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銭湯・トイレでコンジローマ・ヘルペスは移る?徹底解説

更新日:2025/10/07

公開日:2025/10/07

私は包茎手術や性感染症など男性のペニス治療を専門とする美容外科医として、日々多くのご相談を受けています。中でも患者さんからよく聞かれるのが、尖圭コンジローマ(せんけいコンジローマ)や性器ヘルペスといった性病は、銭湯や公衆トイレのような場所で 性行為をしなくても感染することがあるのか?」という疑問です。

確かに、不特定多数の人が利用する銭湯や温泉、トイレでは「何か病気をうつされるのでは?」と不安になる気持ちも理解できます。特に性病(性感染症)は性行為によってうつるものというイメージがありますが、本当にお風呂やトイレの利用だけでコンジローマやヘルペスに感染してしまう可能性はあるのでしょうか?

本記事では、専門医の立場からこの疑問に徹底回答します。海外の医学文献や研究結果も踏まえ、銭湯・トイレでの尖圭コンジローマと性器ヘルペスの感染リスクと、その予防策についてわかりやすく解説します。

尖圭コンジローマとは?その症状と原因

まずは尖圭コンジローマについて簡単におさらいしておきましょう。尖圭コンジローマとは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によって起こる代表的な性感染症(性病)の一つです。男性の場合は主に陰茎や陰嚢、肛門周囲などの皮膚や粘膜に、小さなイボ状のブツブツ(疣贅〔ゆうぜい〕)が多数あらわれるのが特徴です。

最初は米粒大の小さなイボでも、放置すると数が増えたり大きくなったりしてカリフラワー状になることもあります。その見た目から精神的なストレスを感じる方も多い病気です。

尖圭コンジローマの原因ウイルスであるHPVは100種類以上の型がありますが、性器のイボの原因となるのは主に低リスク型と呼ばれる6型や11型です。これらは感染力が強く、一度感染すると数週間から数か月の潜伏期間を経てイボが出現します。症状が軽いと自分では気づかない場合もありますが、その間にもパートナーにウイルスを移してしまう可能性があります。

感染経路は通常、性的な皮膚粘膜の接触(いわゆるセックスやオーラルセックス、アナルセックスなど)です。HPVは皮膚や粘膜が直接触れ合うことで感染が起こりうるため、コンドームで性器を覆っていても完全には防ぎきれません。またHPVは潜伏期間が長めなこともあり、「自分は性行為で心当たりがないのに発症した」というケースでは、過去の見えない感染が潜んでいた可能性もあります。

▶️ 合わせて読みたい記事:コンジローマに性行為をしてないのに感染するか?

性器ヘルペスとは?その症状と原因

次にもう一つのテーマである性器ヘルペスについて説明します。性器ヘルペスはヘルペスウイルス(単純ヘルペスウイルス:HSV)による感染症で、性器やその周辺に痛みを伴う水ぶくれや潰瘍ができる病気です。HSVには1型(HSV-1)と2型(HSV-2)があり、以前は「HSV-1は口唇ヘルペス、HSV-2が性器ヘルペス」とされてきました。しかし近年ではオーラルセックスなどによりHSV-1が性器に感染するケースも増え、新規の性器ヘルペスの約半数はHSV-1が原因との報告もあります。

性器ヘルペスの症状としては、感染後2~10日の潜伏期を経て性器や臀部にかゆみ・痛みを伴う小さな水ぶくれが群生し、それが破れて潰瘍になります。一度感染するとウイルスが神経節に潜伏し、ストレスや疲労で免疫が低下したときに再発することがあります。初感染時は発熱やリンパ節の腫れを伴うこともあり、再発時より症状が重くなる傾向があります。

感染経路は主に性的接触によるウイルスの直接伝播です。具体的には性行為(膣性交・肛門性交・オーラルセックス)やキス、感染部位との皮膚接触によって粘膜や皮膚の小さな傷からウイルスが侵入します。口唇ヘルペスを持つ人とのオーラルセックスで性器ヘルペスに感染することもあれば、その逆に性器ヘルペスの人との接触で口唇に感染する場合もあります。

特徴的なのは、症状が出ていなくてもウイルスを排出している場合があり、見た目に異常がなくても他者にうつす可能性があることです。以上が両疾患の基本情報ですが、どちらも「性感染症」=本来は性行為による直接接触が主な感染ルートという点は共通しています。

それでは、本題である銭湯やトイレなど性行為とは無関係な場所で、これらのウイルスに感染することがあり得るのかを見ていきましょう。

銭湯・温泉でコンジローマやヘルペスに感染する可能性は?

