形成外科・泌尿器科・性病科
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更新日:2025/09/11
公開日:2025/09/25
元神医師:包茎や早漏治療などのペニスの悩みを発信している「Dr.元神チャンネル」主宰。
橘:患者の悩みを時間をかけてお聞きする。「寄り添い型」カウンセラー。
伊藤:美容医療女性カウンセラー。

伊藤:実は股間がムズムズする季節、亀頭包皮炎とは?
橘:ということで、タイトルの通り、夏は股間がムズムズする季節ということで、実際にお悩みの方も多いと思います。ムズムズするといっても、ムズ痒い感じということを感じる方もいますし、表面的に赤みが出たりとか、そういった症状にお悩みの方も実際に多くいらっしゃいますので、今回は根本的な原因や症状、そして簡単な予防法や治療法について先生に詳しく聞いていきたいと思います。

橘:まずこの夏のムズムズの原因となるようなものはどういったものがあるんでしょうか?
元神先生:汗と尿の蓄積が、その包皮の中に溜まることなんですよね。で、夏はどうしても汗の量多いですから、特にその包皮の中とかはムズムズしやすいですよね。
橘:ではシンプルに夏は暑いから汗をかきやすいから、そういった症状が出やすいということですね。
元神先生:そうですね。
橘:確かにこの股間がムズムズのCMも冬場は出ることがないですからね。
伊藤:そのCM見て、お父さんに聞いちゃったことがあります。「ムズムズするの?」って。
元神先生:お父さんはなんて?
伊藤:「は?」って言われた気がします。覚えてないですけど。
橘:実際に汗とか尿が溜まってしまうことで痒みを引き起こしてしまうということなんですけれども、実際に汗って体から出るものじゃないですか。それでも菌というのは発生してしまうものなんですか?
元神先生:汗自体には菌はないですけど、その湿った環境が菌の繁殖を増やしていきますね。繁殖スピードを速めますね。
橘:では元々表面にあるような菌が、汗をかいてベタベタになることで、より繁殖しやすい環境になってしまうということなんですね。
元神先生:そういうことですね。はい。
橘:実際に患者さんからの相談の中で、最近痒みがあるとか突然赤みが出たりという方が多いんですけど、何もしていないのに突然痒くなったり、性行為の後とかじゃないのに痒みなどの症状が出てしまう方は、今先生がおっしゃったように汗によって雑菌が繁殖している?
元神先生:そうです。その可能性はありますね。

橘:では今のお話の中で、皮の内部がそういった症状が出やすいということだと思うんですけれども、これって通常時の状態で、単純に言うと皮が被っている人と剥けている人ってその状態に違いがあるじゃないですか。この亀頭包皮炎になるのは、皮が被っている人の方が圧倒的に多いんですか?
元神先生:それは圧倒的に多いです。これはもうアメリカってほとんど割礼をしているので、仮性包茎の人はほとんどいないんですよ。で、その亀頭包皮炎になる率も圧倒的に少ないです。それはもうデータとして出ていますので、もう亀頭包皮炎の根本的な要因は包茎です。
橘:じゃあ要因として1番大きいのは皮の被りがあるかないかの違いということですね。

