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切らない包茎手術とは?仕組みとデメリットについて

更新日:2025/07/27

公開日:2025/07/16

包茎は男性にとってデリケートな悩みであり、「手術で皮を切るのは怖い」「できれば切らずに治したい」と考える方も多いでしょう。そうしたニーズから生まれたのが「切らない包茎手術」と呼ばれる治療法です。メスを使わず包茎を改善できるとうたわれ、一見魅力的に聞こえます。

しかし、その仕組みや実際の効果を正しく理解しないと、期待外れに終わったり、不要な出費をしてしまう恐れもあります。この記事では、切らない包茎手術にはどのようなやり方があるのか、その原理とデメリットを元神チャンネルの私が詳しく解説します。

切らない包茎手術の種類とやり方

「切らない包茎手術」にはいくつかの種類があります。以下では代表的な方法とその仕組みについて説明します。ただし注意したいのは、これらは基本的に仮性包茎(手でむけば亀頭を露出できる状態)の改善を目的とした方法であり、真性包茎(全くむけない状態)やカントン包茎(締め付けが強い状態)には適用できません。

真性包茎や包皮口が極端に狭い場合は、メスを入れる包茎手術が必要になる点は念頭に置いておきましょう。

1. 糸や医療用ボンドで皮を固定する方法

最も代表的な「切らない包茎手術」の一つが、余った包皮を陰茎の根元に寄せ集め、糸や医療用接着剤(ボンド)で固定する方法です。

これはまぶたの二重整形(埋没法)に発想が似ており、陰茎の根元で包皮同士を縫い合わせたり、接着したりして、余分な皮をたるませないよう一時的に留める仕組みになっています。メスを使わず安価に受けられる簡易的な包茎手術として、一部のクリニックで「○○円~」と低価格を強調した宣伝がなされている方法でもあります。

しかしながら、このやり方には重大なデメリットがあります。主な問題点を挙げると次のとおりです。

  • 効果が一時的:糸やボンドで皮膚を留めているだけなので、時間経過や勃起・性交による皮膚の張力で糸が切れたり接着が剥がれたりしやすく、ほどなく元に戻ってしまいます。実際、切らない手術は包皮を直接取り除く根本治療ではなく、一時的な処置のため、ほとんどの場合すぐ元の包茎状態に戻ってしまうのです。早い人ではわずか1ヶ月程度で効果がなくなります。

  • 不自然な仕上がり:余った皮膚を無理やり根元に集めて固定するため、根元側に皮がジャバラ状にたまって見た目に違和感が生じる可能性があります。また、糸で数ヶ所留めた凸凹や、接着剤による皮膚の癒着の跡として残る場合もあり、決して自然な外観とはいえません。

  • 違和感やトラブルのリスク:包皮が根元で固定された状態になることで、勃起時や性行為・マスターベーションの際に皮膚が引っ張られて突っ張り感や痛みを生じる恐れがあります。皮膚は本来伸縮するものですが、それを固定することで勃起時に皮膚へ負担がかかり、無理に伸ばされるためです。

このように、「糸・接着剤で留める方法」は手軽さと引き換えに効果の持続性が極めて低く、見た目や使用感にも問題が生じやすいのが現状です。実質的には根本解決にならないため、「切らない包茎手術」の中でも全く意味がない治療法として筆者はこの治療を非難します。にもかかわらず大手の包茎治療専門クリニックが安価なメニューとして大々的に宣伝しており、興味を引かれがちです。

実際にこうしたクリニックを訪れると「安価な糸留め手術では効果が不十分」などと言われて、高額な通常の包茎手術を強く勧められるケースが少なくありません。

安さにつられて受診したのに、良心的な医療機関で受けられる価格より大幅に高額な契約をさせられたり、場合によっては初診当日にそのまま手術を強引に受けさせられたというトラブル報告もあります。仮に糸やボンドで留める方法を受けても短期間で元通りになってしまうため、結局無駄になってしまう点をよく考える必要があります。

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2. 亀頭増大術を利用する方法

2つ目の「切らない包茎手術」として挙げられるのが、亀頭増大術によって亀頭(ペニス先端)を大きくし、余った包皮の「ストッパー」にしようという方法です。

ヒアルロン酸等の注入で亀頭を一回り大きくし、皮が被りにくくなることを期待する施術になります。理論上、亀頭径が太くなればタートルネック状の包皮が引っかかりやすくなり、ごく軽度の仮性包茎であれば多少は改善が見込める場合もあります。