日常生活で思い当たる場面としてまず挙げられるのが、銭湯や温泉などの公衆浴場です。裸で同じ湯船に浸かったり、お風呂の椅子(バスチェア)や洗面器を共有したりする状況で、「性病がうつらないか心配…」と感じる方もいるでしょう。結論から言えば、公衆浴場で尖圭コンジローマ(HPV)や性器ヘルペスに感染するリスクは極めて低いと考えられています。ただし、「極めて低い=絶対にゼロ」ではありません。

ここでは、公衆浴場での各ウイルスの理論上の感染リスクと科学的研究結果を踏まえて解説します。

温泉や銭湯での尖圭コンジローマ(HPV)感染リスク

尖圭コンジローマの原因ウイルスであるHPVは環境中で比較的安定なウイルスです。他の多くのウイルスと違い、エンベロープ(脂質膜)を持たない構造のため、乾燥や熱にも強く、物の表面で数日間生き残ることもできると報告されています。実際、HPVは湿度が高く温かい環境下では感染力を維持したまま表面に数日間残存し得るとの研究もあります。

ある研究では「HPV16型は湿った表面で7日間感染性を保った」とされ、水を介した感染も完全には否定できないと示唆されています。とはいえ、それはあくまで実験室や特殊な条件下での話です。実際の銭湯や温泉でHPVに感染するケースはごく稀であり、多くの専門家は「性行為なしでの感染は理論上考えられるが非常に珍しい」と見解を述べています。

現時点で公衆浴場でのHPV感染が科学的に確立した事実ではないことも押さえておきましょう。それでも不安に感じる方のために、公衆浴場で指摘されているわずかながらの感染リスクについて具体的に説明します。可能性が指摘される経路の一つは、共有の風呂椅子(バスチェア)や洗い場の床です。

例えば、HPV感染者の陰部が触れた椅子の表面にウイルスが付着し、その直後に別の人が同じ箇所に座ると、ウイルスが皮膚に移る可能性は理論上否定できません。特に肌に小さな傷(微小な傷や擦り傷)があると、そこからウイルスが侵入して感染が成立する条件が整ってしまいます。HPVは表皮の奥の基底層細胞に感染するため、皮膚に目に見えない傷がありウイルスと密着する状況であれば、直接的な性行為でなくとも感染し得ると考えられています。

実際、医学文献でも「温泉施設や銭湯の共有バスチェアからHPV感染した可能性」が示唆される事例報告が存在します。幸いこれらは非常に稀なケースですが、「絶対にあり得ない」とも言い切れない点に注意が必要です。特に日本のように不特定多数が利用する大きなお風呂文化がある国では、一部の海外研究者から公衆浴場やプールでのHPV環境伝播について提起されることがあります。

しかし、大事なのはウイルスが環境中で生きていても、それが人に感染するかは別問題だということです。HPVはたとえ椅子や床に付着しても、時間の経過や乾燥により感染力がどんどん低下します。感染成立には一定以上のウイルス量とタイミングが必要で、現実には「感染者が座った直後、まだ湿ってウイルス量が多いうちに、次の人が同じ箇所に座って皮膚接触する」といったごく限られた状況でないと感染は起きにくいとされています。

参照元: pmc.ncbi.nlm.nih.govSusceptibility of high-risk human papillomavirus type 16 to clinical disinfectants

温泉や銭湯での性器ヘルペス感染リスク

では性器ヘルペス(HSV)はどうでしょうか。結論から言えば、公衆浴場で性器ヘルペスに感染する可能性はほぼゼロと考えて良いでしょう。ヘルペスウイルスはHPVとは対照的にエンベロープ(膜)を持つウイルスであり、環境中では非常に壊れやすく、寿命が短い性質があります。水や石鹸、熱にも弱く、乾燥した環境では長く生存できません。