橘:実際にこの亀頭包皮炎になった場合って、今言った痒みとか赤み以外に何か症状って出ることはあるんでしょうか?
元神先生:主な症状はそうですよね、痒みと赤み、あるいはもうヒリつく。もう皮が切れたりしてくるので、ヒリつき。で、どんどん進行してくると、普通に仮性包茎だったのがカントン包茎とか真性包茎になって剥けなくなるっていうのはありますね。
橘:最初は炎症が起こって赤みとか痒みが出てきて、これがどんどん時間が経ってくると剥けなくなってしまう?
元神先生:そうですね。その亀頭包皮炎の要因にもよります。で、亀頭包皮炎の半分はカンジダなんですよね。残り半分が細菌性だったり、尿が原因なんですけれども、カンジダというのはいわゆる真菌ですね、カビの一種ですね。これがですね、めちゃくちゃ痒いんですよ。どうしてこれが痒いかというと?真菌なので普通の菌と違って、樹枝状にこう伸びていくっていうか。なんとなくイメージわかりますか、木みたいに。そのなんかこう突起があるのね。その突起が皮膚の表面を伸びていくので、その刺激で痒いんですよ。
伊藤:ムズムズ。痒そう。今のだとかなり痒そうですね。
元神先生:痒そうです。
伊藤:掻いていいんですか?
元神先生:掻いちゃだめだよ。掻いちゃうと結局皮膚の表面がどんどん傷つくから、悪化させていくので。
伊藤:カンジダって女性は性病じゃなくてもなるんですよね?
元神先生:そう。カンジダになったことない?
伊藤:あります。風邪をひいた時に一緒になった気がします。
元神先生:女性はカンジダになりやすい。
伊藤:風邪がどうでもよくなるくらい痒かった。
元神先生:分かってるじゃん。カンジダ性膣炎ということでしょ?
伊藤:そうです。
元神先生:結構カミングアウトするね。性病とも言えないからね。
伊藤:だって性病になるはずがない時になったんです。でも親に言えなくて。
元神先生:それどうしたの?
伊藤:我慢しました。
元神先生:それ痒いじゃん。薬も飲まずに?
伊藤:だってそんなことをしていないのにカンジダになって余計おかしいのかなと思って。正しい知識がないじゃないですか。言えなかったので我慢しました。
橘:確かに世の中にそういう女性は意外と多いかもしれないですよね。
元神先生:女性はカンジダになりやすいんですよね。
橘:体調とかによって突然なることもあるんですか?
元神先生:カンジダは常在菌なので、どこにでもいるので、そういう免疫力が下がった時になりやすいんですよ。なので、ちょっと疲れが溜まっているとか、そういうことでもなりやすいですし、実際にカンジダ性の亀頭包皮炎もそういう理由でなることが多いです。別に不潔とかそうじゃなくて、そういう理由じゃなくてもなります。

橘:実際にこうご相談にいらっしゃる患者さんの中には、突然そういう症状が出たという人もいれば、数年ぐらいこの症状を何度も繰り返している、慢性的に症状が出てしまっているという方もいらっしゃるんですけど、これって1回なると繰り返しやすいんですか?
元神先生:繰り返しやすい。亀頭包皮炎は結構繰り返す方多いですね。
橘:治ってもまたすぐなっちゃうみたいな?
元神先生:難しいんですけど、1回その包皮が切れたりすると、菌が増えやすい環境になったりするんですよね。で、また切れたりを繰り返している方は、亀頭包皮炎がずっと治らないことが多いです、それは。

橘:実際にじゃあこの、例えば突発的に初めて症状が出た方と、繰り返しそういう症状が出る方っていうのは、治療法ってなんか変わってくるんですか?
元神先生:基本的には、もしカンジダ性ならば軟膏がありますので、軟膏で良くなっていきます。激しく洗ったり掻いたりすると1番良くないので、痒みを我慢して触らないか、軟膏を塗るかのどっちかですね。
橘:頑張って触らなければ自然と治る?
元神先生:治ることもあります。
橘:でももちろん薬を使った方が治りは早いですよね。

橘:ではなるべく激しく擦ったりしないということですね。あとは先ほど先生から、その皮の被り、包茎も大きな影響を及ぼすというところではあったんですけど、元々包茎の方とかだったら、剥いた状態を作ってあげれば治りは早くなる?
元神先生:そうですね。乾燥させると良いので。
橘:では、実際にそういう症状を繰り返している方の場合、例えば薬使って一時的に治るけどまたなってしまうっていう風に繰り返している場合は、実際先生としてどういった治療をアドバイス?
元神先生:もう圧倒的に包茎手術をおすすめします。包茎手術を受けた方はほとんどならない病気なんですよ、これは。なんで、1〜2回なった場合はもう包茎手術した方がいいです。そっちの方が人生が楽です。
橘:手術をして皮が剥けた状態を維持することができれば、こういった症状に今後悩むことは基本的にはない?
元神先生:そうです。
元神先生:包茎手術を受けないにしても、予防という点でも必ず衛生的にすることが大事。必ずシャワーの時、お風呂入った時は必ず剥いて、しっかり泡立てて亀頭の下とかを洗うことが大事。強く擦っちゃいけないですけれども、しっかり泡立てて洗って、全く垢がついていない状態が大事ですね。それができていない男性が意外と多いですので、そういうことが結局亀頭包皮炎の要因になってますから、包茎手術を受けないなら、なおさらそこは徹底的に衛生面を考えた方がいいと思います。
橘:確かに普段ずっと被っている方の場合は、そこに意識は向きづらいかもしれないので、そこは意識的に優しく泡で洗っていただくのが大事ということですね。
元神先生:はい。
橘:それでは今回は、夏は股間がムズムズする季節?亀頭包皮炎とは?という内容でお送りいたしました。この動画が参考になった方は、ぜひチャンネル登録と高評価もよろしくお願いします。それではご視聴いただきありがとうございました。
元神先生:ありがとうございました。

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