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男性の正しいオナニーやり方とNG習慣:セックスでイケなくなる前に

更新日:2025/12/25

公開日:2025/12/31

多くの男性は思春期以降、性的欲求を満たすために日常的にオナニー(マスターベーション)を行います。しかし驚くべきことに、学校などで「正しいオナニーのやり方」について正式に教わる機会はほとんどありません。

そのため自己流で誤ったオナニー方法を続けてしまい、後々の性生活に悪影響を及ぼすケースも少なくありません。特に年齢を重ねた男性でも、若い頃からの間違ったオナニー習慣が原因で膣内射精障害(パートナーとの性行為でうまく射精できなくなる状態)や遅漏などの問題を抱えることがあります。

この記事では、ペニスの専門家である筆者が「男性の正しいオナニー方法」について、避けるべき誤ったやり方とその弊害、そして健康的で正しいオナニーのやり方を分かりやすく解説します。全ての年代の男性に役立つ知識ですので、ぜひ参考にしてください。

間違ったオナニー方法とその弊害

まずは多くの男性が陥りがちな間違ったオナニーのやり方と、その習慣がもたらす弊害について説明します。不適切なオナニー方法を続けると、将来の性機能に影響が出る可能性があるため注意が必要です。以下に代表的な誤ったオナニー方法を挙げ、それぞれの特徴と起こりうる問題点を解説します。

床オナ(床でのオナニー)

「床オナ」とは、うつ伏せの状態で床や布団、枕などにペニスを押し付けて摩擦するオナニー方法です。英語圏でも「Traumatic Masturbatory Syndrome(外傷的マスターベーション症候群)」と呼ばれ、1998年にローレンス・サンク博士によって提唱された概念として知られています。

床オナでは局所に強い圧力がかかるため、通常のセックスで得られる膣内での刺激に対して感覚が鈍くなる傾向があります。その結果、膣内射精障害(セックスでは射精できない状態)やオーガズムに達するまでに異常に時間がかかる遅漏を引き起こす可能性があります。実際、ある研究では床オナ習慣のある男性は膣内射精障害のリスクが非常に高いことが報告されています。

特に40代以上で床オナを続けている男性は、ほぼ100%の割合でパートナーとの性行為中に射精困難を経験していたという驚くべきデータもあります。以上のように、床オナは快感を得やすい反面、将来的な性生活に深刻な悪影響を及ぼす危険なオナニー方法です。

強グリップオナニー(強すぎる握り)

手でペニスを過度に強く握って刺激するオナニー方法も注意が必要です。英語では「Tight Grip Syndrome」や「Death Grip Syndrome」(デスグリップ症候群)とも呼ばれ、強い握力でのオナニーを続けるとペニスの神経が次第に鈍感になり、通常の性行為で十分な快感を感じにくくなる恐れがあります。

強い圧力に慣れてしまうことでパートナーの膣内で刺激を得ても物足りなく感じ、結果として遅漏や射精困難(なかなか射精できない状態)に陥る可能性があります。さらに、強い握力による長年の刺激は血管や組織へのダメージリスクも高め、勃起不全の一因ともなりえます。この「強グリップ」に心当たりがある場合は、後述する正しい方法に矯正することが重要です。

足ピンオナニー(足を伸ばして行うオナニー)

「足ピン」とは、オナニーの際に足をまっすぐ伸ばし全身に力を入れて行う方法です。射精時に足先まで力が入り快感が増幅すると感じるため、この癖がついている男性もいます。しかし体を強く緊張させる不自然な姿勢に体が慣れてしまうと、リラックスした通常のセックスでは同じレベルの快感を得にくくなります。

特に強い緊張を伴う刺激に依存することで、床オナ同様に膣内射精障害や遅漏の原因となる可能性があります。また、足や下腹部の筋肉を長時間緊張させるため、血流が悪くなったり射精時に筋肉がつってしまうこともあり得ます。足ピンオナニーの習慣がある人も、できるだけ早めにリラックスした方法へ切り替えることが大切です。

高速ピストンオナニー(激しく速い動き)

これは手を非常に高速で前後に動かし、短時間で一気にオーガズムに達しようとするオナニー方法です。短期間で強い快感を得られるため、一時的な満足感は高いかもしれません。しかし同じ部位への激しい摩擦刺激を繰り返すと神経が慣れ、次第に他の刺激に対する感度が低下してしまいます。

その結果、実際のパートナーとの性行為ではスローペースな正常位のピストン運動では刺激が足りず、射精まで時間がかかる、あるいは射精できなくなるケースが増えてしまいます。また、高速ピストンに頼りすぎると摩擦で皮膚を傷つけたり炎症を起こすリスクもあるため、避けたほうが無難です。

電マオナニー(電動マッサージ機の使用)