一部の研究で「HSV-1(主に口唇ヘルペスのウイルス)はプラスチック表面上で最長2時間生存した」との報告はあります。しかし、それは直にウイルスを塗布した実験的状況での話です。現実の銭湯でウイルス粒子が体外に出たとしても、お湯に薄まり石鹸で洗い流され、長時間は生き残れないでしょう。

また、仮に湯船にヘルペスウイルスが存在しても、通常の温泉やお風呂の温度(40℃前後)ではウイルスは活性を失いやすく、塩素消毒などが行われていればなおさら感染力は低下します。何より性器ヘルペスの場合、ウイルスが環境中に出る機会自体が少ないのです。ヘルペスウイルスは主に水ぶくれの中の液体や粘膜分泌液に存在します。

銭湯で他人に感染させるには、例えばヘルペスの潰瘍面が直接風呂椅子や浴槽の縁に触れてウイルスが付着し、すぐ次の人が同じ場所に粘膜を接触させる―そんな偶然が重ならない限り、感染は起こり得ません。また尿や汗にはヘルペスウイルスは含まれないため、お湯の中に混じる経路も通常はありません。米国CDC(疾病対策センター)も「ヘルペスはプールやお風呂の水から感染することはありません」と明言しています。

以上より、公衆浴場で性器ヘルペスに感染する心配はほとんど不要です。実際、「お風呂でヘルペスに感染した」と確認されたケース報告は一例もないとも言われています。安心して湯船に浸かっていただいて大丈夫ですが、後述するように基本的な衛生対策は行うに越したことはありません。

公衆トイレ(便座)でコンジローマやヘルペスに感染する可能性は?

続いて、多くの人が気になる公衆トイレの便座について考えてみましょう。見知らぬ人も使う公共トイレでは、便座に直接肌が触れることになるため、「性病ウイルスが付いていたらどうしよう」と不安になりますよね。こちらも結論から言えば、トイレの便座から尖圭コンジローマ(HPV)や性器ヘルペスに感染するリスクは非常に低いとされています。ただし、これも「極めて低いがゼロではない」という点で、公衆浴場の場合と似ています。

以下に、海外の研究結果などを交えつつ詳細を見ていきます。

トイレ便座での尖圭コンジローマ(HPV)感染リスク

HPVによる尖圭コンジローマについて、公衆トイレでの感染可能性を調べた興味深い研究があります。2025年に発表された中国の研究では、公共の女性トイレから環境サンプルを集めてHPVのDNAを検出しています。その結果、調査したサンプル360件中24.2%でHPVが検出され、中でも和式トイレの便器(しゃがみこむタイプ)からは53.3%という高い陽性率が報告。

検出されたHPVの型はハイリスク(発がん性)タイプが多く、ウイルス量が多いサンプルでは最大7時間以上もウイルスが環境中に残存し得るとも述べられています。この結果だけ聞くと「半分の和式便所にHPVが!?」と驚いてしまうかもしれません。しかし、ここで冷静に考えていただきたいのは、「HPVのDNAが検出された=感染する」とは限らないということです。

DNA検出は「その場にウイルスの痕跡があった」ことを示しますが、それが感染力のあるウイルス粒子かどうかは別問題です。たとえウイルスが存在しても、時間経過や清掃で活性ウイルス量は減っている可能性がありますし、何より便座に付着したウイルスが皮膚を通じて体内に侵入するにはハードルが高いのです。実際、過去の研究では「清潔な国のリゾート施設のトイレの床や便座からHPVは検出されなかった」との報告もあります。

1996年の北欧(スカンジナビア)での調査では、高い衛生水準の環境下では床や便座からHPVが見つからず、トイレ経由での感染は考えにくいと結論づけられました。国や施設の衛生管理の違いも影響すると考えられ、一概に「トイレは危険」とも「安全」とも言えませんが、少なくとも通常清潔に保たれたトイレ便座からコンジローマに感染するのは極めてまれと言えます。専門家の間でも、「HPVの物を介した感染は証拠が乏しい」という点では概ね一致しています。

