元神院長執筆 包茎・薄毛専門医が真剣に答えるブログ 男の悩みに 答えるブログ 元神院長執筆 包茎・薄毛専門医が真剣に答えるブログ 男の悩みに 答えるブログ

リパスの陰茎増大効果と安全性を示した研究の紹介

更新日:2024/08/18

公開日:2024/08/17

元神賢太

今回のブログ記事では、私が最も信頼する陰茎増大注射「リパス」に関する最新の研究についてご紹介します。この研究は、陰茎増大術におけるポリメチルメタクリレートと架橋デキストランの混合物(商品名リパス)の長期的な安全性と効果を検証したもので、6ヵ月から18ヵ月にわたる追跡調査を行ったものです。

研究の原題は「Long-Term Safety and Longevity of a Mixture of Polymethyl Methacrylate and Cross-Linked Dextran after Penile Augmentation: Extension Study from Six to 18 Months of Follow-Up」とされています。

以下では、この研究の内容を一般の方にもわかりやすく解説し、意訳や一部省略を加えています。また、最後の「まとめ」に私なりの考察もお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

本研究の目的

1980年代初頭に牛コラーゲン製品が真皮充填剤として初めて導入されて以来、さまざまな製剤が開発され、臨床で広く利用されてきました。これらの皮膚充填剤は、外科的な美容処置に比べて副作用が少なく、侵襲性が低く、コストも抑えられるため、患者に満足のいく結果を提供しやすく、その使用頻度が増加しています。

しかし、このような利点がある一方で、牛コラーゲン製品は約3%の患者に過敏反応を引き起こすため、施術前にアレルゲン検査が必要です。また、コラーゲンやヒアルロン酸をベースとした充填剤は、体内で短期間に自然吸収されるため、定期的な処置が必要となり、患者にとって不便です。

この問題を解決するため、カルシウムハイドロキシアパタイトや注射可能なポリ-L-乳酸、そしてポリメチルメタクリレート(PMMA)フィラーのような長期持続性の製品が開発されてきましたが、それぞれのフィラーには特有の利点と欠点があります。

最近開発されたPMMAと架橋デキストランを組み合わせた皮膚フィラー(日本名:リパス)は、アレルギー反応を引き起こさないことが知られています。さらに、PMMA分子は大きなサイズを持ち、免疫反応による貪食作用を受けにくいため、一部は線維芽細胞によってカプセル化され、他の組織への移動や体積減少が抑えられます。デキストランもまた、マクロファージによって吸収された後、線維芽細胞を刺激して内部組織と置換されるため、体積の損失が生じません。

過去の研究では、PMMAと架橋デキストランの混合物による陰茎増大の短期間の有効性と安全性が確認されています。本研究では、この製剤の18ヵ月間にわたる追跡調査を行い、その有効性と安全性に関する詳細なデータを報告します。

本研究での対象者

2010年3月から2011年10月の期間に、陰茎増大術を希望した平均年齢44歳(範囲: 20~70歳)の患者20名が本研究に参加しました。参加に際して、患者には検査の目的や手順、そして考えられる合併症について詳細な説明が行われました。その後、身体検査と病歴の評価が実施されました。

研究対象として選ばれたのは、心理的または精神的障害の既往歴がなく、外性器に先天性または後天性の欠陥がない方々です。また、陰茎形成手術の既往歴がある者や、がんや糖尿病などの全身性慢性疾患を抱えている者は除外されました。

本研究は、2つの医療機関で各10名ずつの被験者を対象に実施され、各病院の倫理審査委員会の承認を受けています。

本研究での使用した注射剤

本研究で使用されたフィラー「リパス」は、架橋デキストラン75%とPMMA(ポリメチルメタクリレート)15%の混合物で構成されています。この製剤は、2010年に韓国食品医薬品安全庁から軟組織増強の用途で承認されました。

架橋デキストランは45~120μm、PMMAは30~120μmの微粒子で、これらの微粒子がリパス全体の体積の90%を占めています。残りの10%はヒプロメロース溶液で構成されており、これによりフィラーの安定性と効果がさらに高められています。

本研究でのリパスの注入方法

パスの注入は、各施設で1名の外科医が担当し、すべての手技は外部から行われました。患者は仰臥位に配置され、陰茎はポビドンヨードで消毒された後、局所麻酔を用いて陰茎背側ブロックが施されました。

