形成外科・泌尿器科・性病科
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更新日:2025/07/15
公開日:2025/07/03
「仮性包茎は手術が必要ですか?メリットはありますか?」美容外科医である私のもとにも、20~40代の男性からこのような質問がよく寄せられます。仮性包茎は珍しいものではなく、日本人男性の約7割前後が該当するといわれる一般的な状態です。平常時に亀頭が包皮に覆われているものの、手で剥けば亀頭を露出できるのが仮性包茎の特徴です。
一方で、真性包茎(全く剥けない状態)やカントン包茎(無理に剥くと締め付けられる状態)とは異なり、仮性包茎は日常生活や性生活に大きな支障を来すことがほとんどないため、医学的には必ずしも手術が必要な状態ではありません。私も医師として、「仮性包茎の手術は必ずしも必要ではないでしょう」とお答えするケースが多くあります。
しかし一方で、仮性包茎をそのまま放置していることで生じる衛生面の問題や臭い、陰毛の絡まり、見た目のコンプレックスなど、様々な不都合に悩む方がいるのも事実です。こうした悩みを解消する手段として、包茎手術には一定のメリットがあるのも確かです。本記事では、美容外科医の視点から仮性包茎手術の必要性について専門的な見解を交えつつ、仮性包茎による具体的な不都合と手術で得られるメリットについて詳しく解説します。

まず仮性包茎とは何かを簡単に説明します。仮性包茎は、平常時(非勃起時)には亀頭が包皮にすっぽり覆われているものの、手で包皮を後退させたり勃起したりすれば亀頭を露出できる状態のことです。つまり、「剥こうと思えば剥ける包茎」が仮性包茎です。これに対し、手で剥こうとしても亀頭が露出できない状態を「真性包茎」、無理に剥くと亀頭を締め付けてしまう状態を「カントン包茎」と呼びます。
仮性包茎は真性包茎やカントン包茎に比べて症状は軽く、通常は深刻な危険や痛みを伴わないため医療的緊急性は低いとされています。実際、日本人成人男性の約50~70%がこの仮性包茎に該当するとされ、多くの男性にとって身近な状態です。
割礼(新生児の包茎手術を受ける慣習)文化のない日本では、成長しても自然に皮が剥けず仮性包茎のまま大人になる人が多数派という背景があります。仮性包茎自体は病気ではなく、本人が特に困りごとを感じていなければ、健康上大きな問題にはなりません。実際、仮性包茎は生活や性行為に支障がなければ基本的に手術は必要ないのです。
しかし「問題がない」とはいえ、仮性包茎の状態を放置することで日常的に生じうるいくつかの不都合も存在します。次の章では、仮性包茎によって起こりやすい具体的な問題について見ていきましょう。

仮性包茎手術の必要性について、医師としての見解を述べます。結論から言えば、前述のとおり仮性包茎は医学的には必ずしも手術が必要な状態ではありません。仮性包茎の場合、手で包皮を剥いて清潔を保てており、普段の生活や性行為にも支障がないのであれば、無理に手術を受ける必要はないのです。
私自身も患者さんから「仮性包茎だが手術すべきか?」と相談を受けた際には、「必要性を感じなければ手術の必要はありません」とまずお答えしています。実際、日本人男性は包茎の割合こそ高いものの、その中で包茎手術(仮性包茎を含む)を受けている人は2割以下と報告されており、大半の方は手術せず日常生活を送っています。
ではどんな場合に仮性包茎手術を検討すべきか? 医学的には、以下のようなケースでは手術が選択肢となります:
後述するように、仮性包茎はどうしても陰部が不衛生になりやすく、繰り返す亀頭包皮炎(炎症)に悩まされたり、悪臭が強く日常生活に支障を来したりするケースがあります。毎日清潔に洗っていても、常に包皮内が湿った状態になる仮性包茎では雑菌の繁殖や恥垢の蓄積を完全に防ぐことは難しいのも事実です。こうした衛生面のトラブルが頻発する場合、手術で根本的に包皮の問題を解消する意義は大きいでしょう。
勃起時に包皮が狭く締め付けて痛みが出る、あるいは余った包皮が性交時に裂けて出血する、といったトラブルがある方もいます。そのような重度の仮性包茎(勃起時にも亀頭がほとんど露出できないレベル)では、手術を検討した方が良い場合があります。放置して炎症や裂傷を繰り返すと、傷が瘢痕化して包皮口が硬く狭くなり、結果的にカントン包茎や真性包茎へ悪化してしまうリスクがあります。そうなる前に治療してしまうほうが安心です。
仮性包茎そのものは機能上問題がなくても、「見た目を気にして恋愛や性交渉に積極的になれない」「温泉やサウナで人前で裸になるのが恥ずかしい」といった心理的ストレスを抱える方も少なくありません。包茎であることへのコンプレックスが強く、自己肯定感の低下や対人関係への消極性につながっている場合には、手術でその悩みを解消することも検討に値します。仮性包茎手術によってコンプレックスを解消し、自分に自信が持てるようになることで、むしろ前向きに人生を送れるようになったという患者さんも多いものです。
以上のような場合には、仮性包茎手術を前向きに考えてみても良いでしょう。一方で、仮性包茎の手術は保険適用外の自由診療です(真性包茎など医学的に治療が必要と認められる場合を除き保険は利きません)。費用の目安は施術内容にもよりますが20万円前後と高額になりがちであり、術式によっては傷跡が残るリスクもあります。
したがって、手術を決断する際はこうしたデメリットや費用面も含め、慎重に検討することが大切です。ただし現在では美容外科クリニックで傷跡が目立ちにくい高度な手術法も確立されています。悩みを抱え込んで生活の質を落とすより、専門クリニックで相談し、自分にとって手術が必要かどうか専門医と一緒に判断することをお勧めします。