米国の医療情報サイトでも「トイレ便座からHPVがうつるという確実な証拠はなく、研究でもそのリスクは支持されていない」と明言されています。つまり、HPVは基本的に皮膚と皮膚の直接接触で伝播し、物を介して人にうつるケース(例えば便座経由)は非常に特殊であるというのが現在の科学的見解です。

参照元: bmcpublichealth.biomedcentral.com

トイレ便座での性器ヘルペス感染リスク

次に性器ヘルペス(HSV)ですが、こちらはさらに安心材料が揃っています。結論として、性器ヘルペスはトイレの便座から感染しないと断言して良いでしょう。米国CDC(疾病対策センター)はその公式ファクトシートの中で、「トイレの便座、寝具、プール、水泳、食器、石鹸、タオルといった物からヘルペスに感染することはありません」と明言しています。実際CDCは「You will not get herpes from toilet seats(トイレの便座からヘルペスに感染することはない)」と断定的な表現を用いており、この点に関しては専門家の見解も一致しています。

「性器ヘルペスがトイレで感染したという記録は一切ない」とも言われており、心配しすぎないようにしましょう。なぜヘルペスは便座から感染しないと言い切れるのでしょうか?いくつか理由があります。

  • ウイルスの脆弱性: 先述の通りヘルペスウイルスは環境に弱く、仮に便座表面に付着しても短時間で感染力を失います。とくに日本の多くのトイレには温水洗浄便座などもあり、便座表面が湿潤でウイルスが長時間生き残る環境ではないことが多いです。

  • ウイルスが付着しにくい: ヘルペスウイルスは主に患部の直接接触で広がるため、感染者の皮膚や粘膜が便座に直接じかに触れてウイルスを残す機会が少ないです。加えて、前述のように尿や便にはヘルペスウイルスは含まれません。つまり、普通に用を足すだけではウイルスは外界に出ず、便座に付く心配がないのです。

  • 物理的条件: たとえ誰かが便座にヘルペスウイルスを残したとしても、それが次に座った人の性器や太ももの皮膚から体内に侵入する可能性は非常に低いと考えられます。肌はバリアが強く、よほどすり傷などがない限りウイルスが付着してもすぐ感染はしません。また多くの人は肌が直接便座に長時間触れないよう注意しますし、衣服やトイレットペーパーで接触を防ぐ人もいるでしょう。

以上の理由から、公衆トイレの便座経由で性器ヘルペスに感染する心配は不要です。実際、海外の医療情報でも「ヘルペスウイルスが物に触れて他人にうつる(フォーム感染)は基本的に起こらない」とされています。不安な方はトイレットペーパーを敷く、除菌シートで拭くなどしても良いですが、少なくともヘルペスに関して言えば「便座からはまず感染しない」と覚えておいてください。

公衆浴場やトイレで感染しないための予防策

ここまでの説明で、銭湯やトイレでの尖圭コンジローマ(HPV)および性器ヘルペス感染の可能性は非常に低いことがお分かりいただけたかと思います。しかし「低い」とはいえゼロではありませんし、なにより性病に対する正しい予防意識を持つことは大切です。最後に、公衆浴場やトイレを利用する際にできる現実的な予防策をまとめます。日常のちょっとした工夫で、不安をさらに軽減しましょう。

湯船に入る前後のシャワーと石鹸洗浄

 銭湯や温泉では、入浴前にシャワーで体を流し石鹸で清潔にするのがマナーです。この習慣は同時にウイルス除去にも有効です。入浴後もウイルスを洗い流すためによくシャワーを浴びましょう。HPVは石鹸やボディソープで洗えば大幅に減少します。肌を清潔に保つことが第一の予防と言えます。

共有物の清掃

公衆浴場で共用の風呂椅子や洗面器を使う場合は、使う前にお湯と石鹸でしっかり洗い流す習慣をつけましょう。多くの銭湯ではシャワーが各所にありますから、さっと熱めのお湯をかけ流すだけでも効果があります。可能であれば石鹸を泡立てて座面をこすり洗いすれば、表面に付着したウイルスや菌をかなり除去できます。それでも心配な場合は清潔なタオルを椅子に敷いてから座るのも良い対策です。

