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更新日:2026/01/14
公開日:2026/01/20

「女性はセックスでどのくらいオーガズムを感じているのか?」このテーマは、患者さんからも、YouTubeやSNSを通じても、非常に多く寄せられる質問の一つです。世の中には「女性は挿入すれば自然にイケる」「経験を積めば誰でも中イキできる」といった、根拠のないイメージがいまだに蔓延しています。しかし、医学的データや国内外の調査を冷静に見ると、その実態はまったく異なります。
実は日本人女性の多くは、セックスではオーガズムを感じにくく、一方でオナニーでは感じられるというケースも決して珍しくありません。
本記事では、性医療に携わる医師の立場から、日本人女性のオーガズム経験率、セックスとセルフプレジャーの違い、さらに「クリトリス」「Gスポット」「ポルチオ」といった部位別の実態について、エビデンスをもとに正直に解説します。誤解だらけの女性のオーガズムを、ここで一度、医学的に整理しましょう。

近年の調査から、「セルフプレジャー(オナニー)ではオーガズムを感じられるが、セックスでは達しにくい」女性が少なくないことが明らかになっています。例えば、あるアンケート(25~39歳の女性196名対象)ではパートナーとのセックスでオーガズム(イクこと)を経験したことがある人は57%に留まりました。裏を返せば43%もの女性が性交渉中に一度もイッたことがないことになり、セックスでオーガズムを得られていない女性が相当数存在します。また、同じアンケートでは、 パートナーとのセックスにおいて、46%に人が、「ほとんど達しない」と答えています。
一方で「自分ひとりの行為ではオーガズムに達した経験がある」女性は比較的多いと考えられます。上記とは別の調査(対象:10~60代 女性326名)では、セルフプレジャーを含めた場合、オーガニズムに達したことがあると回答したかたは約70%にも上ります。しかし、やはり「セルフプレジャーではイケるが、セックスではイケない」女性はイク経験があった女性(233人)の約20%にのぼりました。
つまりセルフプレジャーではイケるが、パートナーとの性交ではオーガズムに至ったことがない女性が5人に1人程度存在することを示唆しています。こうした数字から、「セルフではイケても性交渉ではイケない」女性が相当数いることが裏付けられます。
セルフプレジャーとパートナーセックスのオーガズム頻度の差も顕著です。上記と同じ調査によると、オナニーでは「毎回オーガズムに達する」という女性が73.9%にも上りました。自分自身の体の感じやすい刺激方法を心得ている人にとって、ひとりでイクことはそれほど難しくないのかもしれません。
一方、性交のたびに毎回オーガズムに達すると答えた女性は37.6%に過ぎず、「ほぼ毎回」を合わせても半数強(約53%)にとどまりました。逆に言えば約半数近くの女性はパートナーとのセックスではオーガズムに達することが稀しかないということです。これは最初にご紹介したアンケートでも、「パートナーとのセックスでほとんどオーガズムに達しない」と回答した女性が46%にのぼっており、多くの女性にとってセックスでオーガズムに至ることは容易ではない現状が浮き彫りになっています。
この現象はしばしば「オーガズム・ギャップ」と呼ばれ、男女間やセルフと他者との間でのオーガズム達成率の差として問題視されています。他の調査でも「セックスでオーガズムを得られる頻度が半分以下」と答えた女性は6割以上に上るとの報告があります。国際的に見ても、異性愛の性行為では男性の方が高頻度でオーガズムに達し、女性のオーガズム率は低い傾向が一貫して確認されています。
例えば米国の大学生を対象とした調査では、パートナーとのセックスで「ほとんど毎回オーガズムに達する」と答えたのは男性91%に対し女性は39%にとどまりました。また女性800人への調査では、自分で行う場合「毎回オーガズムに達する」女性が39%いたのに対し、男性パートナーとのセックスで毎回達する女性はわずか6%だったとの報告もあります。これらのデータは、セルフプレジャーと比較してパートナーとの性交渉では女性が絶頂を迎えにくい実態を示しています。
背景には、十分なクリトリス刺激が得られにくい挿入中心の性行為や、女性が演技でオーガズムに達したふりをしてしまう風潮など、様々な要因が指摘されています(いわゆる「演技問題」では日本人女性の約80%がセックスでイクふりをした経験があるとの調査もあります)。以上よりセックスにおけるオーガズムの感じにくさ(オーガズムギャップ)は日本のみならず国際的にも認められる傾向であり、女性の性満足度向上のための課題として認識されています。
参照元: 【セックスの本音アンケート2025】女性のオーガズム経験率の低さは、もはや社会問題!?、女性の約73.9%が自慰行為で毎回達している。どうやって達した?(調査結果)

