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保険適用の包茎手術はいくら?料金の詳細と適用基準

更新日:2025/11/22

公開日:2025/11/24

今回は「保険適用の包茎手術はいくら?料金の詳細と適用基準」というテーマで、包茎手術にかかる料金や健康保険の適用基準について詳しく解説します。包茎手術を検討している方にとって、保険適用で手術が受けられれば費用が安く済むのは大きなメリットですよね。

しかし、保険で安くできるにもかかわらず、多くの方が美容クリニック(自由診療)で包茎手術を受けているのはなぜでしょうか。本記事ではその理由も含め、保険適用になる条件や費用の詳細、保険診療と自由診療の施術内容の違いを比較し、後悔しない選択をするためのポイントをお伝えします。ぜひ最後までお読みください。

保険適用となる包茎手術の基準とは?

まず、どのような場合に包茎手術が健康保険の適用となるのか、その適用基準を確認しましょう。日本の公的医療保険が適用されるのは、あくまで「治療」が必要と判断されるケースに限られます。包茎手術の場合、日常生活に支障をきたす重度のケースのみが保険適用の対象です。具体的には以下のような状態が該当します。

保険適用されるケース

真性包茎:包皮口が極端に狭く、平常時・勃起時を問わず亀頭を全く露出できない状態。排尿や清潔保持が困難で、放置すると亀頭包皮炎などのリスクが高い場合は「治療が必要」とみなされます。

嵌頓包茎によるカントン状態:一度むけた包皮が狭くて元に戻らず、亀頭部で鬱血・腫れを起こしている状態。血流が阻害され、このままでは亀頭が壊死する危険すらあるため緊急の処置が必要です。嵌頓状態は医学的緊急性が高いため、手術による治療が保険適用となります。

保険適用されないケース

仮性包茎:普段は亀頭が包皮に覆われているものの、手でむけば亀頭露出が可能な状態の包茎。機能的な障害がないため医学的には「治療の必要なし」と判断され、健康保険の適用外(自由診療)となります。

美容目的の包茎手術:見た目の改善や早漏治療など、美容的・任意的な目的で行う包茎手術は、健康保険の適用外です。例えば「将来パートナーに指摘されたくない」「見た目に自信を持ちたい」といった理由での手術は自費診療になります。

以上のように、保険適用されるのは真性包茎や嵌頓包茎でもかんとん状態になっていること等といった医学的に放置できないケースのみです。裏を返せば、症状が軽い仮性包茎の方や見た目を良くしたいだけの手術は自費で受けるしかないということです。多くの若い男性が悩む仮性包茎は原則として保険が利かない点に注意してください。

保険適用の包茎手術の費用はいくら?

では、実際に保険が適用となった場合、包茎手術の費用はいくらくらいになるのでしょうか。保険診療の場合、患者さんの自己負担は通常3割です。手術そのものの点数(費用)は決まっており、下記のとおりです。

包茎手術の診療報酬点数

1点は10円に換算され、背面切開術で8300円、環状切除術で20,400円です。つまり、自己負担額は背面切開術で2,490円、環状切除術で6,120円です。ただしこれは手術料のみです。実際には初診料・検査料(感染症チェックの血液検査等)・術後の処方箋代や再診料なども含まれるため、トータルの自己負担額は環状切除術で3〜4万円程度になるケースが一般的です。

ちなみに環状切除術は一般的に一般的な包茎手術のことであり、あまっている包皮を輪っか状(環状)に一周ぐるっと除去する手術方法となります。一方、背面切開術は、狭窄部分だけを縦に切開し、それを横に縫合することで、狭窄を部分をなくす手術で、余っている包皮は切除しない手術方法です。

保険適用の環状切除による包茎手術費用が数万円程度と聞くと、「思ったより安い」と感じる方もいるでしょう。確かに自由診療に比べれば非常に低価格で手術を受けられる点は大きなメリットです。ただし、保険で受けられる包茎手術にはいくつかの制約やデメリットもあります。費用面だけで飛びつく前に、次で述べるようなポイントも把握しておきましょう。

