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AGA治療は薬以外でも可能?飲み薬以外で治す最新の薄毛治療法

更新日:2025/07/15

公開日:2025/06/20

薄毛やAGA(男性型脱毛症)に悩む方の中には、「AGA治療に興味はあるけれど、できれば薬(飲み薬)は使いたくない…」と考える方も少なくありません。

実際、クリニックで診療をしていても「フィナステリド(プロペシア)やデュタステリド(ザガーロ)などの飲み薬は副作用が心配だから避けたい」という声をよく耳にします。そうした薬への抵抗感は決して珍しいことではなく、性欲減退や勃起不全といったAGA治療薬の副作用について不安を抱えるのは当然のことです。では、薬以外の方法でAGA治療を行うことはできるのでしょうか。

本記事では、自らもさまざまな薄毛治療経験がある筆者(青山セレスクリニック・船橋中央クリニック院長・元神賢太)が、飲み薬に頼らないAGA治療の選択肢について詳しく解説します。薬による治療の副作用と懸念点を整理し、それらを避けたい理由、そして飲み薬以外で発毛を促す最新の治療法であるエクソソームを用いた「ハーグプラス療法」などの具体例を紹介します。薬に抵抗がある方にも安心して取り組めるAGA治療が存在することをお伝えし、薄毛のお悩みに寄り添った情報を提供できればと思います。

薬によるAGA治療の副作用とリスク

AGA治療の代表的な飲み薬であるフィナステリド(商品名プロペシア)やデュタステリド(商品名ザガーロ)は、多くの男性が使用している内服薬です。これらは5α還元酵素を阻害してAGAの原因物質であるDHT(ジヒドロテストステロン)を減少させ、薄毛の進行を効果的に抑制する薬剤ですが、その効果と引き換えにいくつかの副作用リスクが知られています。中でも注目すべきは性的な副作用です。フィナステリドやデュタステリドの服用により、性欲の低下(性欲減退)、勃起機能の低下(ED)、さらには射精時の精液量・精子数の減少といった副作用が生じる可能性があります。

実際、これらの薬剤はAGAの進行を効果的に遅らせることができますが、その代償として性欲減退やED、さらには精液量や精子数の減少といった副作用が起こる可能性があることが報告されています。特に若い世代の患者さんや将来の妊活を控えている男性にとって、こうした副作用リスクは無視できない問題でしょう。

副作用が起こる背景には、DHT(ジヒドロテストステロン)というホルモンの極端な低下があります。フィナステリドやデュタステリドを内服すると、血中のDHT濃度は治療前と比べて大幅に減少します。研究によればフィナステリドで血中DHT濃度が約70%減少し、一方、デュタステリドでは最大93%以上もDHTが減ることが確認されています。そしてDHTの生成が極端に減少すると、テストステロンの総活性が30~50%低下する可能性があります。

DHTは男性の性機能維持に関与する重要なホルモンでもあるため、この急激な減少が性欲減退や勃起不全、精液量の減少などの副作用につながっていると考えられます。言い換えれば、AGA治療薬は薄毛の「原因」を断つ半面、男性ホルモンバランスを変化させることで性機能に影響を及ぼし得るのです。また、こうした副作用は決して稀なものではなく、一定の割合で起こりうることが報告されています。

フィナステリド内服治療に関連する性的副作用の発現率は、ある研究では約4~5%とされています。一方、同じ有効成分を使った外用薬(塗り薬)では副作用リスクの低減が期待されています。実際に、フィナステリド外用薬を使用した場合の性的副作用発現率は約2.8%で、これはプラセボ(偽薬)の3.3%とほぼ差がなく、経口内服の4.8%より低い数値でした。

この結果だけ見ると、「塗り薬なら性機能への副作用リスクをほぼ回避できるのでは?」と思われるかもしれません。しかし注意したいのは、外用薬であっても有効成分が完全に体内に入らないわけではないという点です。実際、6ヶ月間のフィナステリド外用療法では血中DHT濃度が約34.5%低下したとのデータがあり、経口内服(約55.6%低下)ほどではないにせよ一定の全身作用が確認されています。このように、塗り薬に切り替えることで副作用リスクは軽減できても、完全に「薬の影響」をゼロにできるわけではないのです。したがって、「できれば薬を使いたくない」と考える方にとっては、そもそもフィナステリドやデュタステリドといったホルモン作用のある薬剤そのものを避け、別のアプローチでAGA治療を模索することが理にかなっていると言えるでしょう。

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出典元: Efficacy and safety of topical finasteride spray solution for male androgenetic alopecia: a phase III, randomized, controlled clinical trial

ミノキシジル内服薬(ミノタブ)を避けたい理由

AGA治療ではフィナステリド系の薬と並んでミノキシジル内服薬(通称ミノタブ)の存在も知られています。ミノキシジルは本来、血管拡張薬として高血圧症の治療に使われてきた成分ですが、その副作用として「毛が生える」ことが発見され、薄毛治療に応用されるようになりました。内服のミノキシジルタブレットは発毛効果が期待でき、フィナステリドと併用して処方されることもあります。しかし、ミノキシジル内服薬にはフィナステリド系と異なる種類の副作用リスクがあるため、こちらも「飲みたくない」と感じる方が少なくありません。

