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男性ホルモンを支える鍵:不足しがちなビタミンDとその補給法

更新日:2025/03/22

公開日:2025/01/12

日光浴とビタミンD

年齢を重ねるにつれて、男性にとって最も重要なホルモンであるテストステロンの分泌量が減少します。低テストステロンは、男性更年期障害(LOH症候群)を引き起こし、疲労感、気分の落ち込み、筋力低下など、さまざまな不快な症状をもたらすことがあります。こうした悩みを改善する鍵として、今注目されているのが「ビタミンD」です。

ビタミンDは健康を維持するために欠かせない栄養素であり、特に男性ホルモン(テストステロン)の生成や維持において重要な役割を果たしています。しかし、多くの人がバランスの取れた食事を心がけているにもかかわらず、ビタミンDの摂取量は不足しがちです。

この記事では、ビタミンDがテストステロンにどのような影響を与えるのか、日本人男性に特に不足しがちな理由、そして忙しい現代人でも効率的に摂取できる方法について、わかりやすく解説していきます。

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ビタミンDがテストステロンに及ぼす多面的な作用

ビタミンDは、男性ホルモンであるテストステロンの生成と機能において重要な役割を果たします。その作用機序は、遺伝子レベルから細胞レベルに至るまで多岐にわたり、男性の健康に大きな影響を与える可能性があります。以下に、ビタミンDがどのようにテストステロンに影響を及ぼすのかを詳しく解説します。

遺伝子発現の調整

ビタミンDは、ホルモンの合成や代謝に関連する遺伝子の発現を制御します。この調整により、コレステロールからテストステロンが効率的に生成されるプロセスが促進されると考えられています。特に、ライディッヒ細胞内でのテストステロン産生に重要な役割を果たしている可能性があります。

カルシウムの調整

ライディッヒ細胞の正常な機能にはカルシウムが不可欠です。ビタミンDはカルシウム代謝を改善することで、これらの細胞の活動をサポートし、テストステロン生成を間接的に促進します。このプロセスは骨の健康維持だけでなく、ホルモンバランスの安定化にも寄与します。

■SHBG(性ホルモン結合グロブリン)の減少

血液中の性ホルモン結合グロブリン(SHBG)が高いと、テストステロンが結合型(非活性型)になり、体内での利用可能性が低下します。研究によると、ビタミンDSHBGのレベルを低下させ、遊離型(活性型)のテストステロンを増加させることで、身体における実際のテストステロンの効果を高める可能性があります。

抗炎症作用

慢性的な炎症は、コルチゾールを増加させ、テストステロン生成を抑制する要因となることが知られています。ビタミンDは強力な抗炎症作用を持ち、炎症性サイトカインのレベルを低下させることで、テストステロン生成を間接的にサポートします。この特性により、慢性炎症疾患や生活習慣病がテストステロン値に与える悪影響を軽減する効果があります。

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健康に不可欠なビタミンD

このようにビタミンDは男性のテストステロン生成に深く関与します。しかし、ビタミンDは、男性ホルモンであるテストステロンの生成に深く関わるだけでなく、実は全身の健康を維持するために欠かせない重要な栄養素でもあるのです。その働きは多岐にわたり、テストステロン生成を直接サポートするほか、骨の強化、免疫機能の向上、心血管系の健康維持、筋肉の強化、さらには精神的な安定にも寄与します(詳細は前回記事参照)。まさに健康全般を支える基盤となる栄養素といえるでしょう。

一方で、ビタミンDが不足すると、低テストステロンが原因で引き起こされるさまざまな不調や、骨粗しょう症、感染症、心疾患、筋力低下、気分障害など、多くの健康リスクが高まります。特に日本人男性は、ビタミンDの不足が顕著であるにもかかわらず、その事実が十分に認識されていないのが現状です。

以下の記事では、なぜビタミンDが不足しがちなのか、その原因を探るとともに、忙しい現代人でも効率的にビタミンDを摂取できる方法を詳しく解説します。

日本人男性に多いビタミンD不足、その理由とは

日本人男性は、特に日光浴の不足と食生活や生活習慣の影響から、ビタミンDが不足しがちであることが指摘されています。以下に、ビタミンD不足の現状とその原因について詳しく解説します。

日本人のビタミンD摂取状況:平均摂取量の不足

厚生労働省の「国民健康・栄養調査」によると、多くの日本人のビタミンD摂取量は、推奨される1日あたり5.5μg(成人男性・女性)を下回っています。これは、食事を通じたビタミンDの摂取が不十分であることを示しています。

ビタミンD不足の主な原因①:食生活の変化

ビタミンDを豊富に含む食品(脂の多い魚類、卵黄、キノコ類)は伝統的な和食の一部でしたが、現代の食生活では魚を中心とした食事が減少し、加工食品や外食が増加しています。その結果、栄養バランスが変化し、ビタミンD摂取が十分に行われていない傾向があります。

ビタミンD不足の主な原因②:日光浴の不足

ビタミンDは、皮膚が紫外線(UVB)を浴びることで体内で生成されます。しかし、現代人は屋内での活動時間が増え、日光を浴びる機会が減少しています。さらに、紫外線による皮膚ダメージを防ぐために日焼け止めを多用することも、ビタミンDの生成を抑制する一因です。