タオルや衣類の共用を避ける

家族や友人同士でも、タオルや下着の使い回しは避けるのが基本です。特にHPVやHSVに限らず、皮膚接触で感染する可能性のあるものはタオルからうつる場合があります。公衆浴場でレンタルタオルや共用タオルがある場合、きちんと業務用洗濯機で高温洗浄・消毒されていればウイルスはほぼ除去されています。

手洗いの徹底

公衆トイレを使った後や、不特定多数が触れる物に触れた後は石鹸で手をよく洗う習慣をつけましょう。手指を介してウイルスが別の部位に自己感染(オート接種)するケースもあります。例えばHPVは手や爪の下に残りやすく、トイレで付着したウイルスがそのままではなく手を介して自分の性器に触れることで感染する可能性も理論上はあります。またヘルペスも患部に触れた手で目をこするなどすると眼ヘルペスになることもあるため、手洗いはあらゆる感染予防の基本です。

HPVワクチン接種

尖圭コンジローマの原因であるHPVに対しては、ワクチン(HPVワクチン、ガーダシルなど)の接種が最も有効な予防策です。日本でも近年は男性への接種も認められています。ワクチンを接種すれば、公衆浴場やトイレで万一HPVに触れてしまっても感染を防げる可能性が高まります。実際、HPVワクチンは6型・11型(コンジローマの主因)だけでなく高リスク型も含め予防できるため、男性にとっても接種のメリットは大きいとされています。性行為による感染予防にもなりますので、ぜひ前向きに検討してください。

安全な性行為の習慣

性病予防の基本になりますが、コンドームの使用や不特定多数との性的接触を避けることは尖圭コンジローマや性器ヘルペスを含むあらゆる性感染症予防の王道です。公衆浴場やトイレの心配以上に、実際には性的接触で感染するリスクの方が圧倒的に高いことを忘れないでください。目に見えないウイルス相手だからこそ、「うつらない工夫」を日常生活でも続けることが重要です。

まとめ

銭湯やトイレで尖圭コンジローマや性器ヘルペスに感染する可能性について、現在の医学知識に基づき解説しました。結論として、これらの性病が公衆浴場やトイレの利用のみで感染するリスクは非常に低く、一般的には心配しすぎる必要はありません。尖圭コンジローマの原因ウイルスHPVは環境中で一定期間生存し得るため理論上は可能性がありますが、実際の感染例は稀であり、多くの専門家も「主要な感染経路はあくまで性的接触」との見解です。性器ヘルペスに至っては環境での生存力が低く、「トイレやお風呂で感染した」という記録は確認されていません。

 

とはいえ、「低リスク=理論上ゼロリスク」ではないことも事実です。特にHPVに関しては近年の研究で公衆トイレからのウイルス検出報告もあり、理論上は環境を介した間接感染も否定できないことが示唆されています。大切なのは正しい知識に基づいて過度に恐れず、しかし油断もせず、できる範囲の予防策を講じることです。

 

この記事で紹介したような簡単な衛生対策を心がければ、銭湯やトイレを清潔に安心して利用できるでしょう。最後に、万が一「あれ、おかしいな?」と思う症状(陰部のイボや水ぶくれ等)に気づいた場合は、恥ずかしがらず早めに医療機関を受診してください。早期発見・早期治療が、その後の再発予防にもつながります。

 

筆者:元神 賢太
青山セレスクリニック/船橋中央クリニック院長/医療法人社団セレス理事長。
1999年慶応義塾大学医学部卒。
外科専門医(日本外科学会認定)。
美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。
美容外科医師会理事。
美容外科医・包茎治療・ペニス治療として20年以上のキャリアがある。リパス、リパスGの命名者であり、日本の第一人者。テストステロンブースターサプリ「TB-1」の開発者。
男性向けの性講座Youtube「元神チャンネル」は好評を博している。また、男性更年期障害(LOH症候群)の改善をライフワークとしている。

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