20ゲージの針を使用し、リパスは皮下組織のダルト筋膜とバック筋膜の間に注入されました。平均注入量は23.73mLで、各患者に対して4~6回の針穿刺が行われました。注入後、リパスが均等に広がるよう、注射部位全体を優しくマッサージしました。

処置後には、リパスが適切に留まり、陰茎内の浮腫を防ぐために、陰茎に弾性包帯が巻かれました。]

 

☛動画でのリパス解説はこちら

 

本研究でのリパスの注入後の評価方法

リパス注入後の評価は、陰茎の周径と長さを基準に行いました。これらの測定は、処置前および処置後の6ヵ月、12ヵ月、18ヵ月の時点で実施されました。陰茎周径は弛緩した状態で、陰茎シャフトの根元、中部、遠位部の3箇所で測定されました。また、陰茎の長さは、患者が仰臥位で陰茎が弛緩している状態において、陰部と陰茎の皮膚接合部から陰茎の冠状溝までの距離として定義されました。

さらに、6ヵ月後と18ヵ月後のフォローアップ時には、4名の患者に対して磁気共鳴画像法(MRI)を用い、注入物質の移動の有無のモニタリングを行いました。

副作用の評価は、軽度、中等度、重度に分類し、外来受診時の診察と身体検査に基づいて記録されました。予測される副作用と予測されなかった副作用のすべてが参加者から収集され、その種類、頻度、重症度、および注入物質との関連性が評価されました。

副作用は、局所的なものと全身的なものに分類されました。局所的副作用には、注射部位の疼痛、浮腫、嚢胞形成、壊死、異物反応による漿液分泌、感染、結節、非対称性が含まれます。一方、全身的副作用としては、発熱、アレルギー反応、血行動態の変化が挙げられました。

本研究の結果

本研究では、合計20名の患者がリパスを用いた陰茎増大術を受け、治療前の状態を測定した後に追跡調査が行われました。最終的に、17名の患者が1年間の追跡調査を完了しましたが、3名が途中で離脱しました。さらに、18ヵ月目には2名が追跡調査から外れ、最終的に15名の患者が全期間の追跡調査を完了しました。

術後12ヵ月および18ヵ月の追跡調査において、術後6ヵ月時点で確認された陰茎周径の増加はそのまま維持されていました(図1)。具体的には、術後18ヵ月目の弛緩状態での陰茎根部、シャフト中部、シャフト遠位部の周径は、それぞれ平均10.4cm、11.0cm、10.6cmであり、治療前と比較して有意な増加が見られました。また、これらの数値は術後6ヵ月および12ヵ月の測定値と有意差がありませんでした。陰茎の平均長さも、治療前の平均3.6cmから処置後12ヵ月には平均6.6cmに増加し、この増大した長さは18ヵ月後も平均6.6cmと維持され、統計的にも有意な差は認められませんでした(図2)

リパス治療前後写真

【図1】胴回りの増大は、注射前(A)と比較して、注射後(B)18ヵ月にわたって維持された。


【図2】注射前と注射後、6ヵ月後、12ヵ月後、18ヵ月後の平均陰茎周径(cm)の比較。6ヵ月目に観察された周径の増大は、18ヵ月間の追跡調査でも維持された。

 

合併症・副作用について

術後12ヵ月の追跡調査では、術直後に見られた陰茎浮腫などの局所症状は消失していました。12ヵ月後および18ヵ月後の追跡調査でも、術後1ヵ月目に見られた軽度の陰茎形状の非対称性を修正するために追加手術が必要だった患者においても、異常所見は認められませんでした。

ある患者では、6ヵ月後の経過観察で注射部位に5mmの結節が確認されましたが、12ヵ月後および18ヵ月後の経過観察でも変化はなく、患者は性交時の痛みや不快感を訴えることはありませんでした。18ヵ月後の経過観察で行った骨盤MRIでは、リパスが陰嚢や腹壁に移動した痕跡は見られず、術直後および6ヵ月後のMRI所見と比較してもボリュームは十分に維持されていることが確認されました(図3)。

リパスMRI画像

【図3】骨盤磁気共鳴画像。術直後(A)、6ヵ月後(B)、18ヵ月後(C)のいずれにおいても、注入したリパスの陰嚢や腹壁への明らかな移動は認められなかった。

 

