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陰茎のフォアダイス・真珠様陰茎小丘疹・タイソン腺の詳細

更新日:2025/03/14

公開日:2025/03/14

フォアダイス写真

陰茎や亀頭に現れる小さな隆起やブツブツは、多くの場合、性感染症ではなく、 「フォアダイス」 として知られています。しかし、一口にフォアダイスといっても、医学的にはいくつかの異なるタイプに分類されます。具体的には、陰茎の皮膚にできる フォアダイス、亀頭周囲に発生する 真珠様陰茎小丘疹(真珠様陰茎小丘疹)、そして陰茎小帯の両側に位置するタイソン腺 の3つが挙げられます。

本記事では、これら3種類の隆起を総称して「フォアダイス」と呼ばれることが多い陰茎のブツブツについて、医学的な観点から詳しく解説していきます。

フォアダイスとは

フォアダイスは、陰茎や亀頭にできる小さな隆起を指し、一般的には 「性病ではないブツブツ」 の総称として扱われることがあります。しかし、医学的に正確な定義では、フォアダイス(正式名称:フォアダイス斑(Fordyce Spots))は、主に 陰茎の皮膚(包皮)にできる白色または黄色味を帯びた小さな皮脂腺 です。

フォアダイスは 毛包と無関係に発生する皮脂腺 であり、良性で痛みもない正常な皮膚の変化 です。女性にも発生することがあり、膣口周辺や、性器以外の部位では 唇 にもよく見られます。

皮脂腺が通常よりも目立つ状態となったものであり、 病気ではなく健康に影響を与えることもありません。 組織学的には 皮脂腺の腺房(せんぼう)が拡張した状態 ですが、これは生理的な現象です。

この皮膚の特徴は、1896年に アメリカの皮膚科医ジョン・フォアダイス によって初めて報告され、その名にちなんで フォアダイス斑(Fordyce Spots) と名付けられました。

フォアダイス写真

↑陰茎のサオの皮膚にできるフォアダイスの写真

フォアダイスの特徴

■サイズと形状
直径13mmの小さな丘疹(隆起) で、単独で現れる場合もあれば 集簇(群れ)をなして発生 することもあります。

■色
通常 黄白色、淡い赤色、または肌色 をしており、陰茎の皮膚では 赤みを帯びて見える こともあります。

■目立ちやすさ
皮膚を伸ばした際(例:勃起時)に より目立ちやすくなる 傾向があります。

■発生率
非常に一般的 であり、成人の 7080% に何らかの部位に発生するとされています。
特に 思春期以降に顕著 となることが多く、 ホルモンの影響が関与 していると考えられています。

フォアダイスの原因

フォアダイス斑の 正確な原因は明らかではありません が、以下の点が分かっています。

✅ 正常な皮膚の解剖学的変異 であり、病気ではない
✅ 感染症ではなく、他人にうつることはない

フォアダイスの症状

✅ 完全に無症状 であり、痛みやかゆみは通常ありません。
✅ しかし、一部の人では 性交時にかゆみや炎症を感じることがあります。

フォアダイスの治療法

フォアダイスは 健康上の問題を引き起こすことはないため、基本的に治療の必要はありません。
しかし、見た目が気になる場合や、不快感がある場合は以下の治療法が検討されます。

  1. レーザー治療(CO₂レーザー)

✅ 二酸化炭素(CO₂)レーザー を用いてフォアダイス斑を蒸散(気化)させる
✅ 比較的高い効果 が期待できる
✅ 副作用として 色素沈着や瘢痕(傷跡)が残る可能性 がある

  1. 皮膚の部分切除

✅ フォアダイスが集積している部分の皮膚を部分的に切除
✅ 局所麻酔下で施術可能
✅ 傷跡が残るリスクがある ため慎重に検討が必要

⚠ 市販薬や自己処理は避けるべき!
皮膚を傷つけたり、感染症を引き起こすリスクがあるため、医師の診察を受けた上で適切な治療を行うことが重要です。

フォアダイスの経過と予後

📌 フォアダイスは病気ではなく、健康リスクは一切ない
📌 自然に消失することは少ないが、年齢とともに目立たなくなる場合もある
📌 治療の必要性は個人の判断次第(放置しても問題なし)