ミノキシジル内服の代表的な副作用として知られるのが、全身の多毛症状です。簡単に言えば、髪だけでなく体中の毛が濃く太くなってしまう可能性があります。実際、ミノキシジルタブレットの服用により「腕や脚など全身の毛が濃くなった」というケースが臨床的にも報告されています。髪以外の不要な部分の毛が増えてしまうのは、多くの方にとって好ましくないでしょう。

さらに、ミノキシジルは元々血圧を下げる薬ですので、循環器系への負担や影響にも注意が必要です。服用中に血圧が下がりすぎてしまい、めまいや立ちくらみ、動悸などの症状が現れることがあります。また、心臓に疾患のある方や低血圧・高血圧で重篤な症状がある方、腎臓疾患や肝機能障害のある方などは、ミノキシジル内服自体が禁止(不適応)とされています。このようにミノタブは性的な副作用こそ無いものの、内科的な副作用リスクが無視できません。安全に使える人が限られる薬であり、万人に勧められる治療ではないのです。

以上のような理由から、「フィナステリドやデュタステリドのようなホルモン作用の薬も避けたいし、ミノキシジルの飲み薬もできれば飲みたくない」という方は少なからずいらっしゃいます。では、そのような場合に選択肢となり得る薬以外のAGA治療法には具体的にどのようなものがあるのでしょうか。

次のセクションでは、飲み薬以外で薄毛改善を目指す治療法として注目されている再生医療を応用した注入治療について見ていきます。

薬以外のAGA治療が注目される理由

近年、AGA治療において「薬を使わないアプローチ」への関心が高まっています。その背景には、前述したような飲み薬の副作用リスクへの不安があります。特にAGA治療薬に抵抗がある人々にとっての利点として、次のような点が挙げられます。

  • 性機能への影響を回避できる: フィナステリドやデュタステリドを使わなければ、性欲減退やEDなどのリスクを心配する必要がありません。ホルモンバランスを変えない治療法であれば、こうした副作用から解放されます。
  • 全身的な副作用が少ない: 薬を内服しないことで、肝臓への負担や血圧への影響など、全身に及ぶ副作用を最小限に抑えられます。ミノキシジル内服のように心臓・血圧への注意が必要なケースでも、薬以外の治療なら安心です。
  • 毎日の服用の手間や心理的負担がない: 飲み薬によるAGA治療は基本的に長期にわたり毎日服用する必要があります。薬以外の治療(例:定期的な施術など)であれば、「飲み忘れ」や「ずっと薬漬けになること」への心理的ストレスがありません。
  • 薬が使えない人でも治療できる: 持病や体質の問題でAGA治療薬を使えない方(例えば肝機能障害のある方や、女性の薄毛患者さんなど)でも受けられる治療法があります。実際、フィナステリドは女性には禁忌ですが、薬を使わない治療なら女性のAGA・薄毛にも適用可能です。
  • 再生医療の進歩により新たな選択肢が登場: 現在は再生医療の技術発展によって、薬に頼らずとも発毛を促進できる画期的な治療法が開発されています。後述するエクソソーム(Exosome)を用いた治療はその代表例で、効果と安全性の両面で大きな注目を集めています。

以上のように、薬以外のAGA治療には多くのメリットがあります。もちろん、従来の薬物療法にも優れた点(手軽さや高い有効率など)はありますが、副作用への不安から治療自体を躊躇してしまっては本末転倒です。大切なのは、「自分が安心して続けられる方法で薄毛治療に取り組むこと」です。そのための選択肢として、飲み薬以外で発毛を目指す治療法があることを知っておいていただきたいと思います。

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飲み薬以外の最新AGA治療:エクソソーム注入療法(ハーグプラス)

HARG(ハーグ)療法

薬に頼らないAGA治療の具体例として、近年特に注目されているのが再生医療を応用した注入療法です。その中でも最先端と言われるのが、エクソソームという成分を利用したハーグプラス療法(HARG+®療法)になります。エクソソーム(Exosome)とは、簡単にいうと「細胞が分泌する微小なメッセンジャー(伝達物質)」です。直径30~150ナノメートル程度のごく小さな袋状の粒子で、細胞間の情報伝達を担う役割があります。

エクソソームの中には、細胞が作り出した様々な“メッセージ”が詰め込まれており、その中身は成長因子(グロースファクター)やサイトカイン、マイクロRNAなど多種多様です。これらは傷ついた細胞を修復するための指令や、特定の反応を引き起こすための情報が含まれており、他の細胞に届けられることでその機能が発揮されます。ハーグプラス療法では、このエクソソームを高純度で精製した製剤を頭皮に直接注射し、毛根(毛包)に届けます。主に幹細胞由来のエクソソームを使用することで、弱ってしまった毛包細胞を活性化し、発毛を促進させる画期的な治療法です。

