行為に対するそもそも性行為自体したいかなっていう質問があるんですけれども、セックスしたいと思う、よく思うが約33%、たまに思う約16%、まれに思う約13%、思わない約36%ということで、セックスしたいとそもそも思うのが約63%っていうような。

元神先生：これは以上に低いですよね、これはね。これはちょっと心配には心配ですけど、これはセックスであって性欲はあるんですよ。女性とのセックスがめんどくさいとか、そこまでに辿り着く事を考えると、シタくないって人が増えてるんだと思います。

橘：結構これ他の年代30代から60代だと、大体86%〜88%ぐらい思うという人が多いわけですよね。どっちかというとこっちの方が当然というか、そんなもんかなと思うんですけど、約63%は結構極めて低い数字だなと。本来20代〜30代は性行為の頻度とかは一番多い時期と言っても過言ではないと思いますけれども、これが現代で言うとこういう感じでシタくない人も結構多くなってきています。あとは今先生からもお話があったように、ポルノの影響っていうのももちろんそうなんですけれども、それ以外にもですね、例えば若年層で見るとSNS、ポルノだけではなくてスマホだったりとかゲームだったりとか、そういったところでの楽しみの方法っていうのがやっぱり年々どんどん増えてきている。それで女性に対しての意識よりも他で満足してしまうところも増えているのも現状あるという風にも言われています。この娯楽の質とか種類っていうのが年々どんどん増えてきている現状としてあるのかも。

元神先生：ゲームは良くない。ゲームは性欲と、性欲よりも優先される可能性がある。その影響は結構あるかもしれない。ゲームは中毒性があるから危険なんですよ。うん。

橘：なので特に20代、10代〜20代の方はですね、より日光を浴びて、女性との関係を増やしていくと。

元神先生：そうですね。外に出ないとダメですね、まず。

橘：やっぱり日を浴びるのは大事？

元神先生：日を浴びるのは大事です。

橘：室内で籠ってるよりも、しっかり外に出るっていうところも大事っていうことですね。

元神先生：日を浴びるのが大事っていうのは、日を浴びる事によってビタミンDが生成されて、ビタミンDがテストステロンを生成するから大事って言ってるんですよね。テストステロンが上がるんですよね、日を浴びる事だけで。

橘：先生、以前の動画でも外仕事の人は結構テストステロンが高いというお話あったと思うんですけれども、これは特に日を多く浴びているから？

元神先生：浴びているからです。

橘：なので、より外に出るのは男性にとってもすごく大事な事っていうことですね。はい。

【都道府県別】セックス回数ランキング

橘：では次がですね、都道府県別のセックス頻度というところで、ちょっとグラフがありますので、最後にここを見ていきたいと思います。こちらがですね、都道府県別性行為の頻度をランキング付けしたものなんですけれども、そもそもこれランキングなんですけど、全体の回数がこれは1ヶ月あたりの回数なんですけど、1位で2.7回、最下位で1.52回ということで、大体みなさん月1〜2回ぐらいっていうのが全国的に見ても一般的な数字にはなってます。そんなに大きな差はないとは思うんですけれども、その中でも一番多いのが佐賀県の2.79回。

元神先生：これ佐賀県が突出して高いっすよね、思ってたんですけど。

橘：はい。その次が秋田県2.62回、3位が沖縄県の2.57回。

元神先生：昔からこういう娯楽が少ない県は、要するに初体験も早いし、セックスが多いっていうのは昔から言われている事なので、トップ10ぐらいまでに、あんまり主要都市がないような県が並んでるのは分かりますけどね。鳥取・島根・岩手とか。

橘：そういう事ですね。我々が普段診療している東京・千葉、あとは福岡・大阪・北海道というところで見ると、結構下位に位置するところが多い。

元神先生：これ主要都市。都市部が少ないのは昔からそうですけどね、若干。うん。

まとめ

橘：なのでこういった地域ごとの違いっていうのはあるとは思うんですけれども。じゃあ、川村さん、今回このお話を踏まえてですね、全体的に思うところとかありますかね、何か？

川村：さっきのデータで統計が10代〜20代とかが結構すごく少ないのは何か影響があるかっていうのを考えてみたんですけど、テレビとかでも性に対するテーマとかそういうのって今もうかなり規制が厳しいじゃないですか。子供の頃ってなんとなくCMであったりとかテレビとかでも、性っぽいイメージをするものとかが結構CMとかもあったりとか、深夜番組。

元神先生：昔ね、11PMとかも11時からAVの紹介とかしていたから。

川村：そういうのがあって、子供ながらにエッチだなと思いながら興味あって見ちゃったりとかしてたんですけど、でも大っぴらに言うことはなくても、見てる人とか友達にいたりとか、そういう会話をしたりとか、世の中でもそういう性に対して昔ってオープンだった時ありましたよね。

橘：確かに。

川村：今ってすごく、いけないっていうので規制とかがされているので、今の若者達って多分育っていく段階で、そういうのがいけないものだってきっと思ってるかもしれないですよね。

元神先生：そうだね。あとは両極端だよね。それで実際に調べてみたら、過激なAVとかオンラインポルノがあるからね。

川村：多分性行為について、教育としては危険があったりとかそういう伝えるものがセックスに対しての妊娠とか性病とか、危険度もありますけど、楽しむっていうところの教育は多分されていない。

元神先生：日本の性教育は本当にヤバくて、妊娠と性病しか話さないので、フランスは全然違うんですよ。フランスは楽しさを知る事から始まるんですよ、性教育っていうのは。

川村：私の頭の中では女性の人とかも性に対して積極的であったりとか意見を述べるっていうのは、はしたないみたいな目で見られるから、やっぱり言えないところもあるじゃないですか。

元神先生：だから川村さんはこのチャンネルを通じて、もっと発信すべきだね。

川村：私はしてる方だと思うんですよ。

橘：そうですね、世の中のこう、性に対する規制と、そして今は逆に手軽に見られてしまう便利さっていうのが結構隣り合わせというか、そういうところが抑制と解放みたいなところで、ちょっとバランスがうまく取れない部分かなって感じですかね。

元神先生：確かにオンラインのね、オンラインに出てるような綺麗なAV女優は、現実的にはなかなかいなけど、やっぱり生身の女性が僕は良いと思いますので、それを若者にも分かってもらいたいので、やっぱり積極的にアプローチしてもらいたい。

橘：めんどくさいものと思ってしまうのは、非常にもったいない事ですよね。

橘：なのでみなさんより積極的にですね、性行為をより楽しんでいただきたいという願いを込めて、ぜひ皆さんにもこういった日本の事情だったりとか、セックスレスの事情だったりとかもより知っていただければ、今後の性行為の意識に対しても活かせるかなと思いますので、他の動画もぜひご覧いただければなと思います。それでは今回はデータで見る日本のセックス事情という事でお送りしました。参考になった方はぜひチャンネル登録、高評価もよろしくお願いします。ご視聴ありがとうございました。

元神先生・川村：ありがとうございました。