参照元: https://clinicalsup.jp/jpoc/shinryou.aspx?file=ika_2_10_1_11_1/k828.html

泌尿器科で行う保険手術と美容クリニックの手術の違い

保険適用で包茎手術を受ける場合、多くは泌尿器科の医師によって行われます。一方、保険の利かない自由診療では、美容外科など包茎手術専門のクリニックで行われるのが一般的です。それぞれ手術方法や仕上がりに大きな違いがあるため、以下に比較してみます。

対象となる症例の違い

前述のとおり、泌尿器科で保険適用となる手術は重度の真性包茎や嵌頓状態など「医学的適応」がある場合のみです。仮性包茎や軽度のかんとん包茎は泌尿器科でも保険適用にはならず、手術自体を断られます。

一方、美容クリニックでは仮性包茎を含めあらゆるタイプの包茎に対応しており、症状の軽重に関わらず手術を受けることができます。

手術方法の違い

保険診療で行われる包茎手術は見た目の仕上がりは度外視されます。このため、保険診療で行われる環状切開法ではペニスの中央部(亀頭から離れた位置)の皮膚を環状に切除され、その部分で縫合されます。このため傷跡が陰茎中央に残るため手術を受けたことが一目で分かってしまう欠点があります。

切除部位で皮膚の色味がピンクと茶色のツートンに分かれてしまい、見た目にも傷跡が目立ちやすくなります。これに対し、美容クリニックでは「亀頭直下法」や「根部切除法」などデザイン性を重視した術式が採用されます。

「亀頭直下法」では、亀頭のすぐ下で余分な包皮を切除し、亀頭冠(カリ)の陰に傷跡が隠れるように縫合する方法で、周囲から手術跡を気付かれにくいのが特徴です。また、「根部切除法」では、陰毛の隠れた位置に傷跡がきますので目立ちません。これらの手術方法は仕上がりの美しさを優先する自由診療ならではの術式と言えるでしょう。

傷跡の仕上がり

上記の術式の違いにより、術後の傷跡の見た目には大きな差が出ます。保険適用の環状切開法は前述の通り傷跡が真ん中に露出し、「傷跡が汚い」と感じる仕上がりになりがちです。

実際、保険適用の環状切開法を行う泌尿器科医自身も「これは傷跡があまり綺麗ではない手術方法だ」と認識していますが、「重度の包茎を治すことが先決なので見た目は二の次」と割り切って施術しているのが現状です。

言い換えれば、泌尿器科で行う保険手術の目的はあくまで包茎を治療すること(亀頭を露出できるようにすること)であり、傷跡をできるだけ綺麗に仕上げることは重視されていないということです。一方、経験豊富な美容外科医による手術では傷跡が目立たない位置にくるため手術を受けたと他人に気づかれる心配はほとんどありません。まさに「人前で堂々と脱げる美しい仕上がり」を目指した手術と言えるでしょう。

手術の待機期間・環境

一般病院の泌尿器科で保険手術を受ける場合、患者側の都合で自由に手術日程を決めることは難しく、病院のスケジュールに合わせる必要があります。予約が立て込んでいれば数ヶ月待ちになるケースもありますし、術後経過を見るために入院が必要と告げられることもあります。

一方、自由診療のクリニックでは日帰り手術であり、忙しい方でもスケジュールを調整しやすい環境が整っています。プライバシーへの配慮が手厚い点も専門クリニックの利点です。大部屋の病室に入院する必要もなく、こっそりと手術を受けたい方でも安心でしょう。

以上のように、費用以外の面でも保険手術と自由診療手術には大きな違いがあります。筆者の元にも「保険適用で手術を受けたが傷跡の見た目に納得できず相談に来られる」という患者様が少なくありません。残念ながら一度手術を受けた後に傷跡を完全に修正するのは容易ではないため、最初から仕上がり重視でクリニックを選ぶことの重要性を痛感します。

▶️ 他院で受けた包茎治療後の傷跡の修正の可能です

自由診療で受ける包茎手術の料金相場は?