最近ではハンディマッサージャー(いわゆる電マ)を男性のオナニーに利用する方もいます。この方法では強力な振動をペニスに与えるため、短時間で強い快感を得やすい特徴があります。しかし電マの強すぎる振動に頻繁に頼りすぎると、手やパートナーによる通常の刺激では満足できなくなる恐れがあります。

常に強力なバイブレーションに慣れてしまうことで、オーガズムに達しにくくなり、パートナーとのセックスで物足りなさを感じてしまう場合があります。電マは便利な反面、その強度に依存しないよう注意が必要です。

刺激が強すぎるポルノへの依存

オナニーのおかず(視聴するアダルト映像や想像する内容)も非常に重要です。インターネットで手軽にアクセスできる過激なポルノ映像やエロ漫画に日常的に頼りすぎると、現実のセックスとの刺激ギャップが生まれてしまいます。ポルノや漫画では非現実的なシチュエーションや極端なプレイが頻繁に描かれるため、それに慣れてしまうとパートナーとのセックスで興奮しづらくなり、性的満足感が低下する恐れがあります。

近年の研究でも、過度なポルノ視聴習慣は性的興奮の閾値を上げてしまい、勃起不全(ED)や射精障害、遅漏の一因になりうることが明らかになっています。つまり、映像の刺激に頼りすぎることも「誤ったオナニー方法」の一つと言えるでしょう。

不適切なオナニー習慣が引き起こすリスク

上で挙げたような不適切なオナニー方法を長期間続けていると、次のような深刻なリスクが生じる可能性があります。

感覚の鈍化

強すぎる刺激や不自然な体勢でのオナニーを繰り返すことで、ペニスの神経が刺激に慣れすぎて感度が低下してしまいます。その結果、パートナーとの通常の性行為では十分な快感を得られず、満足感が減少することがあります。いわゆる「刺激に慣れて感じにくい体」になってしまうのです。

遅漏・射精困難

特定の刺激に依存しすぎると、他の刺激では射精しづらくなるという問題も起こります。例えば床オナや強い握りに慣れた人は、正常位のセックスでは刺激が足りずオーガズムに時間がかかる(遅漏)傾向があります。ひどい場合にはパートナーとの行為中に最後まで達せられない(射精不全)状態になり、双方にとって悩みの種となります。

勃起不全(ED)

過度な刺激ばかりを追求していると、通常のセックスでは興奮しづらくなり勃起を維持できなくなる可能性もあります。特に強すぎる刺激や過激なポルノに慣れすぎた結果、パートナーといる時に十分な硬さを保てないといった勃起不全症状を訴えるケースも見られます。このように、日頃のオナニー習慣が将来的な性機能に影響を与えることを理解し、リスクを感じたら早めに改善に取り組むことが大切です。

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正しいオナニー方法:健康的なやり方のポイント

注意を促す白衣の男性

それでは、上記の問題を予防し健全なオナニー習慣を身につけるためには、どのような正しいオナニーのやり方をすれば良いのでしょうか。ここからは、医師である筆者が推奨する男性の正しいマスターベーション方法のポイントを解説します。日々のオナニーを少し工夫するだけで、感度を取り戻し将来の性生活への悪影響を防ぐことができます

仰向けや座った姿勢で行う

オナニーをする際の体勢は非常に重要です。床オナのようにうつ伏せで下に強く押し付ける姿勢は避け、仰向けに寝た状態や椅子に座った状態で行いましょう。仰向け・座位であれば全身に余計な力が入らずリラックスできますし、局所への圧迫も少ないため刺激が一箇所に集中しすぎない利点があります。

リラックスした姿勢で行うことで、実際のセックスにより近い感覚で快感を得ることができ、床オナ習慣による悪影響を防ぐ効果が期待できます。

包皮をしっかりむいて行う

オナニー時には可能な限り亀頭を露出させて(包皮をむいて)行うことが理想的です。包皮で覆われた状態だと刺激がマイルドになりすぎたり、皮を使ったいわゆる「皮オナ」状態になってしまいます。日頃から亀頭への直接刺激に慣れておくことで、実際のセックス時にも近い感覚を得られ、感度維持に役立ちます。

特に包茎の方は最初は刺激に慣れないかもしれませんが、優しく亀頭を触れる練習を重ねてみましょう。

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優しい握りで刺激する

オナニーの際の手の握り方(グリップ)は、思っている以上に大切です。強い握力でペニスを握る癖がある人は、今日からゆで卵を握るくらいのソフトな握りに変えてみてください。あまり強く締め付けず、手全体でふんわり包み込むように動かすことで、神経への負担を軽減しつつ十分な刺激を与えられます。

