メンズ形成外科 | 青山セレス&船橋中央クリニック

出演者情報

元神医師：包茎や早漏治療などのペニスの悩みを発信している「Dr.元神チャンネル」主宰。

橘：患者の悩みを時間をかけてお聞きする。「寄り添い型」カウンセラー。

堀内：現役看護師、兼AV女優。

陰部洗浄って何？

元神先生：ドクターの元神です。

橘：MCの橘です。

堀内：看護師の堀内です。

橘：今回のテーマは『陰部洗浄！患者が勃起したら看護師はどうするのか？』

一同：拍手

陰部洗浄の具体的なやり方

橘：はい、と言うことで、僕も入院した経験がないので、いまいち「どうやって洗われるのか」とか、よく知らないんですね。で、具体的にその洗うっていうのは、どうやってやるんですか？

堀内：誰が担当するかというのは、月～金曜日は担当看護師が陰部洗浄をしていて、実は日曜日は看護師が４人とかの体制なんです、患者さん30～40人に対して。そうしたら、やることによって看護師が分かれてるんですよ。なので、その日に私が陰部洗浄の担当となったら、押し台みたいなガラガラに大量に隠洗ボトルとガーゼと泡をストックして、ガーって回っていって、「こんにちは！　陰部洗いますね」と言って、バッと開けてシャーってやって、またそれを下の別のゾーンに置いて去っていくっていうような感じで、洗っていきます。

元神先生：１人何分くらいかかるんですか？

堀内：大体、先輩看護師には「５分で終えろ」と言われていて。

元神先生：１人5分!?

堀内：ただ、新人の時はやっぱり丁寧に頑張っていたので、15分とか。お体が重い患者さんとかだったら、オシメとかを下にやるのが大変で、引っ張った時にオシメのテープの部分がビリッて剥がれたりとかしてトラブルを起こすと、やっぱり時間がかかったりしました。

元神先生：基本は１人でやるんですか？

堀内：はい、基本１人でした。忙しかったので。

橘：それを１日ずーっと回って作業していくという…

堀内：作業していきます。

橘：でも、１人５分と考えると、それなりの時間をかけてると思うんですけれど、ベッドの上で洗うわけですか？

堀内：ベットの上で大体は洗っちゃいます。

橘：やっぱり水をかけて…？

堀内：泡をつけて。ガーゼが何枚か使い捨てのものがあるので、先に泡立て袋みたいなものを入れてシャカシャカ振っておくんですよ。ボディソープとか水を入れて。ペッて取ってガーッと洗って。

元神先生：ペッて取ってというのはペニスを取る？

堀内：ペニスじゃないです！

一同：笑い

堀内：泡をペッて取ってペッと付けてガーッと洗って、また水でシャーって流してみたいな感じでやってましたね。

異性の患者様の陰部洗浄について

堀内：ただ、最近になって、男友達にも看護師の人がいるんですよ。それで、陰部洗浄についてカフェで熱く語ってたことがあったんですけど。私は看護学校が女子大だったんですよ、看護学校が。なので女の子しかいなかったんです。陰部洗浄のモデルも、女性用の陰部モデルを使って交代でやってて、なので、実は男の人の陰部洗浄のやり方あんまり知らないまま現場デビューしたんですよ。だから、とりあえず先っぽだけ洗っておけば良いだろう！みたいな感じで初めはやってたんですけど、後々先輩に「皮とかこうやって剥くんだよ」って言われて。実は私…処女じゃなくなったのは22歳とかで、男の人のペニスについて、そこまで知らなかったんですよ。

橘：現場に出たときは処女だったってことですか？

堀内：処女からまだ半年とかしか経ってなくて。「皮って何!?」みたいな。女性には、あんまり、小さいものしかないじゃないですか？　剥いたりしないので、あまり普段は。「えー!?」みたいな感じですごい衝撃を受けていて。逆に、その男性看護師は看護学生時代、男性のペニス模型しか使ったことがないから、女の人の陰部の洗い方を知らないっていうことになっていて。多分、男性は洗ってもらうのは男性の方が無難なんだろうなと思いました。

橘：看護師とはいえ、ペニスの構造的な部分とか、そういう細かい部分に関しては実際に現場に出るまでは分からない人も実際多くいる。

堀内：多いと思います。

橘：陰部モデルというのは、実際に女性が寝た状態で実習をする感じなんですか？

堀内：そうです。女性が実際に寝て、シリコンでできた、ダッチワイフみたいな感じの陰部だけのモデルがあるので、股のところにベルトでつけるような感じで、ズボンを履いたままガバッて足を開いて、それをお下に例えて洗って先生にチェックしてもらうことが学生時代にあります。