しかし仕組みとしては間接的なものであり、包茎そのものを直接治す方法ではありません。特に皮余りの多いケースでは、亀頭を少々大きくしても、皮が亀頭を覆おうとする力に勝てず、結局被さってしまうため、亀頭増大で包茎を完全に治すことはできないのが現実です。

実際、普段から亀頭が全て皮を被ってしまうような人では亀頭を大きくしても効果は限定的で、「ストッパー」として皮の戻りを防ぐほどのサイズアップは不可能だといわれます。

施術の副作用(リスク):治療後、腫れ、内出血を起こすケースがございます。
施術の費用:亀頭増大(リパスG)3.0cc 625,000円(税別)

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3. 非切開の長茎術(切らない長茎術)

3つ目は、メスを入れずに行う「切らない長茎術」です。

長茎術とは本来、陰茎を体内側から引き出して長く見せる手術で、陰茎を支える靭帯を引き出したり、恥骨周囲の脂肪を除去したりすることでペニスの露出部分を増やす施術です。ペニス自体の長さが増せば相対的に亀頭を覆う皮の割合が減るため、「長くして皮余りを解消する」という発想で包茎改善につなげようとするものです。

しかし、メスを使わない方法(非切開の長茎術)の場合、恥骨部の浅い層にある陰茎ワナ靭帯をすくい上げて、皮膚に糸で縫合するといったものになります。これは皮膚を切らないという点で「切らない包茎手術」の一種とされますが、正直なところ陰茎ワナ靭帯を皮膚と結ぶだけでは陰茎は実質ほとんど長くならず、包茎の根本解決にはつながりません。

恥骨に深くにある陰茎ワナ靭帯あるいはペニスの筋膜を皮膚と縫合しない限り、大きな長さの変化は期待できず、陰茎の露出度も大差ないため、包皮が被る状態もあまり改善しないのです。また、「切らない長茎術」は効果が弱くすぐ戻ってしまう意味のない方法と言わざるを得ません。

実際、私のクリニックにご相談に来られる方でも「切らない長茎術を受けたがあまり変わらなかった」という声は珍しくありません。長茎術自体は正しく行えば、埋もれ気味の陰茎を引き出して包皮の被りを軽減させる効果があります。

しかしそれはあくまで陰茎の根元を切開する通常の長茎手術の場合であり、非切開でそれに匹敵する効果を得るのは難しいのが現状です。「切る手術はしたくないが皮を被らせたくない」というニーズで長茎術を検討する方もいますが、切開を伴わない方法では期待する効果は得られないことを理解しておきましょう。

施術内容:包茎手術・長茎術
施術の副作用(リスク):治療後、腫れ、内出血を起こすケースがございます。
施術の費用:包茎手術20万円(税別)、長茎術50万円(税別)

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4. その他の特殊な切らない包茎手術(ハビット法・アトム式 など)

上記1~3以外にも、クリニック独自の名称で宣伝されている「切らない包茎手術」が存在します。例えば「ハビット法」「アトム式」といった術式名を掲げ、「当院独自の特別な包茎治療法」として詳細を明かさずにアピールしているケースです。

これらはあたかも画期的な新技術のように思えますが、実態としては前述した糸留めや増大術などの延長線上にある施術であったり、効果の定かでない処置を組み合わせただけのものだったりします。要するに患者さんを集客するための広告文句であり、決して包茎に悩む人のための画期的な治療法ではありません。

実際、かつて一部のクリニックで「余った包皮を根元にたぐり寄せて数カ所縫合する」「医療用接着剤で固定する」といった非切開治療が唱われたこともありましたが、現在ではそれらの術後写真や具体的情報はほとんど見当たりません。

もし本当に有効な方法なら症例画像などが示されるはずですが、現状そうした公開例がないのは、不自然すぎて公表できないか、最初から実態のない誇大広告だった可能性もあるでしょう。

結局のところ、「○○式」「△△法」と名前を変えて宣伝していても、前述のような効果の乏しい処置を特別なブランド名で包装しているだけの場合が多いのです。こういった宣伝文句に惑わされ、「切らずに治せる魔法の方法があるのでは?」と期待してしまうと、時間もお金も無駄にしかねません。安易な広告に騙されないことが重要です。