女性がオーガズムに達する際、どの部位への刺激で快感を得ているか(外陰部=クリトリスか、膣内の特定部位=Gスポットやポルチオなどか)には個人差があります。信頼できる調査データをみると、多くの女性にとってクリトリス刺激がオーガズムの鍵であり、いわゆる「膣イキ(膣内刺激によるオーガズム)」のみで絶頂に達する女性は少数派であることがわかります。日本の大規模調査でもその傾向は明らかです。
TENGA子会社の「iroha」による全国調査(10代~40代女性1200人)では、「オーガズムに達した経験がある」女性は61.2%で、そのうち「膣内への刺激でオーガズムに達した経験がある」女性は29%にとどまりました。
つまり膣(Gスポットなど)によるオーガズム経験者は3割程度で、残り7割近くはクリトリスなど外部刺激でしかイッたことがないことになります。実際、海外の調査でも「挿入(ペニスの膣内挿入)でオーガズムに達したことがある女性」は全体の2割前後(18.4%)との報告があり、膣そのものの刺激だけでオーガズムに至る女性は少数派である点は国際的にも共通しています。
さらに細かく「部位別オーガズム」を分析した興味深いデータがあります。日本の女性を対象にしたアンケートで、自身のオーガズム体験について「外イキのみ」「中イキのみ」「両方経験あり」の3つに分類してもらったところ、「クリトリスなど外部刺激でしかイッたことがない(外イキのみ)」女性が45.1%と半数近くを占めました。「膣内刺激でしかイッたことがない(中イキのみ)」女性はわずか8.5%しかおらず、残りの46.4%は「外部刺激・内部刺激の両方でイッた経験がある」と回答しています。
この結果は、オーガズムに達するためには大多数の女性(約91.5%)にとってクリトリス刺激が重要であり、純粋な膣内刺激だけでオーガズムに至れる人はごく一部(1割未満)であることを示しています。
言い換えれば、「クリトリスへの刺激によるオーガズム」は女性の基本であり、「Gスポット刺激によるオーガズム」を経験できる人は限られるということです。これは前述の膣内オーガズム経験率(約29%)とも概ね合致し、クリトリス中心の刺激が女性の性的快感においていかに重要かを裏付けるデータと言えます。
では「ポルチオ」(子宮頸部)への刺激でオーガズムに達すること、いわゆる「奥イキ」できる女性はどのくらいいるのでしょうか? ポルチオ性感によるオーガズムは、アダルトメディア等で語られることもありますが、大規模な統計データはほとんど存在していません。医学・性科学的には、膣奥(子宮頸部付近)で感じるオーガズムも広義には膣内オーガズムの一種と考えられます。
上記のように膣内刺激(Gスポットやポルチオへの刺激)でオーガズムを感じたことがある女性自体が全体の3割程度であり、その中にポルチオ刺激による絶頂も含まれていると推察されます。ポルチオで感じると答える女性は一部存在すると考えられますが、具体的な割合を示す公的調査は残念ながら見当たりません。いわゆるGスポットによるオーガニズムは突き詰めれば内からクリトリス(陰核)の一部が刺激されて起こるとされています。
クリトリスは内部に脚部を持ち膣壁や子宮頸部周辺まで神経網が広がっています。そのため、膣内のGスポットへの刺激で快感を得る場合でも、クリトリスを介したオーガズム反応であると考えられています。要するに、ポルチオ刺激によるオーガズムは可能だとしても非常に稀で、多くの女性にとってはクリトリス刺激(内外を問わず)こそがオーガズムの決め手だと言えるでしょう。
参照元:男女には「オーガズムギャップ」もある⁉“挿入”がオーガズムの邪魔をする衝撃の事実、女性の約73.9%が自慰行為で毎回達している。どうやって達した?(調査結果)
まとめ
多くの男性は「好きなパートナーをセックスでいかせたい」と自然に思うものです。しかし、今回紹介したデータが示すとおり、現実には多くの女性がセックスでオーガズムに達していないのが実情です。その最大の理由は、女性の体の仕組みが理解されないまま、挿入中心のセックスが行われている点にあります。
特に多いのが、前戯不足とクリトリス刺激の欠如 です。女性のオーガズムの多くはクリトリス刺激に依存しており、ここを無視して「中だけでイカせよう」とするのは無理があります。
男性は手を抜かず、クンニなどの前戯を丁寧に行い、クリトリスを十分に刺激したうえで、必要に応じてGスポットへの刺激を組み合わせることが重要です。女性をいかせる鍵は、テクニック以前に「正しい知識」と「丁寧さ」にあります。
筆者:元神 賢太
青山セレスクリニック/船橋中央クリニック院長/医療法人社団セレス理事長。
1999年慶応義塾大学医学部卒。
外科専門医(日本外科学会認定)。
美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。
美容外科医師会理事。
美容外科医・包茎治療・ペニス治療として20年以上のキャリアがある。リパス、リパスGの命名者であり、日本の第一人者。テストステロンブースターサプリ「TB-1」の開発者。
男性向けの性講座Youtube「元神チャンネル」は好評を博している。また、男性更年期障害(LOH症候群)の改善をライフワークとしている。
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