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血管の老化とペニスの若さの関係

更新日:2025/12/16

公開日:2025/12/20

年齢を重ねて変化していくのは顔や体だけではなく、「ペニス」も変化していきますよね。若い頃は勃起すると血液がたっぷり海綿体に行き渡り、硬くパツパツにハリが出て、表面には血管がバキバキに浮き出ていたと思います。しかし年々ハリがなくなり、血管もあまり浮き出ない状態になっている方も多いのではないでしょうか。

実際、日本では40代男性の約4割、50代では半数以上が何らかのED(勃起機能の低下)症状を自覚していると報告されており、加齢に伴う勃起力の衰えは多くの男性に共通する悩みです。そこで今回は、ペニスの血管を若々しく“バキバキ”に復活させるために、加齢に伴う血管の老化と勃起力低下の関係、血管老化の仕組みや予防法、そして弱ったペニスの血管を改善する医学的な方法について解説します。

加齢による勃起力低下と「血管の老化」の関係は?

歳をとると勃起力が落ちる原因の一つに「血管の老化」があります。勃起には陰茎への十分な血流が不可欠ですが、加齢そのものが直接EDを引き起こすわけではなく、年齢とともに進む血管や神経のダメージがEDの主因と考えられます。動脈硬化を含む血管の老化により陰茎への血流が低下すると、若い頃のように硬くしっかりと勃起することが難しくなるのです。

またEDの背景には糖尿病・高血圧・喫煙など生活習慣病も深く関与しており、これらも血管の老化を加速させます。したがって「年だから仕方ない」と思われがちな勃起力低下ですが、その実態は体の血管年齢の上昇を示すサインともいえます。

実際、陰茎の動脈は直径1〜2mm程度と心臓の冠動脈(3〜4mm)より細いため、わずかな動脈硬化でも血流が阻害されやすく、心臓の病変が現れるより先にED症状が出ることもあります。EDは心血管疾患に先行して2〜5年前に現れることも多く、EDそのものが将来の心臓病の警告サインになり得ると指摘されています。このように、加齢による勃起力低下の裏には血管老化・血流低下の影響が大きく、ペニスの若々しさを保つには血管の健康維持が重要です。

参照元: mayoclinic.org

血管はどのように老化するのか?

血管の老化(動脈硬化)とは、動脈の壁が厚く硬くなり弾力性を失った状態を指します。若く健康な血管はゴムホースのように柔軟ですが、老化した血管はコラーゲンの蓄積や弾性繊維の劣化によって硬く厚くなります。年齢を重ねるにつれ、血管壁ではコラーゲンが増え、弾力を与えるエラスチン(弾性蛋白質)が減少するため、血管の柔らかさが失われていきます。

その結果、血管は伸縮しにくくなり、血液を送り出す力が弱まります。また、高血糖などにより発生するAGEs(終末糖化産物)が血管のコラーゲンに付着すると、コラーゲンどうしを糖によって架橋してしまい、血管壁がさらに硬化・脆化します。加えて、長年の慢性的な炎症により血管壁にカルシウム沈着(石灰化)が起こると、まるで古い水道管のように血管のしなやかさが奪われてしまいます。

血管内皮(内膜)も老化によって機能低下します。血管内皮細胞は一酸化窒素(NO)を放出して血管拡張を促す重要な役割がありますが、加齢に伴う酸化ストレスの増加が内皮細胞を傷つけ、NOを産生するeNOS酵素の働きを低下させます。その結果、血管拡張シグナルが弱まり、安静時から血管が収縮ぎみで血流量が減少する傾向になります(いわゆる血管の「ゴム」が硬くなるイメージです)。

加齢や生活習慣の乱れで進行した血管老化では、血管壁にコレステロールのプラーク(粥状の塊)が沈着して内腔を狭くする動脈硬化も起こります。血管が老化して脆くなると、脳卒中や心筋梗塞など重大な病気につながるリスクも高まるため、ペニスのみならず全身の健康にとって血管を若々しく保つことがいかに大切かがわかります。

血管の老化を防ぐことはできる?

血管の老化は生活習慣次第で予防・改善が可能です。加齢そのものは避けられませんが、日々の心がけで血管年齢を実年齢より若く保つことができます。ポイントは、動脈硬化の原因となる危険因子を減らし、血管内皮を健康に保つ生活習慣を続けることです。

具体的には次のような対策が効果的です:

食生活の改善

塩分・糖分・脂質の摂りすぎは高血圧や脂質異常症を招き、血管を傷つけ動脈硬化を進めます。塩分は1日6g未満を目標に減塩し、野菜や魚を中心としたバランスの良い食事(いわゆる地中海食)が理想です。特に青魚に含まれるEPAやDHAには動脈硬化を防ぐ効果が期待できます。逆に加工食品やスナック菓子、過剰な飲酒は控え、コレステロールや中性脂肪が上がりにくい食習慣を心がけましょう。

適度な有酸素運動

ウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動を習慣化すると、全身の血流が促進され血管内皮機能が改善します。運動により血管を広げるNOの産生が増え、炎症も抑制されるため、血管がしなやかに保たれます。実際、ウォーキングなどで筋肉を動かすと筋肉からブラジキニンという物質が出てNO生成を促すことが分かっており、運動は血管の若返りに非常に有効です。激しい運動でなくても、日常的に足首の屈伸(つま先や踵の上げ下げ)などを行うだけで血行促進になります。継続できる範囲で体を動かし、血管に適度な刺激を与えましょう。