ビタミンD不足の主な原因③:季節や地域の影響

日本の冬季、とりわけ北日本では日照時間が短く、紫外線量も減少します。そのため、冬には特にビタミンD不足が進みやすくなります。

ビタミンD不足の主な原因④:年齢による影響

高齢者は、皮膚でのビタミンD合成能力が低下することに加え、屋内で過ごす時間が長いため、ビタミンDが不足しやすいとされています。

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不足しがちなビタミンDを効率的に補う方法

ビタミンDを十分に摂取することは、テストステロンの生成を促進し、全身の健康を支える重要なステップです。以下に、日常生活で簡単に実践できる効果的な方法を詳しくご紹介します。

1.日光浴で自然にビタミンDを生成

ビタミンDを最も自然に取り入れる方法は、太陽の光を浴びることです。肌が紫外線(UVB)を受けるとビタミンDが生成されます。肌の色や居住地による影響もありますが、以下を目安にしてみてください。

目標: 週に数回、正午の時間帯に10〜30分間の日光浴を行う。

注意点: 日焼け止めは紫外線を遮断するため、短時間であれば使用を控えることも選択肢の一つです。

2.食事からの摂取を工夫

食事はビタミンDを補給する基本的な手段です。特に以下の食品を積極的に取り入れると効果的です。

魚類: サケ、サバ、イワシなど脂肪分の多い魚にはビタミンDが豊富に含まれています。

卵黄: 手軽に取り入れられるビタミンD源としておすすめです。

キノコ類: 特にシイタケやマイタケは、ビタミンDの含有量が増加するため、活用しましょう。

3.サプリメントで不足を補う

日光浴や食事だけでは十分なビタミンDを摂取できない場合、サプリメントの利用が効果的です。サプリではビタミンD1日あたり1,000~4,000IU(25μg~100μg)が一般的に安全とされています。ただし、1日あたりの推奨摂取量を守り、過剰摂取を避けましょう.

14,000 IU100μg)を超える摂取は推奨されません。過剰なサプリメント摂取はビタミンD中毒(高カルシウム血症)を引き起こし、腎臓障害やその他の合併症を引き起こす可能性があります。

4.運動との組み合わせで相乗効果を得る

運動はテストステロンの生成を促進するだけでなく、ビタミンDの効果を最大限に引き出す可能性があります:

推奨する運動: レジスタンストレーニング(筋トレ)や高強度インターバルトレーニング(HIIT)が効果的です。

理由: 運動による筋肉の成長は、テストステロンの分泌を促し、体全体の代謝を改善するため、ビタミンDの働きをサポートします。

出典元:Effect of Vitamin D Supplementation on Testosterone Levels in Men

 忙しい現代人に最適な解決策:サプリメントで効率的に摂取

ビタミンDを効果的に摂取する方法として、日光浴や食事、サプリメント、運動を組み合わせたアプローチが理想的です。しかし、忙しい現代人にとって、日光を浴びる時間を確保したり、栄養バランスの整った食事を毎日摂取するのは現実的に難しい場合も少なくありません。この点から、筆者はサプリメントによる摂取を特に推奨します。

市場にはビタミンD単独のサプリメントも多く存在しますが、筆者が注目するのは、ビタミンDに加えてトンカットアリやフェヌグリークが含まれた「TB-1」というサプリメントです。トンカットアリとフェヌグリークは、どちらもテストステロンブースターとしての効果が科学的に注目されており、ビタミンDと組み合わせることで、テストステロンレベルの向上をより実感しやすくなる可能性があります。

現代の忙しいライフスタイルにおいて、必要な栄養素を効率的に補給し、男性ホルモンのバランスを整えるために、サプリメントは強力なサポーターとなります。特に、ビタミンDとテストステロンブースターの組み合わせは、テストステロン不足による悩みを抱える方にとって有益な選択肢といえるでしょう。 

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まとめ

ビタミンDは、男性のテストステロン生成を促進する点で非常に重要な栄養素です。また、骨の健康、免疫機能、心血管系、筋肉の強化、精神的な安定など、全身の健康に多面的な影響を及ぼす重要な栄養素です。不足することで、テストステロン低下、筋力低下、さらには気分障害など、さまざまな健康リスクが高まることが明らかになっています。特に日本人男性は、日光浴不足、日常の食事の変化などの要因からビタミンDが不足しやすい現状にあります。

この記事では、ビタミンDがテストステロンや全身の健康に与える影響について詳しく解説し、特に日本人は日光浴不足であるため、サプリメントによる効率的な摂取方法を提案しました。テストステロンブースター(TB-1)サプリを日常生活に取り入れることで、男性ホルモンの最適なレベルを維持し、エネルギーに満ちた健康的な生活を送る基盤を築くことができます。

 

筆者:元神 賢太
青山セレスクリニック/船橋中央クリニック院長/医療法人社団セレス理事長。1999年慶応義塾大学医学部卒。外科専門医(日本外科学会認定)。美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。美容外科医師会理事。美容外科医・包茎治療・ペニス治療として20年以上のキャリアがある。リパス、リパスGの命名者であり、日本の第一人者。テストステロンブースターサプリ「TB-1」の開発者。男性向けの性講座Youtube「元神チャンネル」は好評を博している。また、男性更年期障害(LOH症候群)の改善をライフワークとしている。

※リパス、リパスG、TB-1は医療法人社団セレスの商標登録です。

【関連項目】

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