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切らない長茎術は元に戻るのか?持続期間は?

更新日:2025/07/15

公開日:2025/07/01

ペニスを長く見せる「長茎術」(陰茎延長手術)は、短いペニスに悩む多くの男性にとって興味のある治療法でしょう。しかし最近話題の「切らない長茎術」(メスを使わずに行う長茎手術)については、「本当に効果があるのか?」「長茎手術を受けても結局元に戻るのでは?」と不安の声も聞かれます。実際、インターネット上には「長茎術は意味がない」「長茎手術で失敗した」といったネガティブな意見も見受けられ、長茎術自体の持続性に疑問を感じる方もいるでしょう。

本記事では、ペニス治療において20年医以上の実績がある美容外科専門医である元神賢太医師(青山セレスクリニック・船橋中央クリニック院長)の立場から、切らない長茎手術の仕組みとその持続期間について分かりやすく解説します。

そして従来の方法の限界を踏まえ、長期間効果が持続する長茎術として筆者が推奨する「バック筋膜を用いた長茎手術」の優れた効果について紹介します。最後に、患者様の満足度向上のポイントやクリニック選びの注意点についても述べますので、ぜひ参考にしてください。

長茎術(長茎手術)とは何か?

まず、長茎術(陰茎延長手術)とはどのような手術なのでしょうか。ペニスには外部に露出している部分と、恥骨周辺の皮下に埋もれている部分があります。寒さでペニスが縮むと短く見えるのは、本来体内に隠れている陰茎の根元部分が引き込まれてしまうためです。

一方で、ペニスを思い切り下方向(足の方向)に引っ張ると、隠れていた部分が露出してペニスが伸びるのを実感できるでしょう。長茎手術は、この「埋もれていた部分」を体外に引き出し、露出した長さを維持させるための手術です。具体的には、陰茎を恥骨に固定している靭帯(じんたい)や周囲組織を処理することで、陰茎の埋没を矯正し、見かけの長さを増すことを目的とします。

長茎術には大きく分けて切る長茎手術(メスで切開を伴う方法)と切らない長茎術(メスを使わない方法)の2種類があります。切る長茎手術では恥骨部を小切開して靭帯を直接処理・固定したり、場合によっては恥骨周囲の脂肪吸引を行うことで埋没陰茎を改善します。

一方、切らない長茎術は文字通り皮膚を切開せずに行う手術で、主に医療用の糸を用いてペニスを長く見せる施術です。メスを使わないぶん手軽で傷跡もほとんど残らないメリットがありますが、その効果や持続期間については慎重に見極める必要があります。

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切らない長茎術の問題点:元に戻るって本当?

ペニスを支える靭帯と「切らない手術」の仕組み

ペニスを恥骨に固定して支えている靭帯には、実は2種類あります。ひとつは浅い皮下に広がる陰茎ワナ靭帯、もうひとつは恥骨の深い部分で陰茎を支える陰茎提靭帯です。簡単にいえば、陰茎ワナ靭帯はペニスの表面近くをハンモックのように支える薄い靭帯で、陰茎提靭帯はペニスを恥骨につなぎ留めている深部の太い靭帯です。通常の長茎手術(切開を伴う方法)では、最終的な目的は深部にある陰茎提靭帯を適切に処理して、埋もれている陰茎を引き出し固定することにあります。

▲陰茎を支える靭帯の構造模式図。恥骨に近い深部でペニスを固定するのが陰茎提靭帯、浅い部分で広く支えているのが陰茎ワナ靭帯。切らない長茎術では深部の靭帯まで直接処置できない。

では「切らない長茎術」はどのように行うのでしょうか?切らない方法では皮膚をメスで切開せず、代わりに太い針を皮下に刺して靭帯を引っ掛け、糸で固定する手術が一般的です。いわば体内に埋もれたペニスを、糸で皮下組織に縫い留めて引き出すイメージです。

しかし、この方法には大きな問題点があります。第一に、目視で確認できない深部の靭帯を針で“手探り”で引っ掛けるのは非常に難しく、リスクも伴うことです。安全面を考慮すると深い場所にある陰茎提靭帯まで針を到達させるのは困難であるため、実際には浅い部分にある陰茎ワナ靭帯だけをすくい上げて固定するケースがほとんどになります。

