形成外科・泌尿器科・性病科
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- クリニックは青山院(東京)、船橋院(千葉)、福岡院(福岡)、大阪院(大阪)、札幌院(北海道)があり、いずれも元神医師が診療しております。

更新日:2026/06/29
公開日:2026/06/29
元神医師:包茎や早漏治療などのペニスの悩みを発信している「Dr.元神チャンネル」主宰。
橘:患者の悩みを時間をかけてお聞きする。「寄り添い型」カウンセラー。
伊藤:美容医療女性カウンセラー。

橘:今日のテーマは、「女性はイクまでに何分かかるのか」というテーマになります。男性の皆さん、女性に対して「いつまで前戯をすればいいのか?」「挿入時間はどれほど必要なのか?」など悩まれる方も多くいらっしゃるかもしれません。ただ、なかなかこれを女性に真正面から聞くこともできませんし、具体的な時間がどれくらいなのかを女性自身が正確に把握しているわけでもないと思います。伊藤さん、今回のテーマに対して、なんとなくでいいので女性目線での予想はありますか?
元神先生:ちなみに今回のテーマに関する論文ですが、自分でやる場合とパートナーがいる場合の時間を、それぞれ自己申告で出しています。あくまで自己申告によるデータです。
伊藤:10分から15分くらいじゃないですかね。
橘:実は今回のテーマについて、ちゃんと科学的に調べた論文があるということで、元神先生に詳しく解説をしていただこうと思います。先生、それではまず「女性がイクまでに掛かる時間」というこの研究について、概要から教えていただけますか?

元神先生:これは約2300人の女性を対象にしたアンケートの研究データです。掲載されたのは『The Journal of Sexual Medicine』という、しっかりとした医学誌の論文です。大事なのは、これが単に「挿入から何分か」という話ではないということです。前戯の段階から、女性がイク体制ができている場合も含めてのトータル時間になります。ですので、「平均何分だから男性はこれだけ挿入すればいい」というような単純な話ではありません。
橘:男性の感覚としては、「前戯何分、挿入何分」という形で切り分けて考えてしまいがちですが、女性の場合は一貫しているものなのですね。
元神先生:そうですね。男性はそうやって時間を切り分けがちですが、女性がイク場合は、前戯からの繋がりが非常に大事なのだと思います。前戯が良い感じになった流れで挿入してイク、という一連の流れであり、区切るものではありません。男性は意外と区切って考えがちですので、まずはその男女の感覚的な違いを理解することが大切です。
元神先生:まず結論から申し上げますと、セルフプレジャーにおける女性の所要時間は平均で約8分、パートナーとのセックスでは平均14分という結果でした。ですから、伊藤さんの「10分〜15分」という予想は大体合っていますね。やはり自慰行為のほうが時間は短くなります。
伊藤:そうなんですね。
橘:女性は雰囲気やセックスに対する興奮度合いなどが性的な刺激に繋がるというお話もありますが、それでもやはり自慰行為の方が早いということなのですね。これは自慰行為の場合も、スタートからイクまでのトータルの時間ということでよろしいでしょうか?
元神先生:そうです。
橘:数値を見ると6分ほどの大きな差がありますが、なぜここまで差が出てしまうのでしょうか?
伊藤:でも、そういうものじゃないですか?
元神先生:男性も違いますね。
伊藤:男性はどちらなのですか?
元神先生:男性はオナニーのほうが圧倒的に早くイケますね。
伊藤:それは、自分で具合の調節ができるからですよね。それは女性も一緒です。
元神先生:女性も一緒ということですね。自分が気持ちいい触り方を分かっているからこそ早い。ここまでは非常に納得のいく、当たり前とも言える研究結果ですね。
元神先生:さらにこの論文の興味深いところは、パートナーとの性行為でなかなかイけない女性について調べたデータです。過去に私も動画の中で「自慰行為が不十分な可能性があるのではないか」と安易に発言してしまったことがありましたし、他の方も同様のことをおっしゃっていましたが、実はそうではないことが分かりました。データによると、パートナーとの行為でイきにくい女性がイくまでの平均時間は17分でしたが、彼女たちが自分で行う場合は平均8分程度でイけているのです。
橘:え、変わらないのですね。
元神先生:パートナーとの行為に困難がない女性が自分で行う場合の時間も平均7.4分ですので、大きな差はありません。つまり、パートナーとの行為でイけない女性も、自分自身では普通にイけているということです。身体的に問題があるわけでも、イき慣れていないわけでもありません。

橘:体質的にイきにくい女性もいるというお話を聞いて、男性側としてどこか安心(言い訳に)していた部分もあったかもしれませんが、実際は自分ではイけている人が多いということですね。これは男性からすると、しっかりと向き合わなければならない事実ですね。では、なぜパートナーとのセックスでイけないのかというと、その原因はどこにあるのでしょうか。

元神先生:そもそもコミュニケーション不足で、パートナーが求めていることをしっかりと行えていないという点が挙げられます。また、男性がリラックスしていないと勃起できないのと同様に、女性もリラックスしていないとイくことができません。緊張感や不安があると上手くいかなくなります。そして、多くの男性がやってしまいがちな「いった?」という確認ですが、これも実は良くないと論文に書かれています。
橘:「いった?」と聞いてしまうやつですね。
元神先生:そうです。それは本当に良くないと指摘されています。
伊藤:しつこく感じてしまいますよね。
元神先生:世の中の多くの男性が、実はやってはいけないことを知らずにやってしまっています。「女性がイけない原因は本人の体質にある」と考えがちですが、それは大きな間違いであるということを示しているのがこの論文の意義です。
橘:伊藤さんは、女性としての意見から見て、今のお話はしっくりきますか?
伊藤:拍手を送りたいくらい、納得できる内容です。
橘:アプローチするポイントがずれているということですね。
伊藤:ただ、自分のイくポイントが明確に分かっている女性だけでなく、ふわっとした感覚でイける方もいらっしゃると思います。
元神先生:女性が自慰行為でイくときは積極的にクリトリスを刺激していますが、パートナーとのセックスにおいてはクリトリスへの刺激が不十分であることが多いのです。恥ずかしさなどから、お互いにそこを避けてしまう傾向があります。女性がイくためには、やはりクリトリスへの刺激が非常に大切であり、そこがパートナーとの行為で不足していることが大きな原因であると論文でも提言されています。
橘:確かに、挿入だけの運動になってしまうと、クリトリスへの刺激は足りなくなってしまいますね。
元神先生:挿入時の同時刺激も有効ですし、以前ご紹介したようなペニスに装着して同時に刺激を与えるグッズなどを活用するのも一つの方法です。男性は、挿入によるピストン運動だけでなく、クリトリスの刺激に対してもっと意識を向けるべきだと言えます。
橘:非常に有益なお話ですね。
元神先生:正しい知識を勉強することはとても大切です。女性がイクまでには前戯から全てが始まっています。前戯の質を高め、コミュニケーションをしっかりと取り、必要であれば積極的にクリトリスを刺激して、相手をリラックスさせることが何よりも重要です。また、「いった?」としつこく確認するようなことは、男性が「勃起が弱くなった?」と言われると嫌な気持ちになるのと同じですので、避けるようにしましょう。今日からでも実践できる内容ですので、ぜひお役立てください。

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