次に、保険が利かない場合の包茎手術、すなわち自由診療(自費)の場合の料金相場について解説します。仮性包茎など保険適用外の手術を検討する場合や、真性包茎だがあえて仕上がり優先で美容クリニックで受けたい場合、費用は全額自己負担となります。

専門クリニック各院で料金設定は異なりますが、おおよその相場感としては10万〜30万円前後が一般的です。症例の軽重やクリニックの方針によって幅がありますが、例えばあるクリニックでは次のような目安を公表しています。

  • 仮性包茎の手術費用:20万円前後
  • 嵌頓包茎の手術費用:25万円程度
  • 真性包茎の手術費用:30万円程度

上記はあくまで目安ですが、包茎の程度(例えば皮の余り具合や亀頭との癒着の有無など)によっては追加費用が発生するケースもあります。また、クリニックによって自由診療の料金設定は自由なため、中には相場を大きく超える高額な費用を請求するところも存在します。適正価格のクリニックでは上記程度の範囲に収まることが多いですが、極端に高額な見積もりを提示された場合は慎重に検討したほうが良いでしょう。料金だけでなく、信頼できるクリニックかどうかを含めて総合的に判断することが大切です。

後悔しない包茎手術のために

最後に、費用と仕上がりの両面から見た「後悔しない包茎手術の選び方」についてまとめます。真性包茎や嵌頓状態であれば保険適用で安価に手術を受けられる可能性がありますが、術後の傷跡の状態まで考慮に入れることが重要です。

特に思春期〜青年期の男性にとって、デリケートな部分の見た目は精神的な安心感や自信にもつながります。費用の安さだけに飛びついて手術を受け、その結果傷跡が目立って後悔する…という事態は避けたいものです。

実際、保険診療で包茎手術を受けた方が「傷跡が気に入らない」「人前で見られるのが恥ずかしい」と感じて、後から美容外科に相談に来られるケースも少なくありません。

しかし一度できてしまった傷跡をあとから完全に消すことは難しく、修正には追加の手術や費用がかかってしまいます。最初から仕上がりの綺麗さを求めるのであれば、保険適用にこだわらず専門の美容クリニックで受けることを検討する価値は十分にあるでしょう。

多少費用は嵩んでも、「人前で堂々と裸になれるようにしたい」という思いで包茎手術を決断する方も多いのです。ご自身の優先順位(費用か仕上がりか)をよく考え、納得のいく方法で治療を受けてください。

▶️ 包茎治療についてはこちら

まとめ

保険適用の包茎手術は真性包茎など重度の場合に限り可能で、自己負担数万円と費用面ではメリットです。しかし術式や仕上がりに制約があり、見た目を気にする方には不向きな面もあります。

 

自由診療なら費用はかかるものの、美しい仕上がりと納得の結果を得やすいでしょう。大切なのは情報を集めて十分に検討し、自分が後悔しない方法を選ぶことです。

 

当院では包茎手術に関するご相談を随時受け付けていますので、疑問や不安があれば遠慮なく私にご相談ください。あなたにとって最良の選択ができるよう、心よりサポートいたします。

 

筆者:元神 賢太
青山セレスクリニック/船橋中央クリニック院長/医療法人社団セレス理事長。
1999年慶応義塾大学医学部卒。
外科専門医(日本外科学会認定)。
美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。
美容外科医師会理事。
美容外科医・包茎治療・ペニス治療として20年以上のキャリアがある。リパス、リパスGの命名者であり、日本の第一人者。テストステロンブースターサプリ「TB-1」の開発者。
男性向けの性講座Youtube「元神チャンネル」は好評を博している。また、男性更年期障害(LOH症候群)の改善をライフワークとしている。

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