ところが、この陰茎ワナ靭帯は非常に柔らかく伸縮しやすい組織です。浅い靭帯のみを固定してもペニスをしっかり支える力が弱く、時間の経過とともに靭帯自体が伸びたり、糸が緩んだりして元の状態に戻ってしまいます。ではm実際の「糸で結ぶだけ」の切らない長茎手術の持続期間はどのくらいなのでしょうか。

切らない長茎術の持続期間はわずか?効果が続かない理由

切らない長茎術を受けた場合、その効果の持続期間は残念ながら、極めて短いと考えられます。施術直後こそ糸で皮下組織が引っ張られているため一時的にペニスが長くなったように見えますが、その状態は長く続きません。

筆者が他院のこの手術を受けた多くの患者からその経過について聞いてきましたが、早ければ1〜2ヶ月程度でペニスの長さは元に戻ってしまうことが多いようです。クリニックによっては術後すぐのビフォーアフター写真を見せて効果があるように宣伝していますが、それは一時的に皮下組織を引き出しているだけに過ぎず、数ヶ月も経てば元通りになってしまうのが現実です。実際、ある研究調査においてもも「一時的な効果は見込まれるが、結果的に元に戻るため根本的な治療ではない」と明言されています。

切らない長茎術の効果が維持できない最大の理由は、本来処理すべき深部の陰茎提靭帯にアプローチできていないことにあります。浅い陰茎ワナ靭帯のみを固定する方法では、長期的にペニスを引き出して支えることができません。靭帯が柔らかく脆いため少しずつ伸びて緩み、せいぜい施術後数ヶ月で埋もれた状態に逆戻りしてしまうのです。

結果として患者様は「手術を受けたのに効果がなかった」「長茎手術は失敗だった」と感じてしまうでしょう。以上のように、切らない長茎術は効果が一時的で持続性に乏しく、実際には意味がない(元に戻ってしまう)ケースがほとんどと言えます。

切らない方法の主な問題点まとめ

  • 効果が弱く持続しない
    浅い靭帯のみの固定ではペニスの長さを維持できず、短期間で元に戻る。

  • 深部靭帯にアプローチ不可
    メスを使わない施術では重要な陰茎提靭帯を直接処理できず、根本的な解決にならない。

  • 安全性・確実性の不安
    針による盲目的な施術はリスクが伴い、確実性が低い。(深部まで針を刺してもうまく靭帯を引っ掛けられない場合が多い)

  • 結局“失敗”に終わる可能性
    長期の効果が出せないため、患者の満足度は低く「長茎手術しても意味がなかった」と後悔する結果になりやすい。

以上の理由から、筆者としては切らない長茎手術はまったくおすすめできません。効果がほとんどなく、時間と費用を無駄にしてしまう恐れが高いためです。「メスを入れないでペニスを長くする」という宣伝文句は魅力的に聞こえるかもしれませんが、安易に飛びつくべきではありません。

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バック筋膜を用いた「切る長茎手術」の効果と持続性

深部の靭帯+バック筋膜で確実にペニスを固定

それでは、長茎術で確実な効果と持続期間を得るにはどうすれば良いのでしょうか?ポイントはやはりペニスを支える深部の構造を正しく処理し、しっかり固定することです。筆者が推奨するのは、陰茎提靭帯の固定に加えて「バック筋膜」を活用した長茎術です。バック筋膜とは陰茎の奥深くで陰茎海綿体の周囲を覆っている強靭な筋膜組織のことで、ペニス本体の一部と言ってよい構造です。手術では恥骨寄りの位置のバック筋膜を皮下組織(浅筋筋膜)に縫い付けて固定します。

簡単に言えば、伸展性の少ない強い筋膜を新たな支持構造として利用し、ペニスを前方に引っ張り出して固定する方法です。陰茎提靭帯そのものを処理することはもちろん重要ですが、肥満などで提靭帯が劣化している場合でもバック筋膜を代替支持組織として用いることで、確実に陰茎を延長固定できるのです。

バック筋膜は陰茎の深い部分に存在し、その周囲には血管や神経も走行しています。したがって、この組織を扱うには熟練した技術が必要ですが、裏を返せば切開を伴う手術でなければ触れることのできない場所でもあります。言い換えれば、切らない長茎術ではバック筋膜を利用した固定は不可能であり、十分な延長効果を得ることはできません。