禁煙とストレス管理

喫煙は血管収縮と酸化ストレスの増大を招き、血管内皮を直接傷つけます。タバコを吸う人はそれだけで血管年齢が加速してしまうため、禁煙が不可欠です。禁煙後5年ほどで心筋梗塞のリスクが大幅に低下するとの報告もあり、遅すぎることはありません。また過度なストレスも交感神経の緊張を介して血圧上昇や血流悪化を招くため、適度にリラックスする時間を作ることが大切です。質の良い睡眠や趣味の時間を確保し、精神的な負担を減らすことが血管の健康維持につながります。

体重管理

肥満や内臓脂肪の過剰は高血圧・糖尿病・脂質異常症の温床となり、血管老化を加速させます。BMI25未満、ウエスト周囲径(腹囲)男性85cm未満を目安に、適正体重の維持に努めましょう。甘い飲料や夜食を控え、ゆっくりよく噛んで食べるなど、できることから食生活を見直してください。

こうした生活習慣の改善により、血管の内皮細胞の新陳代謝が高まってNOの産生量が増え、何歳からでも柔らかく若々しい血管を目指すことが可能です。事実、食事療法と運動療法に取り組んだ研究では、参加者の約3割でEDが解消したとの報告もあります。血圧・コレステロール・血糖を適切に管理し(例えば収縮期血圧130未満、LDLコレステロール140未満、HbA1c6.5%未満を目標にするなど)、喫煙を避ければ、血管内皮へのダメージを減らせます。

必要に応じて医師の指導のもと降圧薬やスタチン等の薬物療法を併用すれば、動脈硬化の進行を遅らせたり溜まったプラークを縮小させることも期待できます。これらを継続することで血管の弾力性や内皮機能が向上し、実年齢以上に高かった血管年齢を引き下げることも十分可能です。ペニスの血管も体の血管の一部ですから、生活習慣の改善で全身の血管を若返らせることが勃起力維持にも直結します。「ペニスに良いことは心臓にも良い」と言われるように、日々の積み重ねがペニスの若さと健康寿命の延伸に繋がるのです。

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弱ったペニスの血管を医学的な治療で改善できる?

生活習慣の改善に加えて、近年ではペニスの血管自体を若返らせることを目指した治療法も登場しています。従来、ED治療といえば内服薬(PDE5阻害薬)が第一選択でした。PDE5阻害薬は陰茎の血管を一時的に拡張し、性的刺激時の血流を増やすことで勃起を助ける即効性の治療法です。

実際に多くのED患者さんで有効ですが、あくまで対症療法であり、服薬が切れれば元の状態に戻ってしまうため、根本的に血管や勃起力そのものを若返らせる効果はありません。しかし「年齢だから仕方ない」と諦める必要はなく、血管そのものを改善する先端治療によって、弱った陰茎の血流を根本から改善できる可能性が出てきています。

↑低強度衝撃波ED治療器「ED1000」。陰茎や周囲の血管に衝撃波を当てることで血管を再生し、血流を改善する新しい治療法です。痛みはなく外来で受けられます。

低強度衝撃波治療(Li-ESWT)は、近年注目されている根本的ED治療の一つです。専用の衝撃波治療器(当院ではED1000を導入)を用い、陰茎やその周囲に低エネルギーの衝撃波を照射します。すると物理的刺激によって陰茎内の血管内皮が活性化され、新たな毛細血管の形成(血管新生)が促されます。

簡単に言えば、衰えた陰茎の組織に新しい血管網を作り出し、ペニス全体の血流量を増やす治療です。欧米を中心に臨床研究で有効性が報告され、日本でも導入する医療機関が増えてきました。衝撃波治療は切らない・痛みもほとんどない非侵襲的な治療で、週1回程度の通院で済み、副作用も極めて少ない安全性の高い方法で。

PDE5阻害薬が効きにくくなった方や、「その場しのぎではなく根本から勃起力を取り戻したい」という方に新しい選択肢を提供できる画期的治療といえるでしょう。実際、衝撃波治療を行った患者様では内服薬なしでも勃起の硬さが改善したとの報告もあり、血管レベルでの若返り効果が期待されています。

▶️ ED治療についてはこちら

まとめ

加齢とともに低下した勃起力の背後には、全身の血管老化が密接に関係しています。血管が老化すればペニスへの血流も減り、若い頃のようなハリのある勃起が難しくなります。しかし、生活習慣の改善によって血管の老化スピードを緩やかにし、場合によっては血管年齢を若返らせることも可能です。

 

また、医学の進歩により衝撃波治療や再生医療といった新たなアプローチで陰茎の血管そのものを修復し、勃起機能を根本から改善できる時代が訪れつつあります。「最近ペニスの元気がない」「血管が浮き出なくなった」と感じても、それを単なる老化現象と諦める必要はありません。血管の若さを保つことはペニスの若さを保つこと。全身の血管ケアと適切な治療によって、年齢に負けない力強い勃起を取り戻せる可能性があります。

 

もし加齢による勃起力の低下やその他ペニスの症状でお悩みでしたら、お一人で抱え込まず専門医にご相談ください。「血管年齢」を若返らせ、いつまでも自信と活力に満ちた生活を送れるよう、私たち医療者がお手伝いいたします。年齢を重ねても輝き続ける男性のサポートができれば幸いです。

 

筆者:元神 賢太
青山セレスクリニック/船橋中央クリニック院長/医療法人社団セレス理事長。
1999年慶応義塾大学医学部卒。
外科専門医(日本外科学会認定)。
美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。
美容外科医師会理事。
美容外科医・包茎治療・ペニス治療として20年以上のキャリアがある。リパス、リパスGの命名者であり、日本の第一人者。テストステロンブースターサプリ「TB-1」の開発者。
男性向けの性講座Youtube「元神チャンネル」は好評を博している。また、男性更年期障害(LOH症候群)の改善をライフワークとしている。

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