施術の副作用(リスク):治療後、腫れ、内出血を起こすケースがございます。
施術の費用:20万円(税別)

仮性包茎そのものは病気ではないとはいえ、包皮に亀頭が覆われた状態が常態化していることで生じやすい不都合がいくつかあります。私の患者さんのお話や医学的知見を踏まえると、主に以下の点が仮性包茎で悩まれやすいポイントです。
仮性包茎では亀頭が常に包皮に包まれて湿度が高い状態になりやすく、どうしても不衛生になりがちです。包皮の内側に汗や尿のしずく、精液の残りなどが溜まりやすく、恥垢(俗に言う「チンカス」)も蓄積しやすい環境です。その結果、雑菌が繁殖して嫌な臭いの原因になります。
実際、女性との親密な場面でも、いざ下着を脱いだ瞬間に強い臭いがすれば雰囲気が台無しになってしまうでしょう。毎日入浴時に包皮をきちんと剥いて洗浄・乾燥する習慣をつければ清潔を保てますが、それでも完全に湿気や菌の繁殖を防ぐのは難しく、臭いの悩みから「解放されたい」と感じる方も多いのです。
仮性包茎の方によくあるトラブルの一つに、「包皮に陰毛を巻き込んでしまう」というものがあります。下着の中で陰茎と陰毛がこすれているうちに、陰毛の先が包皮の口から中に巻き込まれてしまい、引っ張られることで痛みを感じます。
陰毛を短くカットしたり脱毛したりする対策も考えられますが、根本的には包皮が余っていることに起因する問題なので、なかなか煩わしさから逃れられません。陰毛絡みの痛みは地味ながら不快感が強く、「もうこんな思いはしたくない」というご相談も受けます。
仮性包茎であること自体が心理的コンプレックスになるケースも多く見られます。例えば「包茎だと格好悪いと感じてしまい、自分の下半身に自信が持てない」「温泉やサウナで周囲の目が気になり、入浴前にこっそり包皮を剥いて亀頭を出しておく」「友人と旅行に行っても裸を見られるのが恥ずかしくて落ち着かない」といった声があります。性交渉の際にも、「行為後に裸でいるのが恥ずかしい」「包皮に覆われているせいで自分の陰茎が実際より小さく見えてしまう気がする」といった不安を抱えることがあります。
このような羞恥心や劣等感は精神的ストレスとなり、ひどい場合は性行為に消極的になったり勃起不全(ED)につながったりするケースも報告されています。見た目の問題は他人からすれば些細に思えるかもしれませんが、ご本人にとっては深刻な悩みとなり得ます。
亀頭が常に包皮に守られているため刺激に弱くなり、性交時に過敏になって射精が早まりやすい(早漏になりやすい)傾向があります。余分な包皮が性交時に刺激を増やしてしまうこともあり、「自分ばかり先にイってしまい、パートナーを満足させにくい」という悩みにつながる場合もあります。
包茎の包皮内の不潔な状態が続くと亀頭包皮炎を繰り返したり、細菌やウイルスによる性感染症(STD)にかかるリスクも高まります。例えば尖圭コンジローマやクラミジア感染症などは包皮内部の不衛生さが一因にもなり得ますし、パートナーに感染を及ぼす恐れもあります。さらに長期的には、包茎状態が続く男性は陰茎がんの発症リスクが若干高いとの指摘もあります(恥垢に含まれる物質が発がんリスク因子になり得るためと言われます)。
以上のように、仮性包茎は必ずしも治療必須の病気ではないものの、衛生面・機能面・精神面でデメリットが生じやすい状態であるのは確かです。