具体的な作用メカニズムとしては、エクソソームが毛包の細胞に取り込まれることで、その細胞の増殖や分化を促進し、休止期に留まっていた毛包が成長期へと移行します。その結果、新たな毛髪の発生や既存の産毛の太く健やかな成長が促されるのです。加えて、エクソソームには頭皮の血流を改善し、毛髪が育ちやすい環境を整える作用も期待されています。いわば「髪を生やすスイッチを入れる」と同時に「頭皮環境という土壌を豊かにする」二つの効果を兼ね備えた治療といえるでしょう。

ハーグプラス療法の効果と安全性については、既に臨床研究による裏付けも出始めています。例えば2024年に発表されたある臨床研究では、男性型脱毛症の患者30名に対して幹細胞由来エクソソームの頭皮注射を行ったところ、治療開始4週間後および12週間後に有意な発毛効果が確認されました。さらに患者満足度も非常に高く、副作用はほとんど報告されなかったとのことです。この結果は、エクソソーム療法の高い有効性と安全性を示すものであり、ハーグプラス療法がエビデンスに基づいた信頼できるAGA治療法であることを裏付けています。

実際、筆者のクリニックでもハーグプラス療法を導入しており、従来の成長因子のみを用いた治療(HARG療法やPRP療法など)では十分な効果を得られなかった患者さんに対しても、エクソソーム療法で改善がみられるケースが増えてきています。従来の発毛治療が「点」のアプローチ(単一の指令)だとすれば、エクソソーム療法は「面」で作用する多層的アプローチとも言え、より総合的に発毛シグナルを届けられる点が優れています。そのため、薄毛に悩む多くの方にとって高い効果と安全性を提供する次世代のAGA治療として、多くの注目を集めています。

なお、エクソソーム注入療法は基本的にホルモンを操作する治療ではないため、フィナステリド内服のような性的副作用は起こりません。またミノキシジル内服のように血圧に作用することもないため、全身的な副作用リスクは極めて低いと考えられます。施術は局所麻酔下で頭皮に細かく注射を行いますが、ダウンタイムも短く、注射部位の一時的な発赤や軽度の痛みが出る程度で日常生活に大きな支障はありません。繰り返しになりますが、臨床試験においても重大な副作用はほとんど報告されておらず安全性が高いことが確認されています。もちろん、治療効果には個人差がありますが、薬が使えない・使いたくない方にとって希望の持てる治療法であることは間違いありません。

出典元: Effectiveness of Exosome Treatment in Androgenetic Alopecia: Outcomes of a Prospective Study

HARG症例写真

ハーグ療法 料金6回66万円(税込)※治療後、発赤、発疹ができるケースがございます。

HARG症例写真

ハーグ療法 料金6回66万円(税込)※治療後、発赤、発疹ができるケースがございます。

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ハーグ療法 料金6回66万円(税込)※治療後、発赤、発疹ができるケースがございます。

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まとめ

AGA治療は「飲み薬だけ」が全てではありません。フィナステリドやデュタステリドで確かに多くの方が薄毛改善の恩恵を受けていますが、一方で副作用リスクに不安を感じて治療を躊躇している方も大勢いらっしゃいます。そうした方々にとって、薬以外のAGA治療、例えばエクソソームを用いたハーグプラス療法のような再生医療的アプローチは、新たな希望の光となり得るでしょう。筆者(元神)自身、長年AGA治療に携わる中で、「薬を使わずに何とかしたい」という患者さんの切実な声を数多く聞いてきました。

 

その経験から断言できるのは、「薬に抵抗があるから」と薄毛治療をあきらめる必要は全くないということです。近年の医療技術の進歩により、飲み薬以外にも有効なAGA治療法が確立されつつあります。大切なのは、患者さん一人ひとりの不安や希望に寄り添い、安心して続けられる治療方法を一緒に見つけることだと感じています。もしAGA治療に興味があるものの薬の服用に抵抗があって踏み出せないでいる方は、ぜひ一度専門の医師にご相談ください。

 

私のクリニックでも、フィナステリドなどの薬物療法からエクソソーム療法まで、患者様のニーズに合わせた幅広い選択肢をご提案しています。薄毛の悩みは非常につらいものですが、治療の選択肢が広がった今、必ず自分に合った解決策が見つかるはずです。本記事の内容がお悩み解決への一助となり、AGA治療に前向きに取り組むきっかけになれば幸いです。薄毛に悩む方々が薬に頼らないAGA治療によって自信と笑顔を取り戻せることを、心から願っています。

 

筆者:元神 賢太
青山セレスクリニック/船橋中央クリニック院長/医療法人社団セレス理事長。
1999年慶応義塾大学医学部卒。
外科専門医(日本外科学会認定)。
美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。
美容外科医師会理事。
美容外科医・包茎治療・ペニス治療として20年以上のキャリアがある。リパス、リパスGの命名者であり、日本の第一人者。
男性向けの性講座Youtube「元神チャンネル」は好評を博している。男性更年期障害(LOH症候群)と薄毛治療の改善をライフワークとしている。

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