元神医師が担当するリパスの相談はこちら

 

本研究の研究者による考察

陰茎増大を希望する患者の多くは、自尊心を高め、パートナーを満足させることを目的としています。興味深いことに、彼らが最も気にするのは勃起時のサイズではなく、弛緩時のサイズです。これは、幼少期に抱いたコンプレックスが影響している可能性があります。少年期において、正常な発達の過程で自分の陰茎と父親の健康な陰茎を比較することや、思春期における第二次性徴の発達の早い友人との比較が、劣等感を形成する要因となり得ます。

本研究では、リパスを用いた陰茎増大術後に弛緩時の陰茎の長さが平均3cm増加し、その効果は18ヵ月の追跡期間中に一貫して維持されました。この増大効果は、リパスがバック筋膜とダルト筋膜の間に安定的に固定され、陰茎の生理的収縮を抑制するというつっかえ棒的な効果によるものと考えられます。この結果は、注入材料のみで長期的な陰茎延長が可能であることを示しており、非常に重要です。

皮膚フィラー注入は外科的美容術に比べて低侵襲ですが、安全性の問題は常に議論の対象となってきました。自家脂肪注入では残存率がわずか10%であり、血液供給不足による虚血が原因の合併症が多く報告されています。かつて広く使用された液体シリコンによる陰茎増大術では、100mLを超えるシリコンが必要で、注入されたシリコンが重力によって移動し、陰茎の歪みや肉芽腫性反応を引き起こすことがありました。最初に使用されたコラーゲン製品も、急速な分解と過敏症の問題がありました。ヒアルロン酸は人体内の天然成分であり、生体適合性に優れ免疫反応も引き起こしませんが、3~6ヵ月ごとの定期的な注入が必要です。

これに対して、架橋デキストランとPMMAの混合物であるリパスは、小さな結節が見られたものの、18ヵ月の経過観察でボリュームの変化がなく、副作用も観察されませんでした。PMMAベースの皮膚充填材Artefill®は米国食品医薬品局によって承認されていますが、陰茎に移植した場合、性交時の物理的衝撃で移動する可能性が依然として不明です。

一方、ポリアクリルアミドのようなコラーゲン生成を促進しない注射剤では、外部からの衝撃で移動することがあり、移動に伴う副作用が報告されています。今回の研究では、18ヵ月間の追跡調査の結果、リパスが通常の性行為にもかかわらずボリュームと位置を維持していることが確認されました。この効果は、PMMAが新生コラーゲンを形成する特性によるもので、ラットを用いた動物実験でも確認されています。1年後には、架橋デキストランのほとんどが分解され、その部位は自己産生された大量のコラーゲンで満たされ、PMMAが包み込まれ、物理的衝撃に耐えられるようになります。

現在使用されている皮膚フィラーである自己脂肪、コラーゲン、ヒアルロン酸は、最大でも3~12ヵ月間しか効果が持続しない非永続的な選択肢です。そのため、18ヵ月間の追跡調査を行った研究は非常に稀です。PMMAやポリアクリルアミドなどの永久的なフィラーの長期追跡調査はまだ報告されておらず、特にシリコンのような材料は致命的な副作用が発生する可能性があるため、長期的な評価が重要です。

今回の研究で、リパスは18ヵ月間そのボリュームと位置を維持し、重大な副作用も見られなかったことが確認されました。

本研究の研究者による結論

架橋デキストランとPMMAの混合物であるリパスの陰茎注入は、陰茎周径の増大と長茎効果において有意な効果を示し、その効果は長期間持続しました。18ヵ月間の追跡調査においても、重篤な有害事象は発生せず、患者の忍容性も良好でした。

 

元神医師が担当するリパスの相談はこちら

 

早漏治療専門医元神医師

まとめ

私は、この研究で使用された架橋デキストランとPMMAの混合物を日本に初めて導入し、「リパス」と名付けました。この吸収されない革新的な注射剤は、陰茎増大の分野において新たな時代を切り開くものとなりました。2009年に日本で初めてリパスを導入してから15年が経過しましたが、その経験を通じて、リパスは非常に高い満足度をもたらす治療法であることが確認されています。