では、仮性包茎を手術で治療するとどのようなメリットが得られるのでしょうか?結論から言えば、仮性包茎手術を受けることで上に挙げた不都合の多くは根本的に解消できます。具体的なメリットを、順に見ていきましょう。
包茎手術によって常に亀頭が露出された状態になると、陰部を洗浄しやすくなります。包皮の中に汚れや恥垢が溜まる心配がほとんどなくなるため、陰部を清潔な状態に保ちやすくなり、嫌な臭いも発生しにくくなります。
実際、包茎手術後は「陰茎を洗うのが簡単になり、ムレや臭いが気にならなくなった」という声を多く聞きます。清潔さを維持できることで、亀頭包皮炎などの炎症トラブルや性感染症の予防にもつながります。パートナーから不衛生だと思われる心配も減り、自信を持って性生活が送れるでしょう。
手術によって余分な包皮が取り除かれれば、陰毛が包皮に巻き込まれて痛むようなトラブルも起こりません。毛を無理に引き抜いて傷がつく心配もなくなるため、陰部の皮膚トラブルが減少します。小さなことのようですが、日々の煩わしさが無くなるのは大きなメリットです。
仮性包茎手術を受けることで得られる恩恵として見逃せないのが、精神的なコンプレックスの解消です。手術後は亀頭が常に露出するため、「被っているのが恥ずかしい」という悩みから解放されます。
自分の陰茎の見た目に対する自信がつき、パートナーに対して堂々と振る舞えるようになる方も多いです。「手術前は温泉に行くのもためらっていたけれど、手術後は気にせず入れるようになった」「コンプレックスがなくなり自己肯定感が高まった」といった報告もあります。実際に、仮性包茎の治療によって男としての自信がアップし、前向きに人生を歩めるようになるケースは少なくありません。見た目の改善は心理面に大きなプラス効果をもたらすのです。
仮性包茎手術後は亀頭が常に露出して下着などに触れるようになるため、次第に刺激に慣れて感度が安定しやすくなります。その結果、性交時に過敏になりすぎることが減り、早漏の改善が期待できます。事実、「手術後に持続時間が伸び、パートナーとの性交渉に余裕が生まれた」という声も聞かれます。
また、包皮によるコンドームのズレや外れが起きにくくなるため、避妊や性病予防の面でも安心感が高まります。女性側にとっても、常に亀頭が露出した状態であれば膣内でしっかり刺激を与えられるため、満足度が上がる可能性があります。このように、手術により性機能面でのトラブルが減り、お互いの性生活の質が向上することもメリットと言えるでしょう。
以上のように、仮性包茎手術には衛生面・機能面・心理面で多くのメリットがあります。特に「清潔さの向上」と「コンプレックスの解消による精神的安定」は大きな利点で、これらは患者さんの自己肯定感や生活全般の質(QOL)を高めてくれます。
手術後、「もっと早く受けておけば良かった」と満足される方も少なくありません。もちろん手術ですので多少の痛みやダウンタイム(術後の安静期間)は伴いますが、術後ケアをしっかり守っていただければ、社会復帰も比較的スムーズです。傷跡も美容外科的な工夫で目立ちにくく仕上げることが可能です。総合的に見て、仮性包茎による不都合に悩んでいる方にとって、包茎手術は検討する価値のある解決策だと言えるでしょう。

施術の副作用(リスク):治療後、腫れ、内出血を起こすケースがございます。
施術の費用:20万円(税別)
まとめ
結論として、仮性包茎は医学的には必ずしも手術が必要な状態ではありません。仮性包茎のままでも正しいケアを行い、日常生活に支障なく過ごしている男性は大勢いますし、無理に手術をする必要はありません。実際に日本人男性の半数以上が仮性包茎ですが、その多くは特に問題なく生活しています。
しかし一方で、仮性包茎によって生じる衛生面の悩み(臭いや炎症)、陰毛の巻き込み痛、見た目のコンプレックスなどに少しでも不都合を感じているのであれば、それを手術で解消できます。仮性包-茎手術を受けることで得られるメリット(清潔さの向上、臭いや炎症の予防、コンプレックスの解消による自己肯定感アップなど)は、あなたの生活の質を高めてくれるでしょう。
手術をするか迷っている方は、一人で抱え込まず専門クリニックに相談してみることをお勧めします。経験豊富な美容外科医が、あなたの仮性包茎の程度や悩みに応じて最適なアドバイスをしてくれるはずです。大切なのは、「医学的に必須ではないが、自分にとって必要かどうか」を判断することです。
仮性包茎で困り事がないなら経過観察でも構いませんし、困り事があるなら手術という選択肢で人生の質を向上させるのも良いでしょう。どの道を選ぶにせよ、正しい知識を持って納得のいく決断をしてくださいね。自分の体と向き合い、快適で自信の持てる毎日を過ごせるよう願っています。
筆者:元神 賢太
青山セレスクリニック/船橋中央クリニック院長/医療法人社団セレス理事長。
1999年慶応義塾大学医学部卒。
外科専門医(日本外科学会認定)。
美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。
美容外科医師会理事。
美容外科医・包茎治療・ペニス治療として20年以上のキャリアがある。リパス、リパスGの命名者であり、日本の第一人者。
男性向けの性講座Youtube「元神チャンネル」は好評を博している。また、男性更年期障害(LOH症候群)の改善をライフワークとしている。
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