フォアダイスのまとめ

✅ フォアダイスは 皮脂腺の一種であり、正常な皮膚の変化のひとつ である
✅ 性感染症ではなく、他人にうつることもない
✅ 基本的に治療不要(見た目が気になる場合のみ治療を検討)
✅ 自己処理はNG!医師の診察を受けることが推奨される

真珠様陰茎小丘疹とは

真珠様陰茎小丘疹(Pearly Penile Papules) は、亀頭の冠状溝やその周辺に形成される 小さな良性の隆起 です。これは 正常な解剖学的変異 であり、健康への悪影響はなく、 疾患や性感染症(STI)とは無関係です。

真珠様小丘疹の写真

↑亀頭の縁にできる真珠様小丘疹のアップ写真

真珠様陰茎小丘疹の特徴

■サイズと形状

  • 直径 14mm 程度の小さな隆起
  • ドーム状(半球状) または 糸状(細長い形)
  • 亀頭の周囲に 1列または複数列 に並び、 輪状に配置されるのが特徴

■色

  • 真珠色、肌色、淡いピンク色 など、亀頭の皮膚になじむ自然な色調
  • 光沢があり、表面がなめらか

■発生率

  • 比較的一般的で、研究によると 男性の約14%48% に見られる
  • 特に 包茎の男性に多く 発生し、加齢とともに目立たなくなる傾向 がある

真珠様陰茎小丘疹の原因

正確な原因は解明されていませんが、以下のことが分かっています。

✅ 性感染症(STI)や衛生状態とは無関係
✅ 性行為の有無にかかわらず発生
✅ 幼少期に包皮を剥く習慣がない人に発生しやすいと筆者は考える

真珠様陰茎小丘疹の症状

✅ 完全に無症状
✅ 痛み・かゆみ・不快感なし
✅ しかし、見た目が 尖圭コンジローマ(性器イボ)や他の性感染症に似ているため、不安を感じる人も多い

真珠様陰茎小丘疹の治療方法

真珠様陰茎小丘疹は 健康上の問題を引き起こさないため、基本的に治療の必要はありません。
しかし、見た目が気になる場合は以下の方法で除去可能です。

  1. 炭酸ガス(CO₂)レーザー治療

✅ レーザーを照射し、真珠様陰茎小丘疹を蒸散(気化)させる
✅ 局所麻酔が必要
✅ 副作用として 色素沈着や瘢痕(傷跡)が残るリスク があるが、一般的にはかなりきれいに治る

  1. 高周波手術(ラジオサージェリー)

✅ 高周波を用いて焼灼・切除
✅ 炭酸ガスレーザーと 同様の効果 があるが、
✅ レーザー治療よりも瘢痕が残りやすい ため、慎重に検討する必要がある

⚠ 市販薬や自宅での自己処理は絶対に避けるべき!
不適切な処置をすると 感染症、瘢痕、炎症 のリスクが高まるため、必ず 専門医の診察 を受けてから治療を検討することが重要

真珠様小丘疹の治療前後

↑真珠様小丘疹の治療前後写真

真珠様陰茎小丘疹の経過と予後

📌 健康上の問題を引き起こすことはなく、放置しても問題なし
📌 加齢とともに目立たなくなることが多い
📌 気になる場合は除去が可能だが、医療機関での治療を推奨

真珠様陰茎小丘疹のまとめ

✅ 真珠様陰茎小丘疹はごく一般的な良性の変化 であり、病気ではない
✅ 性感染症や衛生状態とは無関係
✅ 基本的に放置しても問題なし
✅ 見た目が気になる場合はレーザー治療などで除去可能
✅ 自己処理は危険!必ず専門医に相談すること

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タイソン腺とは?