リパスを使用した陰茎増大治療は、永久的に持続する優れた増大効果と、重篤な副作用がない高い安全性を兼ね備えています。そのため、リパスは陰茎増大を希望する多くの男性にとって理想的な選択肢となっています。今後も、さらに多くの方々にこの優れたリパスによる治療を提供し、満足度の高い結果を追求していきたいと考えています。

 

筆者:元神 賢太
青山セレスクリニック/船橋中央クリニック院長/医療法人社団セレス理事長。1999年慶応義塾大学医学部卒。外科専門医(日本外科学会認定)。美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。美容外科医師会理事。美容外科医・包茎治療・ペニス治療として20年以上のキャリアがある。リパス、リパスGの命名者であり、日本の第一人者。男性向けの性講座Youtube「元神チャンネル」は好評を博している。

※リパス、リパスGは医療法人社団セレスの商標登録です。

【関連項目】

元神医師が担当するリパスの相談はこちら

ブログTOPに戻る

医師紹介

私にお任せ下さい。
院長紹介

医師紹介

私にお任せ下さい。

20年以上ペニス治療に従事して参りました私が施術からからアフターケアまで
一貫して行いますので、ご安心してください。

理事長:元神 賢太
経歴・資格
  • 平成11年3月 慶應義塾大学医学部卒
  • 平成11年4月 慶應義塾大学病院勤務
  • 平成15年12月 船橋中央クリニック院長
  • 平成25年1月 青山セレスクリニック 治療責任者
当院では20年以上の経験がある元神医師が
カウンセリングからアフターケアまで
一貫してすべての診療を行います。

当院では元神賢太医師のみが、診療を行っております。
経験の浅いアルバイト医師が手術を行うことは絶対にありません。
「すべての方にご満足いただける医療を提供する」をポリシーに、長年患者様の診療を行っております。
こちらから治療を強要することはございませんので、安心してご相談ください。

【クリニックのご案内】
クリニックは青山院(東京)、船橋院(千葉)、福岡院(福岡)、大阪院(大阪)、札幌院(北海道)があり、いずれも元神医師が診療しております。

東京エリアで治療をご希望の方はこちら

青山セレスクリニックmap
詳細地図はこちら

青山セレスクリニック
東京青山院

フリーダイヤル 0120-958-336

〒107-0061
東京都港区北青山2-7-26
ランドワーク青山ビル7F
(旧ヒューリック外苑前ビル)
責任者:高林洋一
最終学歴:S43年慶応義塾大学医学部卒業
勤務歴:H28年青山セレスクリニック管理者

千葉エリアで治療をご希望の方はこちら

船橋中央クリニックmap

〒273-0005
千葉県船橋市本町6-4-15
グラン大誠ビル 2F
責任者:元神賢太
最終学歴:H11年慶応義塾大学医学部卒業
勤務歴:H15年船橋中央クリニック開業

西日本でクリニックをお探しの方はこちら

西日本でお探しの方はこちら

船橋中央クリニック福岡エリア
(提携先 セイコメディカルビューティークリニック福岡院)

所在地

〒810-0001
福岡県福岡市中央区天神2丁目5−17 プラッツ天神 2階
(提携先 セイコメディカルビューティークリニック福岡院)

予約受付・ご相談窓口

フリーダイヤル

0120-118-243

船橋中央クリニック大阪エリア
(提携先  )

所在地

〒530-0001
大阪市北区梅田1-2-2 大阪駅前第2ビル2F
(提携先  )

予約受付・ご相談窓口

フリーダイヤル

0120-118-243

北海道でクリニックをお探しの方はこちら

北海道でお探しの方はこちら

船橋中央クリニック北海道エリア
(提携先 琴似タワー皮膚科形成外科)

所在地

〒063-0812
札幌市西区琴似2条1丁目1-20 琴似タワープラザ2階
(提携先 琴似タワー皮膚科形成外科)

予約受付・ご相談窓口

フリーダイヤル

0120-118-243

クリニックは青山院(東京)、船橋院(千葉)、福岡院(福岡)、大阪院(大阪)、札幌院(北海道)があり、いずれも元神医師が診療しております。

フリーダイヤル フリーダイヤル相談/予約

受付時間:9:30~18:00 年中無休
(12/31~1/3を除く)

希望される
クリニックを選択して下さい。

いずれも元神医師が診察しています。