どうしても力を抜くのが難しい場合は、市販のオナホール(男性用マスターベーショングッズ)の使用も検討しましょう。オナホールは適度な柔らかさで内部に締め付け感が設計されており、強すぎる圧力をかけずにリアルな刺激を得られるため、強グリップオナニーの改善に役立ちます。実際にペニスを強く握り込むオナニー習慣がある方には、トレーニング用の軟らかいホール(例:トレーニング用TENGA等)を使って徐々に弱い刺激での射精に慣れる方法もおすすめです。

足や身体の力を抜く

オナニー中はできるだけ全身の力を抜いてリラックスしましょう。特に先述の足ピン習慣がある人は、意識的に膝を曲げるか楽な姿勢で行い、足に力を入れないようにします。肩や腹筋にも余計な力が入らないよう深呼吸しながら行うと良いでしょう。

全身の緊張を解くことで射精に必要な不随意筋の自然な収縮が引き出され、セックス時と同様の自然なオーガズムに近づけます。

ピストンの速度は自然に

オナニーではつい快感を早く得ようと手を高速で動かしがちですが、ピストン運動のスピードはコントロールしましょう。実際の性行為ではずっと超高速で動き続けることはありません。速すぎるテンポに体が慣れるのを防ぐため、セックスに近いナチュラルなリズムで刺激することが大切です。

ゆっくりめのストロークから始め、徐々にスピードを上げて射精に至る、といった緩急をつけると良いでしょう。これにより、パートナーとのセックスでも違和感なく射精までたどり着けるようになります。

潤滑剤やローションを使用する

オナニー時にローションや潤滑ジェルを使うことも、正しいやり方の一つです。皮膚への過度な摩擦ダメージを防ぎ、快適な刺激が得られます。特に乾いた手で強い摩擦を与えている人は、潤滑剤を使うだけで刺激がマイルドになり感度低下の予防になります。

市販のローションや医療用ジェルなど色々ありますが、自分に合ったものを使ってみてください。

現実的で適度な刺激を心がける

オナニーの際に用いるイメージや視覚刺激も、なるべく現実に近いものに留めるよう意識しましょう。過激すぎるポルノばかり見ている人は、刺激が強すぎない動画や、お目当ての女性との性体験を想像するなどで興奮する練習をしてみてください。非現実的な映像や漫画を避けて日頃から適度な刺激に脳を慣らしておくことで、セックスの際にもきちんと興奮を感じやすくなります。

要するに、「セックスで感じる興奮」に近いシチュエーションでマスターベーションを行うことが、正しいオナニー方法として重要なのです。

まとめ

オナニー(マスターベーション)は本来、男性の性的健康にとって自然で有益な行為です。しかし、誤ったやり方で続けていると将来の性生活に悪影響が出る可能性があることを解説しました。特に床オナのように強い圧力を伴う方法は、ペニスの神経に過度な刺激を与え、膣内射精障害や遅漏を招く主要な原因の一つであると分かっています。

 

強い握力や緊張を伴うオナニー習慣も同様に、感度低下や射精困難、ひいてはEDなど深刻な問題につながりかねません。こうした状態が続くと性的満足度が下がるだけでなく、自信喪失やパートナーとの関係悪化にも繋がるため注意が必要です。幸い、オナニーのやり方は今日からでも改善可能です。

 

本記事で紹介したように、正しいオナニー方法のポイントは「姿勢」「刺激の強さ」「リズム」と「イメージ」の見直しにあります。具体的には仰向けや座位でリラックスして行い、ペニスは優しく握り、必要に応じてローションやオナホールを使って刺激を和らげます。そして性行為に近いゆったりしたピストン運動と、過激すぎない現実的な刺激でオナニーをすることが大切です。

 

これらを守れば、オナニーによる快感を楽しみつつも将来のセックスに悪影響を及ぼす心配がぐっと減るでしょう。最後に、もし「オナニーではイけるのにセックスではイケない」「勃起しづらくなってきた」といった悩みがある場合は、一度ご自身のオナニー習慣を見直してみてください。

 

それでも改善が難しい場合や性機能に不安がある場合は、遠慮なく専門の医師に相談することをおすすめします。正しい知識にもとづいた適切な対策で、いつまでも健康的で満足のいく性生活を送りましょう。

 

筆者:元神 賢太
青山セレスクリニック/船橋中央クリニック院長/医療法人社団セレス理事長。
1999年慶応義塾大学医学部卒。
外科専門医(日本外科学会認定)。
美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。
美容外科医師会理事。
美容外科医・包茎治療・ペニス治療として20年以上のキャリアがある。リパス、リパスGの命名者であり、日本の第一人者。テストステロンブースターサプリ「TB-1」の開発者。
男性向けの性講座Youtube「元神チャンネル」は好評を博している。また、男性更年期障害(LOH症候群)の改善をライフワークとしている。

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