橘：なるほど。学生時代、女性の陰部洗浄は勉強はしたけれども、実際に現場に入ってみて初めて男性のペニスの陰部洗浄をした。

橘：さっき、熱く語ったということなんですけど、実際の入ったばかりの時と今とではどういう違いが、「皮を剥く」とかも含めて構造的な部分を理解してきたということなんですか？

堀内：そうですね。すっかり今ではペニスのプロ！なので、任せろ!って感じです。

一同：笑い

橘：結構いろんな形があるじゃないですか？　例えば、亀頭と陰茎の間に溝みたいなのがあったりするじゃないですか。そういう所とかを洗うのは結構意識的にやったりするんですか？

堀内：やはりそういうところは垢が溜まりやすかったりするので、ちゃんと皮を剥くとか、陰毛の部分も蒸れやすいとか、玉裏や際の部分をしっかり洗うようになりました。

陰部洗浄中の患者様の勃起について

元神先生：やっぱり絶対勃起しますよね！　あんまり丁寧に洗っていると、どうなんですか？　丁寧に洗えば洗うほど勃起しないですか？

堀内：そうですね。丁寧に洗えば洗うほど勃起する人って動ける元気な患者さんなんですよ。もう死にかけて残りわずかかなみたいな人はどんなに洗っても大きくならないので。丁寧に洗って大きくなって、そこまでだったら毎日丁寧に洗うんですけど、そこでセクハラ発言とかしてくれるような人は、「そんな元気なら自分で洗えるだろ！」みたいな感じで、泡がついたスポンジを渡して、「どうぞこちら洗ってください！」と自分で洗わせて水でさっと私が流してすごい勢いで去って行くようになりました。

橘：そのパターンもあるんですね。

元神先生：じゃあ、サービスを気持ちよく受けられるのは…

橘：サービスを気持ちよく…

一同：笑い

元神先生：直前までセクハラの発言はしちゃいけないんですね？

堀内：そうですそうです。

元神先生：そこは我慢して楽しむ。

堀内：そうです。静かに楽しんでください。

橘：そこを出しちゃったら、ダメなんですね？

堀内：そうです。「こいつ楽しんでるな」って分かった瞬間、塩対応になっちゃうので。

橘：コツとしては、ちょっと恥ずかしがるというほどでもなくて、ちょっと冷静な感じで、静かに受けると。静かに受けて反応しちゃっても、それは仕方ないと。

堀内：これは自然反応かなぐらいに思ってあまり気にしないようにしてます。

橘：なるほどなるほど。

元神先生：でも逆に堀内さんが面白がって、イケメンでタイプの人を、勃たせるとかしないんですか？　そういうお遊び的なことはしないんですか？

堀内：そんなイケメンと出会えてたら、今ここで仕事してないですち！

橘：あとは、実際にその反応してしまうという点に関しては、やはり若い方が反応しやすい？

堀内：そうですね！　若い人です！

元神先生：射精しちゃう人とかいるんですか？

堀内：そこまではいなかったです！　明らかにもうビンビンで、やばい射精しそうかもって思ったら、私も触れる力をちょっと優しくしたりとか、そんなゴシゴシゴシゴシとかはやらないようにしますね。

元神先生：でもMAX勃起する人もいるんですか？

堀内：います、たまに！

元神先生：それは恥ずかしいな～！

橘：それは分かるんですか？　凄い射精しそうなレベルとか？

堀内：ちょっと半立ちってよくいるんです。角度が斜めぐらいだったら無言なんですけど、もう上を向いていたら、気を逸らせるために全然別の話をします。「昨日めっちゃ暑かったですね」とか、できるだけ気が逸れるように努力はします。

橘：分かりました！

一同：笑い

体を拭く作業で気をつけること

橘：あとは、陰部洗浄とは別に、清拭っていう体を拭くような時もやっぱり反応しないように、一応気を付けてなるべく触れないようにとか考えているんですか？

堀内：ありますね。なので、例えばお下にジェル付けて施術とか脱毛とかもあるんですけど、最後の拭き取りは、美容クリニックは元気な人が通ってるので、最後はティッシュを渡して「こちらで最後お拭きください」みたいに、極力最低限、触るサービスにしていました。

橘：うちのクリニックも実際に、ウェーブ脱毛やED1000などで通われている患者さんもいらっしゃるんですけれども、やっぱりそれを目的とした治療でも反応しちゃうと男性側からすると恥ずかしさもあり…

堀内：そこは気にする必要がないんです。むしろ嬉しいですね。ED1000の効果が出ていて嬉しいですね。

一同：笑い

堀内：逆に勃起の治療なので、逆に聞いたりはします。「この間、効果ありましたか？」とか「勃起したのはいつですかね？」とか普通に聞きますね。

橘：なるほど。そういう治療の目的としてやるんだったら、それはOKという感じですかね？

堀内：はい。

橘：はい、分かりました。今回も看護師視点の『患者が勃起したらどうするのか？』というところで、色々聞いてみました。

一同：ありがとうございました。