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勃起角度の正常値とは?医師が解説する原因と改善方法

更新日:2024/10/28

公開日:2024/10/28

最近、「勃起の角度が低くなってきた」「以前より上を向かなくなった」「若い頃のように硬くならない」と悩む男性が増えています。勃起角度は性機能の重要な指標の一つであり、医学的な観点からも注目されています。

勃起の角度は、生まれつきの個人差があるため、性行為が問題なく行えているのであれば過度に気にする必要はありません。

しかし、硬さも同時に低下している場合はEDの兆候である可能性があり、早めの対策が重要です。本記事では、勃起角度の正常値やメカニズム、低下する原因から改善方法まで、医学的な視点から詳しく解説していきます。

勃起角度の基礎知識

正常な勃起角度の範囲

20歳から69歳までのアメリカ人男性1,484人を対象にした調査によると、勃起時の平均角度は74.3度とされています。

この調査では、陰茎が腹部に触れた状態を0度とした場合の角度分布が以下のように示されています。

参考文献

  • 0〜30度:5%
  • 30〜60度:30%
  • 60〜85度:31%
  • 85〜95度:10%
  • 95〜120度:20%
  • 120〜180度:5%

この結果から、66%の方が0〜85度の範囲に含まれており、半数以上の方が上向きの角度を保てていることがわかります。

ただし、勃起角度には個人差があり、水平よりも下向きであっても、十分な硬さがあれば性交渉に支障がないケースも多くあります。

ED治療について、より詳しい解説はこちらをご覧ください。

勃起のメカニズム

勃起は、複雑な過程で起こる現象です。主な過程は以下の通りです。

1.性的刺激により脳から信号が送られる

2.陰茎の血管内皮細胞が活性化

3.一酸化窒素(NO)が産生され、平滑筋内で拡散

4.血管拡張物質cGMPの増加

5.陰茎海綿体の平滑筋が弛緩し、血管が拡張

6.大量の血液が陰茎海綿体に流入

7.靱帯により上向きの角度が保たれる

この一連の流れのどこかに問題が生じると、十分な勃起が得られなくなる可能性があります。

勃起硬度と角度の関係

勃起の硬度と角度には強い相関関係があることが医学的に確認されています。十分な硬さが得られないと角度も低下する傾向にあります。勃起硬度は国際的な指標であるEHS(Erection Hardness Score)で評価され、硬度が不十分な場合はEDの可能性が高いとされています。

勃起硬度スコア(EHS)による自己診断

勃起の状態を正確に評価するために、医療現場では「勃起硬度スコア(EHS)」を用いた自己診断が推奨されています。このツールは2007年にアメリカで開発され、2009年に日本版として改良されました。簡便でありながら信頼性が高く、以下のような詳細な評価が可能です。

【勃起硬度スコアの詳細評価基準】

  • グレード0:まったく勃起しない(勃起なし)
  • グレード1:陰茎は大きくなるが、硬くはない(こんにゃくの硬さ)
  • グレード2:陰茎は硬いが、挿入に十分ではない(みかんの硬さ)
  • グレード3:挿入可能だが、完全には硬くない(グレープフルーツの硬さ)
  • グレード4:完全に硬く、硬直している(りんごの硬さ)

グレード0~2に該当する場合、EDの可能性が非常に高いとされています。またグレード3であっても、満足な性行為に至れない場合はEDの疑いがあります。定期的に自己チェックを行い、変化が見られた場合は早めの対応を検討しましょう。

より詳しいEDの自己診断はこちらをご覧ください。

ED(勃起不全)のタイプと特徴

EDは発症原因によって、主に以下の3つのタイプに分類されます。

器質性ED

身体的な問題が原因となるEDです。主な特徴は:

  • 徐々に症状が進行する
  • 朝立ちや自慰行為時も勃起が不十分
  • 年齢とともに発症リスクが上昇
  • 生活習慣病との関連が強い

心因性ED

精神的な要因が主な原因となるEDです。特徴として:

  • 突然症状が出現することがある
  • 状況により勃起の状態が大きく変化
  • 朝立ちは正常に起こることが多い
  • 比較的若い年齢での発症も多い

混合性ED

器質性と心因性の両方の要因が絡み合っているタイプです。実際のEDの多くはこの混合性に該当するとされています。主な特徴として:

  • 加齢による身体機能の低下
  • それに伴う心理的な不安
  • 複数の要因が重なり合って症状が進行

EDの原因について、より詳しい解説はこちらをご覧ください。

勃起角度が低下する要因

身体的要因

加齢は勃起角度に最も影響を与える要因の一つです。40代以降、男性ホルモン(テストステロン)の分泌量が年々減少し、勃起力の衰えが顕著になる傾向にあります。

また、以下の生活習慣病も大きな影響を与えることが知られています。

  • 糖尿病(血管障害や神経障害の原因)
  • 高血圧(血管機能への悪影響)
  • 動脈硬化(血流低下の原因)
  • 心血管疾患(血行不全の原因)
  • 慢性腎臓病(血流障害やホルモン異常の原因)

特に血管の健康状態は勃起機能と密接な関係があり、これらの疾患による血流の低下は勃起角度に直接影響を与えます。

生活習慣による影響

日常的な生活習慣も勃起角度に大きく影響します。主な要因として以下があります。

1.運動不足
2.喫煙
3.過度の飲酒
4.睡眠の質低下

EDの原因について、より詳しい解説はこちらをご覧ください。

セルフケアによる改善アプローチ

日常生活での対策

1.運動・身体活動

  • ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動
  • スクワットなどの下半身運動
  • 継続的な運動習慣の確立

2.食生活・栄養

  • バランスの取れた食事
  • DHAやEPAを含む青魚の摂取
  • 野菜や果物の積極的な摂取
  • 過度な脂質や糖質の制限

3.生活リズム管理

  • 十分な睡眠時間の確保
  • 精神的なストレス管理
  • 過度な飲酒を控える
  • 規則正しい生活リズムの維持

医療機関での治療について

受診を検討すべきタイミング

以下のような症状がある場合は、専門医への受診を検討しましょう。

  • 勃起角度の急激な低下
  • 性生活への支障の出現
  • 生活改善での効果が見られない
  • 持続的な不安がある
  • パートナーとの関係に影響が出始めている

一般的な治療方法

医療機関では、個々の状態に応じて適切な治療法が提案されます。主な治療オプションには以下があります。

1.薬物療法

  • PDE5阻害薬(バイアグラ、シアリスなど)
  • 血管拡張薬
  • テストステロン補充療法

2.生活習慣の改善指導

  • 運動処方
  • 食事指導
  • 禁煙支援

3.原因疾患の治療

  • 糖尿病のコントロール
  • 高血圧の管理
  • 心血管疾患の治療

ED治療薬について、より詳しい解説はこちらをご覧ください。

まとめ

勃起角度の低下は、加齢や生活習慣など様々な要因が関係する複合的な現象です。急激な変化でなければ、まずは生活習慣の改善から始めることをお勧めします。

 

重要なのは、勃起角度よりも硬度であり、性生活に支障がなければ過度に心配する必要はありません。しかし、気になる症状がある場合は、恥ずかしがらずに専門医に相談することをお勧めします。早期発見・早期治療が、より良い治療効果につながります。

 

医学的な観点からも、勃起機能の低下は全身の健康状態を反映している可能性があります。定期的な健康診断と合わせて、自身の勃起機能にも注意を払うことで、より健康的な生活を送りましょう。

 

筆者:元神 賢太
青山セレスクリニック/船橋中央クリニック院長/医療法人社団セレス理事長。
1999年慶応義塾大学医学部卒。
外科専門医(日本外科学会認定)。
美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。
美容外科医師会理事。
美容外科医・包茎治療・ペニス治療として20年以上のキャリアがある。リパス、リパスGの命名者であり、日本の第一人者。
男性向けの性講座Youtube「元神チャンネル」は好評を博している。また、男性更年期障害(LOH症候群)の改善をライフワークとしている。

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