切らない包茎手術の主なデメリット

以上のように、様々な「切らない包茎手術」が存在しますが、それらに共通するデメリットがいくつかあります。ここで改めて主なポイントを整理してみましょう。

  • 重度の包茎には適用できない:繰り返しになりますが、非切開の治療は仮性包茎向けであり、真性包茎やカントン包茎のように包皮口が狭いケースでは物理的に施術できません。そもそも皮を剥けない人は、糸で留めるにも亀頭増大をするにも前提条件を満たさないのです。このような場合は迷わず通常の包茎手術を検討すべきでしょう。

  • 根本的な改善にならない:切らない包茎手術は包皮を直接取り除くわけではなく一時的・間接的な処置に過ぎないため、根本解決にはならないことを理解する必要があります。包皮自体はそのまま残っているので、時間経過や何らかの拍子に元の状態に戻ってしまうリスクが常にあります。実際、切らない手術ではほとんどの場合じきに元に戻ってしまうとされます。効果が永続しない以上、「治療」と呼べるほどの意義は乏しいのです。

  • 効果の持続期間が短い:上記と関連しますが、特に糸や接着剤で留める方法などは効果の持続性に難があります。時間の経過とともに徐々に癒着が剥がれ、最終的には元の包茎状態に戻ってしまうことになります。せっかく治療費を払っても短期間で台無しになればコストパフォーマンスも悪く、かえって損をする結果となりかねません。

  • 一部クリニックの商法に注意が必要:切らない包茎手術は、「傷跡なし」「ダウンタイム短い」「○分で終了」といったうたい文句で患者を惹きつける広告手段として使われている側面があります。低価格を前面に出した広告で来院させ、実際には「こちらの高額な手術でないと効果が出ませんよ」と誘導するといったおとり広告的な手法も報告されています。こうした宣伝に乗せられて不要に高額な治療契約を結ばされた例や、十分な説明もないままその場で手術を受けさせられたというトラブルもあるようです。誠実で信頼できるクリニックを選ばないと、経済的にも精神的にも大きな負担を負うリスクがある点は覚えておきましょう。

以上のように、切らない包茎手術にはメリットよりデメリットの方が大きいと言わざるを得ません。一見すると「手軽で傷も残らない夢の治療」に思えるかもしれませんが、実際には効果が限定的であったり長続きしなかったりといった欠点が多く、決して包茎を根本から解消できる方法ではないのです。

仮に一時的に改善したように見えても、それが続かなければ意味がありませんし、結局は再び包茎に悩まされることになります。

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まとめ

結論として、「切らない包茎手術」で決定的に包茎を治せる有効な方法は現時点で存在しないと言ってよいでしょう。包茎は多くの男性が抱える悩みですが、適切な治療を受ければ改善は可能です。切らない治療というのは一見魅力的に映りますが、そのリスクやデメリットを十分理解しておく必要があります。

 

安易に飛びつくのではなく、ぜひ治療法やクリニック選びは慎重に行ってください。大切なのは、包茎治療の経験が豊富で信頼できる医師の診断を仰ぎ、自分の状態に合ったベストな治療法を提案してもらうことです。場合によってはメスを入れる手術が必要になるかもしれませんが、適切な手術であれば傷跡も目立たず自然な仕上がりにできますし、術後の感度や性生活へ悪影響は基本的にありません。

 

実際、「もっと早く手術を受けていれば長年の悩みが解消できたのに」と驚かれる患者様も多いものです。「切らない包茎手術」の宣伝文句に惑わされず、まずは信頼できる専門クリニックでカウンセリングを受けてみましょう。医師と十分に相談し、納得できる治療法で包茎の悩みを根本から解決することが、後悔しないための近道です。

 

自分に合った確実な方法を選び、清潔で快適な毎日を手に入れてください。包茎でお悩みの方は、一人で抱え込まず専門医に相談することを強くおすすめします。必要に応じて適切な治療を受け、長年のコンプレックスから解放されましょう。専門医として、皆さんが安心して治療に踏み出せるよう親身になってサポートいたします。悩みを解消し、自信を持って日々を過ごせるよう一緒に解決策を見つけていきましょう。

 

筆者:元神 賢太
青山セレスクリニック/船橋中央クリニック院長/医療法人社団セレス理事長。
1999年慶応義塾大学医学部卒。
外科専門医(日本外科学会認定)。
美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。
美容外科医師会理事。
美容外科医・包茎治療・ペニス治療として20年以上のキャリアがある。リパス、リパスGの命名者であり、日本の第一人者。
男性向けの性講座Youtube「元神チャンネル」は好評を博している。また、男性更年期障害(LOH症候群)の改善をライフワークとしている。

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