筆者の術式では必要に応じてこのバック筋膜をしっかりと縫合固定しますが、外側から針を刺すだけの方法でこの深部の筋膜を捉えることは不可能です。やはり確実に長茎術の効果を出すには、適切な切開と直接的な処置が欠かせません。

長期にわたる持続効果と患者満足度

バック筋膜を用いた長茎術で得られる効果の持続期間は非常に長く、半永久的ともいえるものです。元々体内でペニスを支えている頑丈な組織を新たな固定に利用するため、術後に靭帯が緩んで元に戻ってしまうような心配はありません。適切な位置に強固な筋膜を固定しますので、手術後もペニスの長さが長期間にわたって維持されるのです。

筆者の経験では、バック筋膜法で延長したペニスが数ヶ月で元に戻ってしまったといったケースはなく、多くの患者様が術後も安定した効果に満足されています。実際、当クリニックの症例写真(下記のビフォーアフター)でも術前と術後で明らかな陰茎の露出長増加が確認でき、時間の経過後も良好な結果が維持されています。

もちろん、最大限の効果を引き出し長期的な持続性を担保するには高度な手術スキルと正確な解剖学的知識が必要です。例えば、バック筋膜を固定する位置が浅すぎると勃起時の長さに影響する可能性があるため、できるだけ深部から筋膜を取り出し、ペニスの付け根近くの適切な位置に縫合することが重要です。

このような繊細な手技は経験豊富な専門医でなければ難しいでしょう。しかし裏を返せば、信頼できる医師が適切に手術を行えば長茎術は非常に効果的で、長年にわたりその効果が続く優れた手術であるとも言えます。

↑筆者が行うバック筋膜を用いた長茎術の治療前後の写真

バック筋膜を用いた長茎術のメリットまとめ:

  • 長期的な効果維持
    強靭な筋膜を固定に利用するため、ペニスの延長効果が長期間持続し元に戻らない。

  • 確実な延長効果
    深部の陰茎提靭帯およびバック筋膜を直接処理・固定することで、一時的ではない確実な長さの延長が得られる。

  • 患者満足度が高い
    適切な手術により「思ったより伸びなかった」「すぐ元に戻った」といった失敗がなく、術後の満足度が高い(当院でも多くの患者様が結果に満足)。

  • 専門医による安全な施術
    解剖を熟知した医師が行うことで神経・血管への配慮も万全に、合併症リスクを抑えながら根本的な治療が可能。

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まとめ

「切らない長茎術は元に戻るのか?持続期間はどれくらいか?」という疑問に対して、本記事ではその答えを説明しました。結論として、切らない長茎術の効果は一時的であり、残念ながら数ヶ月程度で元の状態に戻ってしまうケースがほとんどです。

 

メスを使わない手軽さから興味を惹かれるかもしれませんが、根本的な解決策にはなり得ません。一方で、適切な方法と高い技術による長茎手術(長茎術)であれば、ペニスを安全に延長し長期間にわたってその効果を維持することが可能です。特に筆者が行うバック筋膜を用いた長茎術は、従来の問題点を克服し高い有効性を発揮する手術法として自信を持っておすすめできます。

 

長茎術で失敗し後悔しないためには、経験豊富な専門医に相談し、納得いく説明を受けた上で手術を受けることが大切です。価格や手軽さだけに惑わされず、信頼できるクリニック・医師を慎重に選んでください。正しい知識を持った上で適切な長茎手術を受ければ、きっと満足のいく結果が得られるはずです。私のクリニックではカウンセリングからアフターケアまで一貫して私が対応しておりますので、興味のある方はお気軽にご相談ください。あなたの悩み解決の一助となれば幸いです。

 

筆者:元神 賢太
青山セレスクリニック/船橋中央クリニック院長/医療法人社団セレス理事長。
1999年慶応義塾大学医学部卒。
外科専門医(日本外科学会認定)。
美容外科専門医(日本美容外科学会認定)。
美容外科医師会理事。
美容外科医・包茎治療・ペニス治療として20年以上のキャリアがある。リパス、リパスGの命名者であり、日本の第一人者。
男性向けの性講座Youtube「元神チャンネル」は好評を博している。また、男性更年期障害(LOH症候群)の改善をライフワークとしている。

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  • 平成11年3月 慶應義塾大学医学部卒
  • 平成11年4月 慶應義塾大学病院勤務
  • 平成15年12月 船橋中央クリニック院長
  • 平成25年1月 青山セレスクリニック 治療責任者
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