タイソン腺(Tyson’s glands) は、「包皮腺」とも呼ばれる皮脂腺の一種で、陰茎の裏側、包皮小帯の両側に位置し、亀頭冠と包皮の間の冠状溝に形成される小さな隆起です。個人差はあるものの、男性に見られることがある生理的な構造です。

この腺は、解剖学者エドワード・タイソン(Edward Tyson) にちなんで命名されました。

タイソン腺の写真

↑ペニスの小帯の左右にできるフォアダイスの写真

タイソン腺の特徴

タイソン腺は 皮脂腺の変異型 と考えられており、亀頭と包皮の潤滑を助ける分泌物を生成する という説があります。
この分泌物は 恥垢(しこう、smegma)の成分の一部となり、皮膚の摩擦を軽減し、滑らかな動きを促す 役割を持つ可能性が指摘されていますが、その詳細は明らかになっていません。

タイソン腺の医学的議論

📌 タイソン腺が独立した器官かどうかは未解明であり、医学界で議論が続いている
📌 一部の研究者は、タイソン腺は単なる変異型の皮脂腺 であり、他の哺乳類に見られる真の包皮腺とは異なると主張
📌 人間以外の哺乳類の包皮腺はフェロモンを分泌する役割を持つが、人間のタイソン腺にはその機能はない可能性が高い

タイソン腺の臨床的意義

  1. 感染や炎症(タイソン腺炎)

通常は問題にならないタイソン腺ですが、 稀に感染することで炎症(タイソン腺炎)を引き起こすことがあります。

✅ 症状:腫れ・痛み・不快感
✅ タイソン腺炎は特に淋病(Gonorrhea)と関連して発生することがある

  1. 他の皮膚疾患との鑑別

タイソン腺は、この記事で紹介した真珠様陰茎小丘疹とフォアダイス斑と混同されることがあります。

 タイソン腺の治療方法

タイソン腺は炎症を起こさない限り、健康上の問題を引き起こさないため、基本的に治療の必要はありません。
しかし、見た目が気になる場合や美容的な理由で除去を希望する場合は、以下の方法で治療が可能です。

■炭酸ガス(CO₂)レーザー治療

✅ レーザーを照射し、タイソン腺を蒸散(気化)させる
✅ 局所麻酔が必要
✅ 副作用として色素沈着や瘢痕(傷跡)のリスクがあるが、一般的にはきれいに治る

タイソン腺のまとめ

✅ タイソン腺は、陰茎の冠状溝や包皮の内側に存在する皮脂腺で、亀頭と包皮の潤滑を助ける説がある
✅ 通常は無害だが、稀に感染(タイソン腺炎)を引き起こすことがある
✅ 医学的には、タイソン腺が独立した器官なのか、通常の皮脂腺の変異型なのかについて議論が続いている
✅ 基本的に治療の必要はないが、見た目が気になる場合はレーザーで除去可能

まとめ

陰茎に現れる フォアダイス、真珠様陰茎小丘疹、タイソン腺 は、いずれも 良性の皮膚構造 であり、病気ではありません。これらは 性感染症(STD)とは無関係 で、健康上のリスクを伴わず、ほとんどの場合 治療の必要はありません。

フォアダイス は、陰茎の皮膚や包皮にできる小さな皮脂腺 であり、自然な生理現象です。
真珠様陰茎小丘疹は、亀頭冠の周囲に並んで現れる 小さな光沢のある隆起 で、加齢とともに目立たなくなる傾向があります。
タイソン腺 は、小帯の両側に位置する皮脂腺の変異型とされ、恥垢の形成に関与している可能性が指摘されていますが、その機能には議論があります。

これらは基本的 治療不要ですが、見た目が気になる場合は レーザー治療で除去が可能です。

 

筆者:元神 賢太
青山セレスクリニック/船橋中央クリニック院長/医療法人社団セレス理事長。1999年慶応義塾大学医学部卒。外科専門医(日本外科学会認定)。美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。美容外科医師会理事。美容外科医・包茎治療・ペニス治療として20年以上のキャリアがある。リパス、リパスGの命名者であり、日本の第一人者。男性向けの性講座Youtube「元神チャンネル」は好評を博している。

※リパス、リパスGは医療法人社団セレスの商標登録です。

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